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現役SE直伝・就活でも使える!己の平常心を維持するためのスキル

平常心を維持するためのスキル

皆さんはこんな失敗をした経験がないでしょうか?

  • 本当は言うつもりではなかったのに、話をしているうちについヒートアップしてしまい、思ってもないことを言ってしまう。
  • 自分が想定していたような状況にならず、ついつい焦りから誤った行動をとってしまう。

私も皆さんと同じように学生時代はたくさんの失敗をして、その度に自己嫌悪に陥っていたものです。こういった場合は、感情をコントロールし、平常心を維持することが非常に重要です。

現在、私は約10数年SEとして働いており、たくさんのプロジェクトに携わってきました。もちろん良いお客様もたくさんいますが、そうではないお客様もたくさんいます。そのような仕事を通して、己の平常心を維持するためのスキルや考え方を少しずつ掴んできました。今回は、私自身がこれまでに掴んできたそのスキルや考え方を少しだけご紹介いたします。

世の中は理不尽なもの

まず、初めに理解しておく必要があるのが、世の中は理不尽なものだということです。社会人(就活生含む)と学生時代の最大の違いは、直接的に利害関係が絡む相手と接する場面が圧倒的に増えることだと思います。

学生時代もライバルや友人の間で切磋琢磨するという関係はあったと思いますが、社会人のそれは個人の評価・会社の業績に直結します。そのため、人によっては足を引っ張ってくることもありますし、時として知らないところで攻撃されていることもあります。

もちろん素晴らしい人との出会いもたくさんありますが、そういったネガティブな面も必ず存在することは頭の片隅にいれておきましょう。社会に出ると理不尽なことがたくさん身に降りかかってくるのです。不運にもそういった事態が起きた場合は、「なんで自分だけこんな目にあうんだろうか」「なんでこんな思いをしなければならないんだろうか」と感じることもあるかと思います。そう感じるのは至って正常だと思います。

ただ、そこで必要以上に悲観することはありません。皆さんの身近にいるご両親や先輩も、きっとそういった思いをこれまでたくさん重ねてきていることでしょう。

そうやって、心は鍛えられどんな時にでも平常心を保てる精神が磨かれていくのだと私は思います。

相手を変えるよりも自分が変わる

平常心を失う場面の1つは、相手の考え、言動、行動が理解できない・許せない時ではないでしょうか。

私自身、長年SEとして仕事をしてきて、稀にではありますが、残念ながら常識を疑うような言動や礼節を感じない行動をとるお客様とも接してきました。皆さんの周囲にもそういった方がいらっしゃったりしませんか? そして、もし心当たりがある方は、そういった相手に接する度に不快な思いをしていることでしょう。

さて、こういった相手にはどうすればよいでしょうか。最善の方法は相手の悪い部分を失くすことだと思います。ただ、これには多大なる時間やエネルギーを費やすため、少しばかり現実的ではないかと思います。

そこで、次にお勧めなのが自分の考え方を変える方法です。まず、相手は自分と同じではないため、こちらが当たり前だと思っている事も相手にとってはそうではない可能性があることを理解しましょう。

そして、自分自身が相手の考え方を受け入れるようしてみましょう。すべてに賛同する必要はありませんが、「そういう考えもあるんだ」と受容するのです。人にはそれぞれ、物事を判断するモノサシが存在すると思いますが、その長さ・形は人によって異なるのだと思います。もし、平常心を乱されそうな場面に遭遇した場合は、自分とは異なるモノサシの持ち主なんだということを念頭に対応してみましょう。

相手の立場を理解する。

人が複数集まると、そこに立場という関係性が生まれます。それは会社における役職、肩書きなどに代表されるような明確なものである場合もありますし、友達や知り合いのようにしっかりと定まってはいないものである場合もあります。

そして、時にその立場というものは、個人の考えと異なったり、あるいはあえて強めの発言や行動をとらせることがあります。私たちは時として「なんでこんなことを言うんだろう。言われなければならないんだろう?」と感じるような発言を受けることがあります。

それは会社の上司の場合もありますし、就職活動の面接官である場合もあります。

その発言に相手の意図や目的が見えないと、そこから疑念の心がジワジワと広がりこちらも平常心を保てなくなるのです。

そこで私は、このような場合には「相手もこういうことを言わなければいけない立場なんだ」ということを意識するようにしています。同じ人間でも立場によって発言は180°変わるものです。ネガティブな、もしくは攻撃的な発言をしてくる相手についても、その発言の裏には何かしらの目的を持っている場合が多いことを理解しましょう。「こういう厳しい言い方をするのは、おそらくこういう目的があるんだな」という考え方をすることで、相手の発言に感情を振り回されにくくなるのです。

心を切り替える時間を持つ

私はこれまで生きてきた中でたくさんの人たちに出会ってきました。その経験の中で、いつも冷静でトラブルに強く、精神的に落ち着いているなあと感じる人たちがいます。そういった方々と話してみると、1つの傾向があることに気づきました。

それは、ストレスとの付き合い方に長けており、上手く発散させているという傾向です。

物体が接すると摩擦が生じますが、これは人と人の間でも同様であると私は考えています。相手との関係性により強弱はありますが、少なからずストレスは感じるものです。特に利害関係が絡むような関係の場合はこれが強くなることが多いと思います。

そして、ストレスを蓄積した状態だと、どうしてもマイナス思考に陥りますし、精神的に余裕がない状態になりやすいのです。そのため、平常心を保つにはこのストレスをうまく解消しておく必要があります。こちらについても具体的な方法は人それぞれです。

趣味であれば音楽を聴く、旅行に出かける、おいしいものを食べる、(適度に)お酒を飲む、ゲームをするなどでしょうか。ポイントとしては、ストレスを忘れるような時間を過ごすことだと思います。好きなことをしていると他のことを考える暇はないですよね。

私自身、社会人になりたての頃は学生生活とのギャップについていけず、月曜日が来るのが本当に辛くてしかたなかったことを思い出します。休日も仕事のことを考えたり、仕事に関する勉強などをしていたため、今思えば心が休まる時間がなかったのでしょう。

学生である皆さんも、就職活動で同じような思いをされている方もいらっしゃるかもしれませんし、入社後もしていろいろとつらい思いをすることもあるでしょう。そういった時は無理をせずに、一度苦しいものから距離を置いて、ひたすら好きなことに没頭してみてはどうでしょうか。常に全力で走り続ける必要はないのです。辛いときは周囲を気にせず一息つきましょう。それが心に余裕を取り戻す唯一の方法だと私は思います。

最後に

今回は平常心を維持するためのスキルをご紹介しました。私自身も今回ご紹介したようなスキルや考え方を日頃から実践していますが、時として感情的になる場合もあります。それでも、学生時代・または社会人になりたての頃と比較すると、随分と平常心を保てるようになっていると感じています。

今回ご紹介した内容によって、皆さんが少しでもその近道を歩んでいただければ幸いです。

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