就活生の10月の動き方とは?

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タイトルを見て不思議に思ったことでしょう。
なぜ、就職活動開始時期が繰り下げになったのにも関わらず早く動くのでしょうか。

以前から議論のあった大学生は学業を優先すべきといった政府要請に、経団連が応えるかたちで就職活動時期の繰り下げが決定しました。現在、学部4年生は12月から採用情報や説明会情報が解禁されていますが、2016年卒業予定者は学部3年の3月からの解禁、採用選考開始は4年生の8月からのスタートとなる見込みです。しかし、繰り下げは政府が決定したことであり、学生による就職対策活動開始はいつでもよいのです。そして、なるべく早く動くべきだと思います。なぜなら、例年より活動時期が3ヵ月も短くなっていることに加え、内定者の6割が早く動き出しているからです。

そこで、就活生の10月の動き方の全てをご紹介します。基本的なものばかりですが、非常に重要なのでぜひ実践してみて下さい。

 就活はいつから始めるべきなのか

早速ですが、就職活動の一連の動きについてお話します。

就職活動開始時期は企業の採用広報が解禁となった12月が最も多く、全体の3割強(33.1%)でありました。ただし、12月以降に就職活動を開始した就活生が多数派かというとそうではなく、11月以前に活動開始していた就活生が全体の6割弱(58.6%)を占めていました。この就職活動開始時期を、4月末〜5月頭の時点で「内定を所有していた就活生」と「所有していなかった就活生」とで比較したところ、内定所有者は早期、特に夏に就職活動を開始していた就活生が多いという傾向がみられ、5月〜8月はそれぞれ1割程度が就職活動を開始していました。一方、内定未所有者では5月〜8月に就職活動を開始した就活生はそれぞれ5%未満に留まり、4割強の就活生が12月に就職活動を開始していました。

ということは内定の確率を上げるには、10月は動くべき期間なのです。

解禁前にすべきこと

解禁前にでも就活生は動けると説明しましたが、実際どのように動けばよいのかを説明していきます。

就職活動の各活動において、就活生がそれぞれ最も力を入れた時期は、インターンシップ選考は7月、参加は8月〜9月に力を入れていることが多かったです。

「講座への参加」

「企業エントリー」

「合同説明会への参加」

「企業主催セミナーへの参加」

「個別企業説明会の参加」

上記は全て、12月に力を入れたという就活生が最も多いという結果になりました。昨年の2012年度卒学生の動きと比較すると、応募フェーズに関しては活動のピークが12月に集中していた様子が伺えます。次いで選考フェーズでは、エントリーシートは1月〜2月、筆記試験は2月〜3月、そして面接は3月〜4月以降に力を入れていた学生が多かったです。この(選考)フェーズに関しては、ピーク時は昨年とほぼ同時期であったようです。

こうして見ると、12月以降は企業セミナーや説明会等が重なり、相当忙しかったのではないでしょうか。選考本格シーズンに備えて、情報収集や選考対策など、10月でもインターンシップやセミナーに参加することができるので、とにかく早め早めの準備が大事なのです。

 インターンシップに参加するメリット

早め早めの行動が大事だが、インターンに参加することによって就活にどう影響してくるのか。
インターンを実施する企業、特に外資系企業の中にはサマーインターンに参加したメンバーの中から、早期に内定を出す企業があります。そこで、重要なポイントの部分をピックアップしてみました。

①選考に直結する。

インターンに参加したことで直接内定がもらえなくとも、その後の選考プロセスでインターン非参加者より有利に働くことがあります。当インターンシップは選考には一切関係ありません」という文章を見ている方も多いかもしれませんがしかし、企業が莫大なお金と労力をかけてインターンシップを開催している以上、選考に関係ないわけがありません

実際、インターネット系某企業のインターンに参加した方が、その後の選考プロセスにおいて一次面接が免除され、二次面接からのスタートになることもあります。またセッションの間、参加者は社員によってチェックされています。もし優秀だと評価されればその後の選考で有利になります。ですがその逆もまた然りなので注意しましょう。

②本選考に向けた実戦が積める

仮にインターンへ参加できなかったとします。その場合でも、選考を受けたことだけでも十分価値があるはずです。グループディスカッションやケース面接は実際の選考を受けることに勝る練習はありません。インターン選考では、グループディスカッションのフィードバックがある企業もあり、人事の方に直接フィードバックのような形で講評を聞くことができる機会もあります。なかなかそういった選考はあまり無いかもしれませんが、そうでなくても本番に備えた練習ができるといった意味でも受ける価値はあります。

どのようにアピールすれば選考に通るのか、さまざま面接を受けていく中で気付きが増えていき、それを後々振り返ることができれば次期選考へ向けて周りに差をつけることができるからです。

③仕事とのマッチングが分かる

各社インターンにおけるグループワークの内容は、入社してからの実際の業務に即した内容になっていることが多くなっています。例えば投資銀行は多岐に渡るビジネスを展開しており、いくつかの業界本に目を通したところできちんとしたイメージを形作るのは難しいと思います。それを実際に肌で感じてみることは、書籍で学ぶより何倍も価値があることです。

また、その仕事が面白いと思っても社員の方と合わない、あるいは参加メンバーと合わないと感じた場合、その企業・業界とうまくマッチングしていないのかもしれません。しかしそれが早い段階で分かることで、その後の就職活動に大きくプラスとなります。

自己認識を強める

早い段階から就職活動を始めている学生はかなり優秀な方が多いです。上記のインターンや説明会などで、そういった方々と横のつながりを持っておくことは就職活動だけでなく、今後の人生にも大いに役立つ貴重な財産になります。

さらに、そこで知り合えた意識の高い就活生と関わりを持つことで、自身のレベルが理解できます。自身を見つめ直すことでストロングポイントをより強化できますし、ウィークポイントを直すこともできます。より高い目標、レベルを目指すことで限界を作らないことが一番重要です。見つめ直し強化していき自分の武器を作る。このPDCAサイクルを早い段階から高スピードで継続的に回すことができれば間違いないでしょう。

自分の能力を受け入れることも大きな意義かと思います。これは早い段階から就職活動を始めていなければ経験することができません。

最後に

上記に書いたように内定者は早く動き出している傾向にあります。就職活動開始の解禁が先延ばしされ、例年より短い期間の中において結果を残すのは難しいかと思います。なので、解禁前にインターンや説明会に参加し対策をしておくと良いかと思います。そこでの経験が自分の力になり引き出しが増えるのではないでしょうか。

そして、今回の就活に関しては今年の就活生が初めての挑戦になるので、実際に企業の中に飛び込んだり話しを聞くのが一番だと思います。必ず皆さんにとって有益な情報が手に入るでしょう!

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