DX時代到来によりますます需要が高まるプログラマー職、コロナ禍の不況もあいまってプログラマーになりたい求職者も増えています。
同時に急速に需要が高まっているのがプログラミングスクールです。
ただ、最近プログラミングスクール数も増えており、悩まれていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
ここではプログラマー志望の方やプログラミングスクール選びで悩んでいらっしゃる方向けにケース別のプログラミングスクール紹介をいたします。
この記事を読んで、ご自身にあったプログラミングスクールを見つけて頂ければ幸いです。
プログラミングを学ぶメリットは?

プログラミングスクールの紹介するまえに、そもそもプログラミングを学ぶメリットについて整理しましょう。
この記事を読んでいらっしゃる方はプログラマーになることを目指す方が多いのかもしれません。
ただ、プログラミングを学ぶことはプログラマーの方以外の業務や生活にも多くのメリットがあります。
ここではプログラミングを学ぶことで享受できる3つのメリットについてご紹介します。
需要が高く、就職が有利になる
まず1つ目は就職、転職に有利ということです。
冒頭にも述べた通り、昨今のDX化・AI化ブームによりプログラマー需要は高まっています。
すなわちプログラミング技術を身につければITエンジニアとして就職しやすくなる市場なのです。
現在学生の方で今後就職活動を控えていらっしゃる方やプログラマーへの転職を考えられている方はプログラミングを勉強することは就職活動に有利になるわけです。
単価の高い案件を獲得できる
2つ目はより単価の高い案件を受注できる点です。
ITエンジニアの方の中にはこれまで独学でプログラミングを学ばれている方もいらっしゃると思います。
改めてプログラミングを学ぶことや、新たな言語を学ぶことでより高い技術や幅広い案件に対応できるようになります。
ITインフラエンジニアなどこれまでプログラミングをしたことがない方はプログラミングを学ぶことで、インフラとプログラミング両方に対応できるようになり対応できる案件の幅を広げられます。
プログラミングを学ぶことは対応できる案件範囲の幅を広げ、結果より単価の高い案件受注につなげるられます。
自分のアイデアを形にできる
3つ目は、ご自身のしたいことをご自身で形に出来る点です。
例えばご自身がお仕事される中で「スマホでこんなアプリがあったら便利なのに」とか「この業務を自動化できたらな」などと思ったことありませんか?
とはいえプログラマーではない方はこれまで解決する方法もスキルもないため諦めてしまっていたのではないでしょうか?
プログラミングを勉強することで、そのような問題にもご自身で対処できるようになるのです。
プログラミングは決して複雑なものばかりではありません。
少し勉強することで日常の皆さんの悩みを簡単に解決できるようになるかもしれません。
プログラミングを勉強することは決してプログラマーだけではなく、一般の方も大きなメリットを享受できます。
プログラミングスクールに必要なこと

それではプログラミングスクールを選択するにあたり、必須事項といえる点はどのような点でしょうか?
ここではスクール選びの際、チェックすべき6つの項目について解説します。
1対1の授業を展開している
まず第1に、マンツーマンで授業を受けられることです。
プログラミングはその人のレベルやこれまでのプログラミング歴などによりスタートラインや進め方が異なります。
また進めていくにあたり事細かな指導や質疑応答を繰り返しながら進めていくことが必要です。
よって一般的な集合教育方式では思ったような力がつきません。
マンツーマン、且つ個別指導が可能なスクールを選ぶべきです。
実践的な演習
2つ目は実践的な演習メニューであることです。
プログラミングを最終的に何に使うか?それは業務の方が大半のはずです。
そのため学校教育でおしえてもらう一般的なプログラミングの内容では意味がありません。
大事なのは実務に近い内容でより実践的な演習が重要です。
プログラミングスクールに通うことは単に言語を覚えるだけでなく、実践で活用できるテクニックなども併せて勉強することが重要です。
そのためには実践的な演習は必須事項といえるでしょう。
オンラインで授業を受けられる
3つ目はオンライン授業が可能であることです。これは言うまでもありません。
昨今のコロナ禍の中、面着で実施するのは移動時や受講時に感染してしまうリスクを伴います。
また、リモートで受講できることは、移動時間の削減や時間を有効に使えるだけでなく、スクール側もローコスト運営が出来るため、結果的に安価な受講料で受講できる可能性も出てきます。
新しい働き方が叫ばれる現代、プログラミングスクールもリモート受講できることが必須要件といえるでしょう。
質問できる環境が整っている
そして4つ目は、常にQ&Aで問い合わせできる環境であることです。
プログラミングは学んだことを反復練習や応用していくことで力をつけていく必要があります。
レッスンとレッスンの間に課題を出すスクールも少なくありません。ただ大事なのは疑問に思ったときに問い合わせられることです。
この際、レッスン以外では対応できない、では勉強する環境としてはかなりつらいものとなります。
困ったことをすぐ問い合わせられる環境がある、これもプログラミングスクールを選ぶうえで絶対条件です。
エンジニア就職率が高い
5つ目は就職率です。これは非常に大事なバロメーターでしょう。
就職率が高い=実践的なレッスンといえると考えてもよいでしょう。
また、スクールによっては、就職できなければレッスン料を返金するという就職をコミットしたコースや、東京近辺のSIerへの就職をあっせんしてくれるプログラミングスクールもあります。
何より「就職」という目的に対し実績の多いスクールを選ぶことは重要と言えるでしょう。
高いレベルの授業を受けることが出来る
そして最後は、授業レベルの高さです。これは言うまでもありません。
何より業務に結びついた実践的なレッスンをしてくれることが重要です。
ただ実際のレッスン内容については受講してみないとわからないと思います。
プログラミングスクールでは無料体験できるスクールもありますので、この機会を使い事前に体験してみることをおすすめします。
知名度がある有名なプログラミングスクール3選

ここまでプログラミング選定のポイントについて解説してきましたが、ここからはケース別のおすすめプログラミングスクールについて解説します。
メジャーなプログラミングスクール=人気が高いスクールと言え、高い就職率やレベルの高い授業などを期待できます。
テックアカデミー

出典:テックアカデミー
1つ目はテックアカデミーです。ネットやメディアで多く宣伝されているスクールで、ご存じの方も多いことでしょう。
サービス開始は2016年と比較的後発ではあるのですが、短期間で老舗プログラミングスクールと肩を並べるほどになりました。
今では受講者数がトップレベルとなっています。
テックアカデミーの特徴は、講師が現役エンジニアということです。
本物のエンジニアを使うことでより実践的でかつ即利用できる技術力を学べます。
テックキャンプ

出典:テックキャンプ
次はプログラミングスクールのパイオニア、テックキャンプです。
社長の真子氏はマコなり社長としてYouTubeでも有名な人物です。
ここの特徴はなにより就職をコミットしていることです。
学習後、ITエンジニアとして内定が出なければ受講料を返金する制度を設けています。
この背景にはこれまで高いレベルの生徒を排出している実績や高い転職率であり、高い技術力を身につけられる裏付けともいえるでしょう。
コードキャンプ

出典:コードキャンプ
コードキャンプは2013年よりサービス開始、日本初のオンラインプログラミングプラットフォームを構築したプログラミングスクールです。
あの堀江貴文氏がTwitterで「いいね」したことで一気に注目された企業でもあります。
このスクールの特徴は目的別コースが設けられていることです。
未経験からプログラマーに転職したい方、Webプログラミングを学びたい方など、目的別でコースが設けられており、プログラム内容も目標に向けた形になっていることです。
目的に合った教育を受けられるのはわかりやすくてよいですね。
専門的な知識を学べるプログラミングスクール3選

次はより専門性の高い、特定技術に特化したプログラミングスクールについてご紹介しましょう。
狭い範囲のみしか受講できない代わりに、特定分野の専門性を高め、より高いレッスンを受けられます。
アイデミー

出典:アイデミー
アイデミーのアイはAIのこと、すなわちAIプログラミングに特化したプログラミングスクールです。
AIに特化していることもあり、アプリ開発、データ分析などAIプログラムの詳細要件別にコースが設けられているのが特徴です。
AIに特化しよりレベルの高い技術を学びたい方にお勧めのスクールです。
CHATY(チャティ)
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出典:CHATY
CHATYは、スマホアプリ開発に特化したプログラミングスクールです。
IOSやAndroidアプリ開発を目指すエンジニア向けのプログラミングスクールと言えます。
このスクールの特徴は、テックアカデミー同様、現役エンジニアが講師である点です。
中には月単価100万円を超えるエンジニアなども含まれており、ハイレベルのレッスンを受けられます。
AIジョブカレ

出典:AIジョブカレ
AIジョブカレはその名の通りAIエンジニア要請のためのプログラミングスクールです。
先にご紹介したアイデミーと同じですね。
AIジョブカレの特徴は日本ディープラーニング協会が認定した質の高い講義内容です。
講師は現役AIエンジニアが担当しており質の高いレッスンが期待できます。
そして何より実質無料で受講できる可能性がある点です。
AIジョブカレでは就職あっせんもおこなっており、AIジョブカレ経由で就職が決まった場合は、受講料全額無料となるのです。
ハイレベルな授業と就職先を見つけられ、それが実質無料なのは非常にお得ですよね。
安価でプログラミングを学べるスクール3選

次は安価でプログラミングを学べるスクールのご紹介です。
プログラミングスクールに通う際、一番のネックは高額な受講料です。
基本は何十万円が相場で補助金などを受けたとしても10万円以上の受講料を準備する必要があります。
それに対し、これから上げる3社は条件次第で非常に安価に受講できる点が特徴です。
Pro Engineer プログラマカレッジ


出典:プログラマカレッジ
プログラマカレッジの最大の特徴は、受講料、そしてその後の就職あっせん費用も含め「無料」という点です。
その理由はこのスクール運営をIT専門の転職支援会社が経営しているからです。
企業側に就職をあっせんした際にもらえる「採用紹介料」でスクール運営できるからこそ、学費無料を実現しているのです。
プログラミングを学び就職しようと考えている方にはうってつけのサービスといえるのではないでしょうか?
42Tokyo

出典:42Tokyo
42Tokyoはパリ発の新しいコンセプトのプログラミングスクールです。
特徴は24時間、完全無料で利用可能な施設の中で自分のペースで学習できます。
スクール側は勉強するカリキュラムと課題を準備、それをペアラーニングという学生同士で協力し合って解決する勉強法で問題をクリアしていく形です。
プログラミングを無料で勉強できるうえに、グループワークなどのコミュニケーションにより社会性も身につけられる、新しいスタイルの学校と言えます。
LIKEIT(ライクイット)

出典:LIKET
LIKEITは、~29歳まで限定のプログラミングスクールです。なにより年齢制限はあるものの基本受講料無料です。
無料とはいえリモートワーク可、現役エンジニアへの質問可能など、レッスンそのものは本格的な内容になっています。
これから就職活動する大学生やフリーターでプログラマーを目指している方にはおすすめできるスクールとなっています。
転職成功率が高いプログラミングスクール3選

最後は転職しやすい、転職成功率が高いプログラミングスクールです。
プログラミングを学びたい方の多くはプログラマー職への就職・転職を希望されている方が多いと思います。
そんな方がプログラミングスクールに求めるのは、転職実績の高さではないでしょうか?そんなスクールを3つほどご紹介いたします。
TECH I.S.
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出典:TECH.I.S
TECH.I.Sの特徴はグローバル展開しているレベルの高いスクールという点です。
ソフトウェア開発でトップレベルを誇るシリコンバレー、インドに拠点を持ち、日本だけでなく世界トップレベルのエンジニアから最先端の技術を学べます。
受講生の進む道はさまざまで、転職以外に副業、独立、フリーランスと多くの実績があります。
世界最高峰のエンジニアのアドバイスが受けられるだけでも受講してみたくなりますよね。
DMM WEBCAMP

出典:DMM WEBCAMP
DMM WEBCAMPはDMM.comが運営するオンラインプログラミングスクールです。
このスクールの特徴は転職成功率98%を誇る実績の高さです。
その理由はDMM WEBCAMP COMMITと呼ばれるレッスンだけでなく専門のキャリアアドバイザーによる転職サポートが受けられるためです。
プログラミングの勉強と転職両方をしっかりサポートいただけるのがこのスクールの特徴と言えるでしょう。
POTEPAN CAMP

出典:POTEPAN CAMP
POTEPAN CAMPはWEBプログラミングに特化したプログラミングスクールです。
この会社の特徴は転職サポートサービスを運営している企業が運営しているスクールということです。
転職サービス運営会社だからこそ企業側のニーズをカリキュラムに反映させ、企業側が欲しがる人材に育成することで、高い転職成功率を保っています。
世の中のニーズにあったキャリア形成が出来る点がこのスクールの特徴でしょう。
プログラミングスクール おすすめまとめ

いかがでしたか?プログラミングスクールといってもその方向性やカリキュラム内容などは大きく異なります。
プログラミングスクール選定において一番大事なことは、自分がしたいことに対し同じ方向性のスクールを選ぶことです。
この記事をもとにご自身にあったプログラミングスクールを探してみてくださいね。