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就活生は日経新聞を購読すべきか?

就職活動は情報戦でもあります。昔から言われている「日経新聞は就職活動の必須アイテム」というのは本当なのでしょうか。良質な情報を効率良く収集し、面接試験に対応するためのツールとして、有効なのか考えてみました。

日経新聞を読むべきと言われている理由は?

そもそも、就職活動において日経新聞を読むべきだといわれている理由はなんでしょうか。「面接試験の時事問題に対応するため」だけでしょうか。確かにそれも事実ですが、実は他にもっと大切なことがあります。

BE:JAPAN2012 (The media survey of Japan’s business elite)によりますと、2012年の調査では、社長・代表取締役・CEOといった、いわゆる経営層の91.1%が日経新聞の読者であるという数値が出ています。国内のほぼすべての経営者が目を通している新聞である、と言っても過言ではありません。これはつまり、日経が経営者との共通言語になり得ることを意味しています。

また「経営者が日々どういった視点で同じ記事に目を通しているのか」ということに思いを馳せながら読むことで、試験勉強のように渋々見出しを追うのとは、全く異なる対応が面接で出来ることでしょう。

更に日経新聞で使用されている言葉は、産業界では一般的ですが学生には聞き慣れないものも多数あります。そのため、最初は読み辛いと感じる場合もあるかもしれませんが、面接官をはじめとする社会人との会話には必要な知識であるともいえるでしょう。

日経新聞の購読料は?

役立ちそうなので読んでみようと思った場合、気になるのが購読料です。朝刊と夕刊のセットで1カ月4,509円かかります。更にオートロックの集合住宅に住んでいる場合は、各戸まで配達できないケースが多いのも現状です。また新聞紙は場所も取るため、一人暮らしの学生には意外とストレスになったりします。

コストと手間暇をかけてでも、読む価値はあるのかどうか、経済の状況や基礎を学ぶためであれば、web上で検索すればいくらでも無料で情報が入手できるのではないか、という疑問も湧いてきて、悩んでおられる方も多いのではないでしょうか。

でもやっぱり読んでおかないと不安。

とはいえ、日経新聞を日々読んでいるビジネスパーソンが、面接官として出てこられることを考えると、やはり読んでおきたくなりますよね。そこでご紹介したいのが、スマホ・タブレット向けアプリ「日本経済新聞 紙面ビューアー」です。有料会員向けのサービスなので購読料はかかりますが、これなら移動時間の電車の中や、説明会と説明会の間の空き時間などに気軽に読む事ができます。

勿論ポストに取りに行ったり、捨てる手間もいらないため、特に一人暮らしの就活生にオススメです。ビジネスシーンでもスマホやタブレットは定番になっていますので、日経新聞を電子版で購読する経営層も増えつつあります。ITツールをうまく活用していきましょう。

日経新聞を無料で読む方法とは。

それは、日経テレコンを活用することです。

日経テレコンとは、日本経済新聞社が提供しているオンラインサービスで、過去30年分の新聞・雑誌記事に加えて、国内120万社の企業情報、人事情報などを掲載しています。日経テレコンの通常購読には、月額8,400円がかかりますが、ある方法を使うと無料で読むことが出来ます。

その方法とは、日経テレコンを無料提供している証券会社に口座開設するだけなのです。 もちろん口座開設には、一切料金はかかりません。一部の証券会社で無料口座開設するだけで、日経テレコンを読むことも出来ますし、もちろん日経新聞も読むこともできます。その日経テレコンを無料提供している、一部の証券会社を紹介します。

丸三証券

日経テレコンの使用料が無料です。さらに、口座開設料・資料請求、口座管理料、全て無料になります。

丸三証券株式会社とは、日本の中堅証券会社の一つです。

楽天証券

丸三証券同様、日経テレコン使用料、口座開設費・資料請求、口座開設料、全て無料になります。

しかし、日経テレコンを使用するには、マーケットスピードという株式トレードソフトの利用が必須です。マーケットスピードは新規で利用した場合、最初の3ケ月間は無料になります。その後は、手数料がかかる取引を3ケ月に一回行っていれば無料で利用継続可能です。

なので、3カ月に一回の安い株を売買しておけば、費用は年間1,000円以内で、マーケットスピードを利用していくことが出来ます。なお、楽天証券でFX取引口座を開設するとマーケットスピードの利用料がずっと無料になります。楽天証券の証券取引口座開設と証券口座の維持費は無料になります。FX取引口座の口座開設と維持費も無料なので、この方法が一番お得だと思います。

また、楽天証券の証券取引口座に30万円以上入金しておけば、マーケットスピードを無料で利用することが出来ます。つまり、30万円以上入金しておけば、株取引をしなくても継続的に無料で利用することが可能です。FX取引口座を開設したくない人は、30万円以上を証券口座に預けておけば安心です。

 まとめ

日経新聞は義務感で仕方なしに読んでも、辛いだけで意味がありません。目が文字を追っているだけで頭に入らず、お金と時間の無駄になってしまいます。せっかく購読するのなら、しっかり活用したいところです。

面接での日経購読のメリットは、始めに述べたとおりですが、もうひとつ大きなメリットがあります。それは「知らなかった自分・知らなかった産業を知るツールにもなる」ということです。web検索は自分で情報を取りにいきますが、それ故に意思が入ってしまい、自身の認知外の情報を、獲得しづらいのが問題です。それに対して新聞は、新聞社が記事を提供してくるので、自分の意識外の情報も効率よく取得することができます。

そもそも就職活動をする際、応募する企業や業界をどのように決めていますか。有名企業の多くは、消費者向けのサービスや製品を提供している会社ですが、実は市場規模としては、B to Bの方が20倍も大きいのです。業種や業界を絞りすぎず日経新聞を読むことで、今まで知らなかった優良企業を発見できるかもしれません。またそういった新しい情報を獲得していく中で、自分が何に興味があるのか、という点においても新しい気づきを得ることが出来ます。

日経新聞の記事は、現在→過去→未来という構成になっています。「未来」の部分を実現するのはみなさんです。「大学で学んだ技術や知識がどう生かせるか」という視点で考えた時、新しいアイディアが生まれることでしょう。それはもしかしたらビジネスの視点では荒削りなプランかもしれませんが、企業はフレッシュで柔軟な発想を求めています。新聞で知った産業界のトレンドと、持っている知識をぜひ自分の中で融合してみてください。面接の場で質問に答えるだけにとどまらず、企業に対して提案できる力に繋がるのではないでしょうか。

SEを目指すならエージェントと話をしよう

エンジニア就活には、IT業界・SEに強いエージェントがいます。彼らに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、各人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。

 


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