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ITベンチャー企業のエンジニアになることのメリットとデメリット

世の中のあらゆる業態において、大企業、中小企業、零細企業と様々な規模の企業があります。それはIT業界も例外ではないのですが、IT業界特有の傾向の1つにベンチャー企業の存在があります。

IT業界には、規模が小さくても優良なサービスや技術を持つベンチャー企業がたくさんあるのです。技術やアイデアで大企業とも互角に渡り合うこともできるのは、ITという分野ならではだといえます。

そこで今回はベンチャー系IT企業で働くことのメリットやデメリットをご紹介していきましょう。

ベンチャー企業は中小零細企業と何が違うのか

まずベンチャー企業とはどのような企業なのでしょうか?

イメージ的にベンチャー企業とは比較的小規模の会社を想像される方が多いと思います。ですが、実はベンチャー企業というのは会社の規模はあまり関係がありません。

では中小零細企業とベンチャー企業の違いは何でしょうか?それは世の中に新たな価値をもたらす新規事業を持っているかいないかという点です。

ベンチャー企業が、新規事業を生み出し、成長させ、大企業に至るまでに様々なステージがあります。そのステージにおいて様々な方法で資金を調達しながら自社のサービス、そして会社を成長させていく段階にある企業をベンチャー企業というのです。

まずは「中小零細企業 = ベンチャー企業 ではない」という点を理解しておきましょう。

ベンチャー企業で働くことのメリット

ではベンチャー企業で働くことのメリットとは何なのでしょうか?具体的なポイントをあげていきます。

企業の成長を実感できる

あなたが日々仕事に前向きに取り組むためには何が必要だと考えていますか? 給与の高さ、サービスの知名度、社員同士の仲の良さなど重視するポイントは様々だと思います。

それぞれが大事な要素であるとおもいますが、私自身が長い間このIT業界で働いてきた上で思うことがあります。それは自分自身の仕事が会社に貢献しているという実感を感じにくい環境だと、モチベーションを高く保つのが難しいという点です。

エンジニアは自分が仕事を頑張ることで、誰かの役に立っているという実感が欲しくなってくるのです。ベンチャー企業は、いったんビジネスが軌道に乗り始めると瞬く間にそのステージを駆け上がっていきます。

このような、企業が成長していくという経験はなかなか経験できることではありません。自分自身が頑張った仕事によって、日々企業が成長していく様子を肌で感じることができるのは、必ずITエンジニアのモチベーションとなるはずです。

フルスタックエンジニアが育ちやすい環境

先述したとおり、ベンチャー企業は自社で新規事業を手がけています。大企業であれば基本的に業務は各部署で縦割りとなることが多いですし、中小零細企業であれば大企業の下請けとなることが多いです。

ベンチャー企業はサービスに関わる全ての部分を自社で行うことが多いため、様々な業務をこなす必要があります。

これは企業のステージが低ければ低いほど、その傾向は顕著になります。フルスタックエンジニアとは、開発における様々な業務を1人でこなすことができるエンジニアを指しますが、特に初期のステージにいるベンチャー企業は、こういったエンジニアが育ちやすい環境といえます。

これはエンジニアにとっては大きいメリットといえるでしょう。

ベンチャー企業で働くことのデメリット

ビジネス基盤の不安定さ

ベンチャー企業の多くは資金が潤沢ではないことが多いです。新規事業を立ち上げ、育成している段階であり、収益面が弱いことが多いためです。

また、利益が出る事業と分かれば他社が参入してくる可能性もあります。特に資本をもつ大企業が同じようなサービスを展開してきた場合は、かなり旗色が悪い状況となります。そのためビジネスの安定性にはあまり期待できません。

事実として様々なベンチャー企業が毎年誕生していますが、長きに渡って経営を継続できる企業は多くありません。これはベンチャー企業で働くことの大きなデメリットといえるでしょう。

ベンチャー企業を選択する際は、その企業が展開しているサービスをじっくりと研究した上で、参入障壁が高い(簡単に他社が参入できない)サービスであるかを自分なりに考えるようにしましょう。

ビジネススキルの教育環境

社会人になって初めて入社する企業というのは、非常に重要な意味を持ちます。たとえば、基本的なビジネススキルというのは、新卒入社の際にうける研修以外では学ぶ機会はほとんどありません。

その他は現場でのOJT(On-the-Job Training、オン・ザ・ジョブ・トレーニング)を通じて吸収していくしかないのですが、ベンチャー企業ではあまりこのあたりの教育体制が整っていない会社が多いです。

ITエンジニアであっても、たくさんのお客様と会話をしますし、メールも送るビジネスマンです。そのため、基本的なビジネスマナーや文書作成能力といったスキルというのはとても重要なものとなります。

長い社会人生活を考えた上で、この環境は一社会人としてはデメリットといえるでしょう。

まとめ

今回はベンチャー企業で働くことのメリットとデメリットをご紹介しました。先進的でユニークなサービスにより近いポジションで携わることができるのは、ITエンジニアにとってかけがえのない財産となります。

その反面、デメリットとしてあげたところは、入社前によく理解しておき、不足しているところは自身で伸ばす努力をする必要があります。

ただ、ITエンジニアとしてよりスキルアップしたい人にとって、ベンチャー企業はおすすめの企業です。ぜひ様々な会社をチェックしてみてください。

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