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SEのやりがい・魅力とは?【現役SEが語る】

システムエンジニアは辛い仕事?

皆さんはシステムエンジニアという仕事に対してどのようなイメージをお持ちですか?

「興味はあるけど大変そう」とか「ITはブラック企業が多い」といったネガティブなイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。確かに企業選びを誤ってしまうと大変な思いをしてしまうのも事実です。ですが必ずしもそういったネガティブな面ばかりではなく、素晴らしい面もたくさんあります。

そこで今回は、IT業界に身を置いて10数年、現役のシステムエンジニアである私が、システムエンジニアの魅力とやりがいについていくつかご紹介いたします。

システムエンジニアの魅力 その1 「手に職をつけることができる」

政府が発表する指標では経済はゆるやかに回復しているとのことですが、多くの方々はその恩恵を感じるまでには至ってないかと思います。また、昨今は大企業のデータ改竄や粉飾決算などの不祥事が相次いでおり、訴訟や不祥事への対応により経営が傾いたり、最悪の場合は倒産するリスクもあります。

つまり、どの企業に入社しても定年まで安泰という時代は、既に過去のものとなっているのです。ではそのようなリスクに対して、私達はどうすればよいのでしょうか。

私が考える最善の策は、どの会社でも生き抜く力を身につけておくということです。そしてシステムエンジニアは、それが可能な仕事の1つです。

「手に職をつける」という言葉がありますが、システムエンジニアはシステムを創るプロフェッショナルであり、今後ますます需要が高まっていくと予想されています。

さらには仕事自体に専門性が高いため、サラリーマンとして数年働いた後に独立したり起業する人も、他の業界に比べるととても多いのです。将来に向けて様々な未来が描けるのは、システムエンジニアの魅力の1つだと思います。

システムエンジニアの魅力 その2 「比較的給料が高い」

世の中には様々な業種がありますが、システムエンジニアという職種の給料は比較的高い部類に入ります。

2017年に経済産業省が調査した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」に具体的な数字がまとめられています。

資料6ページの「IT関連産業における給与水準の実態① 職種別」によると、

SE・プログラマ(ソフトウェア製品の開発・実装)の平均年収は568.5万円

SE・プログラマ(顧客向けシステムの開発・実装)の平均年収は593.7万円

という結果が報告されています。日本の平均年収は現在約420万円前後といわれているので、約150万円〜170万円ほど高いことが分かるかと思います。

また、評価については年功序列が占める割合は少なく、若い人でも個人の頑張りによって給料がアップしやすい業界といえます。

そうはいっても会社によっては給料があがらないんじゃないか?という疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。確かにブラック企業は存在しますが、心配は無用です。システムエンジニアは人材の流動性が非常に高く、転職に対する障壁が低いため、転職によって給料アップを実現している方も多くいらっしゃいます。

現時点でもシステムエンジニアは不足しており、システムエンジニアの転職市場は売り手市場の状態が続いていますが、2030年には最大で約78.9万人も不足するという予測を経済産業省が出しています。このような事実からも、今後ますます給料の向上が望める職種といえるでしょう。

【関連資料】

IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」P.7「IT人材の「不足規模」に関する推計結果」

システムエンジニアの魅力 その3 「コミュニケーション力がつく」

「私の仕事はシステムエンジニアです」というと、「毎日パソコンばかりさわって大変じゃないですか?」と言われることが多々あります。私自身も学生時代はそのようなイメージを持っていました。

そのイメージ通り仕事の中ではパソコンに向かって仕事を行う工程もありますが、皆さんが思う以上にお客様との会議やチームメンバーとの議論も多く行います。日頃からそういったやり取りをしていると、「相手が何を言いたいか」を理解し「私はどう思っているか」を伝える力が向上していきます。

そして周囲を見渡すと、こういった能力に長けている人は意外と少ないことに気づくでしょう。

「コミュニケーション力」はあらゆる場面で自身を助ける武器になります。この力を日常から伸ばせるのはシステムエンジニアの魅力の1つといえるでしょう。

システムエンジニアのやりがい その1「ものをつくる喜び」

システムエンジニアのやりがいの1つは、お客様が必要としているものをシステムという形に具現化し、実際にリリースが成功した時だと思います。システムをリリースするまでには、何も存在しない状態からお客様から情報を引き出し、悩みながら設計、プログラミングを行うことで創り上げていきます。

もちろん、プロジェクトによっては最後まで、ほぼ計画通り順風満帆に進むこともありますが、大抵のプロジェクトは工程の途中で、予期しないトラブルや課題などが発生します。そういった困難に対して、正面から向き合いながらチームメンバーやお客様と協力し共に乗り越え、システムがリリースした時の達成感は言葉にはできない格別なものがあります。

システムエンジニアのやりがい その2「お客様からの感謝の言葉・信頼」

システムエンジニアをやっていると様々なお客様との付き合いがあります。システムに対して理解がある人もいれば、あまり詳しくない人もいます。他にも積極的に意見を出してくれる人やなぜか高圧的な態度ばかり取る人など本当に様々です。

ただ、どのような人であっても実際にシステムをリリースしその効果がはっきりと現れた時には「あなたと仕事をしてよかった!」「本当にありがとう!」といった感謝の言葉をプレゼントしてくれることが多いです。

また、初めはお客様という関係でしかなかったところから、プロジェクトが完了する頃にはある種の戦友のような関係になり、確固たる信頼関係が生まれることもあります。

「次の仕事もぜひ一緒にやりましょう!」という言葉を頂いたり、プロジェクトが終わってからもプライベートで連絡を頂くことがあるのですが、そういったときはシステムエンジニアをやっていて良かったと心から感じます。

システムエンジニアのやりがい その3「インフラとして社会を支え、イノベーションを肌で感じる」

システムエンジニアが関わる仕事というのは多岐の業界に渡ります。お客様の中には、電力会社、ガス会社や銀行関係といった正に社会のインフラとなっている企業が多く存在します。

その企業を縁の下の力持ちとして支えているのが、システムエンジニアなのです。社会に多大なる影響を与えるシステムに携わるのは、大いなる責任感が伴うと同時に強いやりがいを感じる瞬間です。

また、ITはこれまでも社会にイノベーションを起こしてきました。そして今後も引き続きイノベーションを起こし続けるでしょう。システムエンジニアはこのイノベーションを仕掛ける側の立場なのです。自身が開発したシステムが世の中に大きな影響を与えるかもしれないと考えると、非常にやりがいがある仕事だと思いませんか?

システムエンジニアは本当に素晴らしい仕事

今回はシステムエンジニアの魅力とやりがいをご紹介しましたが、いかがでしたか?一般的にシステムエンジニアという仕事を正しく理解している人は、まだまだ少ないと感じています。そのため、誤解や良くない噂が独り歩きしてしまうのは、多少仕方がないことなのかもしれません。

ただ、私自身長年システムエンジニアをしておりますが、本当に素晴らしい仕事であると胸を張って言えます。今回の記事をご覧いただいた皆さんにも、システムエンジニアの魅力がほんの少しでも伝われば幸いです。

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