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就活にかかった費用の実態と「節約&稼ぐ」方法を大公開

就活の平均費用は20万円弱!

マイナビサポーターズは2017年卒の就活生の実態調査を行い、就活の平均費用を算出してくれていますが、全国平均16万円、地域別にみると、関東の学生の平均費用が約13万円で、地方の学生の平均費用は約19万円という結果が出ています。学生にとってはかなり大金に感じるのではないでしょうか。ちなみに私は地方在住で就活を3カ月間行ったのですが、総費用を計算すると約20万円でした。本当に就活はお金がかかるんだということを実感させられました。

【参考】地方学生は約1.5倍!?就活にかかる平均費用の実態を徹底調査!

いったい就活は何にお金がかかるの?

では実際に就活では何にそれほどまでのお金が掛かっているのでしょうか。18卒として就活を行なった私が実体験に基づいて細かく内訳を紹介していきます。まずは、私の就活事情を簡単に説明しておくと、関西在住の18卒男子学生でIT業界やコンサルティング業界を主に志望し、1月頭から3月末の3カ月間就活を行ってました。ぜひ費用の準備や節約のために参考にしてみてください。

1. リクルートスーツ

まずは就活には欠かせないリクルートスーツを購入しました。リクルートスーツにお金をかける気はなかったので、1万5000円のスーツ一着と、3000円のネクタイを一本、5000円の就活バッグを一つ、8000円の靴を一足購入し、計3万1000円でした。

2. 書籍

書籍は絶対必要ではないですが、私は自己分析、グループディスカッション、就職四季報、業界分析本をそれぞれ一冊ずつ計4冊購入し、合計5000円程度の出費となりました。

3. 履歴書・証明写真

証明写真にお金をかけたくなかったので、駅やコンビニで見かける証明写真の機械でセルフ撮影しました。履歴書もさほど必要じゃなかったので合計2000円程度で済んだと思います。もしプロのカメラマンに証明写真を依頼すると1万円前後は掛かると見積もっておく必要があります。

4. 宿泊費・交通費

私は関西在住ですが、選考で3回東京へ行きました。一度目は費用を抑えるために夜行バスで行ったので往復1万円程度。ただかなり疲れが出たので二回目以降は新幹線を利用し、往復2万5000円程度かかりました。長距離移動費だけでも合計6万円程度掛かりました。

また、比較的短距離移動でもJRや地下鉄、ときにはタクシーも使用することになりますが、週三回は交通費として1000円は使っていたので1000円×3回×12週で合計3万6000円になります。長距離移動費と短距離移動費だけで9万6千円かかりました。また宿泊費も東京のビジネスホテルは大体一泊5000円程度なので、東京宿泊3回分で1万5000円程度かかりました。宿泊費・交通費の合計で11万1000円になります。

5. 飲食費

就活を行なっていた3カ月間は平均して週に3回程度は昼食は外食でした。また空き時間にカフェにもよく足を運んでいたので週3日間カフェ+外食費で1000円かかるとして、それが12週間(3カ月)なので、合計3万6000円程度掛かっていました。

6. 美容費

私は男性なので普段から平均して月に1回くらいは髪の毛を切るのですが、就活を行なっていた3カ月間は、大事な面接の前には清潔感を出すために美容院に頻繁に行っていたので平均して月1.5回のペースで通っていました。カット1回3000円として、1.5回×3000円×3カ月なので美容費は約1万3500円掛かっていました。

18卒就活生の総費用

これまで内訳を紹介しましたが、リクルートスーツ、書籍、履歴書・証明写真、宿泊費・交通費、飲食費、美容費の総計を出してみると、私の就活費用は合計19万8500円掛かっていました。このように就活は本当にお金がかかります。「お金が無くて就活できない」なんていう事態に陥らないためにもできるだけ早くからご両親に相談したり、自分でアルバイトをして貯金しておく必要があります。お金の悩みから解放され、就活に専念できるように事前準備を怠らないように気をつけておきましょう。

就活のお金を節約する方法

平均費用を確認し、大金が必要なことがわかった就活ですが、節約術ももちろん存在するのでノウハウを紹介していきます。

1. 知人から必要なものをもらう

まずは就活で必要になりそうな、リクルートスーツ、履歴書、書籍などをリストアップし、就活が終わった先輩などに譲ってもらえないか聞いてみましょう。就活が終われば、リクルートスーツも履歴書も書籍も使わないことがほとんどなので譲ってもらえる可能性が十分にあります。もしリクルートスーツセットを頂けたとしたら3万円ほど節約できます。兄弟姉妹がいればお下がりで十分だと思います。

2. 交通費・宿泊費をけちる

私は就活時移動費だけで約9万円かかったのですが、もっと節約できたと思っています。例えば長距離移動は新幹線ではなく我慢して夜行バスにしたり、一駅の移動は徒歩で向かったりすれば半額以下に抑えられたと思います。また宿泊費も友人の家に泊めさせてもらったり、マンガ喫茶などを活用したり、無料就活生シェアハウスなどを利用するとかなり削減できると思います。

ただ、交通費や宿泊費をケチりすぎて疲れが溜まり、選考でパフォーマンスを発揮できないといったことにはならないように注意は必要です。大事な選考の前はコンディションを崩さないようにできる限りリラックスできるものを選ぶようにはしましょう。

3. 特典が美味しいイベントに参加

就活は就活生同士が競争しているだけでなく、企業側ももちろん優秀な人材獲得を目指して多くの人に興味を持ってもらうために様々な採用施策を行っています。中にはQUOカード5000円分を配布してくれる企業なども存在するので、美味しい情報は見逃さないようにチェックしましょう。また、無料で写真撮影を行ってくれる採用イベントを実施しているエージェントなんかも存在するので、証明写真が1万円程度かかることを考慮すると大変節約になります。

4. 飲食費を削る

私は就活時、空き時間にはよくカフェや喫茶店で時間を潰していましたが、計算してみると2万円近くカフェ代が掛かっていました。もし新宿にある就活生無料の就トモCaféや大学生無料の知るカフェなどをうまく活用していれば、2万円も使うことにはならなかったと思います。就活生応援のカフェの中には模擬面接やESの添削を行ってくれる場所もあるので、ぜひ活用してみてください。

【19卒就活】就活を利用したお金の稼ぎ方

節約術がわかったところで次は就活を利用してお金を稼ぐ方法を紹介します。具体的な数字で言うと、私は就活に約20万円使用しましたが以下の3つを実施し余裕で回収できました。

1. 選考体験記を書く

みなさんが就活時に活用したであろう選考体験記。あれは就活を終えた先輩たちが書いたものです。ということはもちろん、みなさんにも書くチャンスがあるんです。就活が落ち着いた頃、みん就やunistyle 、ONECAREER、就活会議などから「選考体験記募集1枚につき○○円」といったメールが届きます。そこでインターンシップ情報や本選考の情報を記入すると報酬がもらえるようになっています。私は受けていた企業の数は5社程度だったので15,000円前後しか稼げなかったのですが、30社受けていた猛者は5万円程度は軽々稼いでいました。就活はやった分だけこういった場面で報われそうですね。

2. 交通費が支給される選考をうまく重ねる

例えば地方在住の方の場合、最終選考が東京で行われたりすることがあります。そういった場合、交通費が支給される選考やイベントをうまく重ねると結構な額を稼げます。私の場合、東京滞在2日間に4社交通費が出る選考にうまく参加できたので、東京往復3回分儲かった計算になります。ただ、企業によっては細かく滞在期間や移動手段が問われることもあるので注意は必要です。

3. 就活経験を活かしてライティング業務を行う

少しハードルは上がるかもしれませんが、就活の経験を活かしフリーランスライターとしてデビューする手もあります。クラウドワークスやランサーズを使ってキーワード「就活」で仕事を探すと思っている以上に好条件の仕事が見つかったりします。私自身もライター未経験でしたが、就活後にデビューし、かなり効率よく稼いでいました。WEB業界に就職する方はなおさら、エンジニアスキルだけでなくライタースキルも高ければ重宝されると思うので、一度チャレンジしてみるのも良いと思います。

うまく節約して就活を進めよう

このように就活にはお金がかかりますが、節約するコツやお金を稼ぐ方法も存在します。就活が終わった後も油断することなく、しっかりと費用を回収しましょう。

IT専門の就活エージェントを活用しよう

エンジニア就活には、IT業界・SEに強いエージェントがいます。彼らに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、各人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。会員登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。

 


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