オフィス環境が仕事のモチベーションに影響する

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皆さんは志望する会社をどのように選んでいますか?「オフィスがなんかカッコよかったから・・・」なんて理由、実はアリなんです。オフィス環境が実際に人間の仕事のモチベーションに関係しているって、知っていましたか?

オフィス環境が仕事のモチベーションに影響する

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朝、通勤ラッシュでサラリーマンや学生だらけの満員電車に乗ってしまったら「今日も疲れるなあ」なんて、誰でもふと思ってしまいますよね。反対に、景色の綺麗なところにいれば「気持ちいいなあ」とゆったりした気持ちになります。

周りの環境が変わると、自分の気持ちが自然に変わっていると思いませんか?心理学には「環境心理学」という分野がある程、環境というのは人間にとって大切なものなのです。

では、働いているオフィスではどうでしょうか。気持ちの良い綺麗なオフィスだと、なんだかのびのびと仕事が出来そうですよね。

もちろんエンジニアにとってもオフィスの環境は大切です。現代の物作りの先頭に立っているエンジニアにはクリエイティビティ、つまり新しいアイディアを形にすることが求められています。閉鎖的で煩雑な環境でソースコードを書き続けては、せっかく浮かんだ小さなアイディアも周りの雑音にかき消されてしまいそう。これでは仕事の成果にも悪影響を及ぼしかねません。

近年、企業もこの事に着目し、社員の生産性と士気を高めようとオフィス環境に気を配る会社が増えてきています。

生産性を高めるオフィスには4種類の形があります。

1.ノンテリトリアルオフィス

人の机やキャビネット、設備などを割り当てず、従業員同士で共同に使用するオフィス形態。部門やプロジェクトのチームなどで座る席を決めるなど用途に合わせて設備を割り当てる場合もあります。

2.ユニバーサルプラン

組織変更や従業員の増減があっても、レイアウトを変更せずに人と情報(書類やPC)だけを移動して対応することができるレイアウトデザイン。机やネットワーク、電話回線などを変更する手間やコストを発生しないフレキシブルな環境で運用できます。

3.フリーアドレス

出社した従業員が必要に応じて空いている席を自由に使うオフィス形態。日本ではノンテリアルオフィスよりもなじみがあり、ノンテリトリアルオフィスと同義語として使われることもあります。

4.テレワーク

SOHOやモバイルオフィスなど情報通信技術を活用し、オフィスのような固定した場所や時間にとらわれずに仕事をするスタイル。

このようなオフィスを作ることが今、企業・社員どちらにも求められているのです。

オフィスの環境はリクルーティングにも貢献する

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では、リクルーティング(企業側の採用活動)において、オフィス環境を整えることにはどんな意味があるのでしょうか。

フリーアドレスやノンテリトリアルオフィスなどのオフィスの構築は、社員同士のコミュニケーションの活性化につながります。コミュニケーションが活発な企業は社内に一体感が生まれます。それによって企業が目指すビジョンやブランディング(ブランドイメージの構築)も社員に浸透しやすく、より実現しやすくなります。

近年の学生は協調性を重視する傾向にあり、希望する就職先にもコミュニケーションが活発で、周りに優秀な人材が居る企業を選ぶ新卒・求職者が増えています。新卒・求職者に魅力的に感じてもらえる企業作りにも、オフィス環境は貢献しています。

また、オフィスデザインによって、その企業の理念や社風をオフィス全体が体現していれば、社内を見ればそこがどんな会社なのか一目でわかり、求職者にとってはこの企業が自分と合いそうなのかという判断がつけやすくなりエントリーをするか絞ることが出来ます。企業側にとっても、採用選考時の無駄なプロセスを省くことが出来ます。

言わばオフィスがフィルターの役目を果たしています。綺麗なオフィスが嫌い、という人はいないでしょう。求職者の中には綺麗なオフィスが重要と語る人も居ます。

クリエイティビティが求められるゲーム制作会社

特に世界でも大きなシェアを誇る日本のゲームソフト会社では、オフィスに気を使っている会社が少なくありません。次々と新作が作られるゲーム会社では、特に社員のクリエイティビィティが会社の生命線といっても過言ではないからです。

では実際の企業のオフィスの様子をご紹介しましょう。

株式会社アカツキ

株式会社アカツキは、スマホ向けRPG「サウザンドメモリーズ」などの制作で有名な企業です。「ゲームの力で幸せを」をミッションとして日々新しいプロダクトを作られています。そんな会社の社内はなんと、土足厳禁!

まるで自宅のような木目の床が張られていたり、会議室は観葉植物が茂っていて緑あふれる空間になっています。長居したくなる会議室なんて、普通の会社にありません。

また、社内にはバーカウンター・資料用の漫画本、執務室の中央には芝生のオブジェがあり、社員の雑談スペースになっているんだとか。オフィス全体が公園のような癒しの空間になっており、社員のことを考えた作りになっています。

リフレッシュ委員会・体育委員会などがあり社員自身も環境づくりに参加されているそうで、会社、社員がお互いにオフィス環境を作っておられる素敵な会社さんです。

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株式会社サイバード

次は株式会社サイバードです。スマートフォン向けのゲーム事業や芸能人・著名人のエンターテイメントサービスコンテンツの制作をされています。こちらの会社もエントランスから緑があふれており、社内で森林浴ができそうな勢い。

待合スペースはガラス張りになっていて、窓からはおしゃれな街として有名な代官山の風景が楽しめます。会議室はそれぞれテーマカラーがあり、「大地」の緑色、「向日葵」の黄色、「牡丹」のピンク色の空間が広がっています。執務スペースではデスクの敷居がなく、社員同士がコミュニケーションが取りやすいデザインになっています。

その他にもプロジェクトチームが集中的に仕事を行う「プロジェクトルーム」や、社員のためのフリースペースがあるなど快適に過ごせるようなオフィスデザインになっています。

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株式会社イグニス

株式会社イグニスはスマホ向けゲームや「妄想電話」などのコンテンツで有名な会社です。こちらはチーム環境を整えることに力をいれています。

「経営陣に必要なものは現場感」をモットーに、社員が社長やCTOを「あだ名」で呼ぶ風習があるとか。これによって社員の意見がトップに直接届きやすい雰囲気になっているそう。またプロジェクチームをまたいだ少人数のグループを作るなど、チームを超えての意見交換の場を活発にし新しいアイディアを形にしやすくする工夫をされています。

フレックスタイムを利用出来たり、またランダムに組まれたメンバーとランチするとお昼代が補助されるという驚きの制度があるほど!社員同士のコミュニケーションを活発にすることが会社の生産性につながるという強い気持ちが伺えます。これらの取り組みによって、イグニスではなんと転職が当たり前の現代では驚異の離職率5%以下を誇っています。

株式会社イグニスの求人情報はこちら

たかが環境、されど環境。もちろんそれが全てではないですが、自分の力を出し切るためにも、就職活動ではオフィス環境に注目してみるのもいいですね。

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