客先常駐がやばいと言われる理由を解説!回避したい企業の特徴や見分け方まで

客先常駐がやばいと言われる理由を解説!回避したい企業の特徴や見分け方まで

エンジニアの働き方ではスタンダードとされる客先常駐ですが、やばいと言われている背景も存在します。本当に客先常駐という働き方はやばいのでしょうか?

客先常駐がやばいと聞いて気になっている…
やばい客先常駐を回避する方法ってあるのかな?
上記のような悩みや疑問を抱いている方も多いでしょう。本記事では客先常駐がやばいと言われる理由について解説。回避したい企業の特徴や見分け方も紹介しています。

客先常駐がやばいと言われる本当の意味について理解できるので、ぜひ最後まで読んでみてください。

  • 客先常駐がやばいと言われる理由について
  • 客先常駐として勤めるのはやばい企業の特徴5つを紹介
  • 客先常駐がやばい企業を回避する方法を解説
  • 客先常駐がメインとなる企業を見分けるポイント5つとは
  • 客先常駐が向いている人とは
目次

客先常駐がやばいと言われる3つの理由

客先常駐がやばいと言われる3つの理由

まずは、客先常駐がやばいと言われる理由について解説していきます。客先常駐がやばいと言われるのは本当ですが、働き方自体に問題はありません。

実際にやばい状況になるのは客先次第です。やばいと言われてしまう原因のほとんどは、常駐先となる会社のポジションや環境にあります。

客先常駐がやばいと言われる3つの理由を次にまとめてみました。

  • 努力しても評価されない
  • 年収も低い
  • スキルアップできない

客先常駐がやばい理由①努力しても評価されない

常駐先は条件によって、努力しても評価されにくい環境と言えます。常駐先でいくら成果を上げても、自分を評価してくれる上司の目には直接入らないからです。

自分を評価してくれる人材も一緒に常駐先へ来ていれば別ですが、そうでなければ評価されるシステム自体が存在しないことになります。

客先常駐がやばい理由②年収も低い

常駐先が下請けポジションだった場合、自身が受け取る給与もかなり低くなります。4次請け以降になると年収が200万円代というケースも

システムエンジニアの平均年収が約550万円なので、かなり下がっていることがわかります。自身の能力に関係ないため、やばいと言わざるを得ません。

客先常駐がやばい理由③スキルアップできない

下請け企業に常駐しているとスキルアップにも期待できません。下請けになればなるほど、委託される仕事も単調で簡単なものになります。

できる仕事の幅も広がらないうえ、モチベーションも下がってしまうでしょう。スキルアップできなければ新たな仕事にも挑戦できないため、負の循環に陥ってしまいます。

客先常駐を請け負うやばい企業の特徴5選

客先常駐を請け負うやばい企業の特徴5選

次は客先常駐を請け負う企業についてです。やばいと言われる常駐先をメインとして取引する企業には、注目すべきいくつかの特徴が存在します。

自分が働いている企業に以下のような特徴が見られる場合は、早めに転職するのがおすすめです。

  • 未経験歓迎から即派遣
  • ひとりだけで常駐
  • 客先の環境に注意していない
  • 熟練のエンジニアが入ってこない
  • 経歴を詐称させる

客先常駐を請け負うやばい企業①未経験歓迎から即派遣

未経験歓迎としながらたいした研修も行わず、客先に即常駐させるような企業はやばいです。知識や経験が少ないまま客先へ放り込まれるため、苦労するのは間違いありません。

一方で受け入れ先となる企業は、常駐するエンジニアを求めた条件に合致する人材として扱います。働く現場でのつらさは相当なものとなるでしょう。

客先常駐を請け負うやばい企業②ひとりだけで常駐

客先にひとりだけで常駐させる企業もやばいと言えるでしょう。孤独な環境で成果を出さなければならないため、精神的負担も大きくなります。

フォローしてくれる人材がいない、相談できる相手もいない、こういった状況はエンジニアにとってもつらいものです。

客先常駐がやばい理由で解説したとおり、自分を評価してくれる人材もいません。先輩と一緒に常駐する体制が整っていない企業は避けるべきです。

客先常駐を請け負うやばい企業③客先の環境に注意していない

自社の社員を常駐させるのに、客先の環境について無関心なのもやばいと言える状況です。

パワハラやセクハラの前歴・プロジェクトの炎上などがあっても、知らぬ存ぜぬで常駐させる企業は常識的にもまずいと言えます。

エンジニア側から変更を訴えても聞いてくれないケースが存在し、そういった場合はブラックだと認定して即座に離れるべきでしょう。

客先常駐を請け負うやばい企業④熟練のエンジニアが入ってこない

未経験者ばかりを採用して、熟練のエンジニアが入ってこない企業も危険です。エンジニアとしての経験を積めば、避けた方がいい企業の判断もできるようになります。

つまり熟練のエンジニアが入ってこない企業は、ブラックと思われる要素を持っているということです。

事情を知らない新人エンジニアだけが集まってしまう企業はやばい可能性があります。

客先常駐を請け負うやばい企業⑤経歴を詐称させる

最後に紹介する特徴は、客先常駐という話題に関係なくやばい企業と言えるでしょう。

その特徴とは経歴を詐称させること、客先に提出するスキルシートに虚偽の情報を記載することです。そんな会社があるのかと思うでしょうが、ブラック企業ならあり得ます。

もし経歴を偽るような指示をされたら、すぐさま退職を考えるべきです。このような会社で働き続けても、得られるメリットは一切ありません。

客先常駐がやばい企業を回避する方法

客先常駐がやばい企業を回避する方法

客先常駐を請け負うやばい企業の特徴を知っていても、100%回避できるわけではありません。ここからは客先常駐がやばい企業を回避する方法について紹介いたします。

具体的な方法は次に示した3つです。経験の少ないエンジニアでも実践できる方法ですので、ぜひ参考にしてください。

  • 客先常駐の少ない職種や企業を狙う
  • 転職エージェントを利用する
  • 客先常駐の企業を自身の目で見分ける

客先常駐の少ない職種や企業を狙う

最初に紹介するのは、客先常駐という働き方そのものを避ける方法です。客先常駐がなければ、やばい企業で働く危険性もありません。

客先常駐がない職種としてすぐに挙げられるのは社内SEです。自社のシステム開発や社員へのIT支援を業務とするので、働く場所も当然自社になります。

自社開発を行うWebエンジニアも、客先常駐がないという条件に当てはまるでしょう。

自社開発を掲げるSIerも選択肢に入りますが、こちらは完全に客先常駐がないとは言い切れません。直請けのみを扱うSIerでも客先常駐が発生する可能性はあります。

転職エージェントを利用する

転職エージェントを利用して、企業の特徴や内部事情をとらえる方法もおすすめです。

客先常駐としての取引先にどんな企業が含まれるのかも、転職エージェントはしっかりと把握しています。客先常駐の割合がどのくらいあるのかを質問すればOKです。

この質問をしてエージェントが回答を渋るようなら、少し疑ってみる必要があると言えるでしょう。

客先常駐の企業を自身の目で見分ける

最後は自分自身の目で判断するという方法です。この方法を実践するには企業の情報と合わせて、客先常駐を見分けるポイントも知っておく必要があります。

この方法単体だけではやばい企業を回避できる精度も下がるので、転職エージェントの利用と合わせて実践するのがおすすめです。

見分けるポイントの具体的な内容は、次の項からくわしく解説いたします。

客先常駐がメインとなる企業を見分けるポイント5つ

客先常駐がメインとなる企業を見分けるポイント5つ

客先常駐がメインとなる企業を見分けるポイントは全部で5つ、内容は以下のとおりとなります。

  • オフィスの規模
  • 勤務地と勤務時間
  • 帰社日の有無
  • 最低年収
  • 協力会社を常に募集している

ポイント①オフィスの規模

自社に作業スペースを必要としない客先常駐では、オフィスの規模も小さくなります。

客先常駐での働き方が多いのに、わざわざ大きな場所を用意する可能性は低いです。

絶対に間違いないとまではいきませんが、オフィスの規模が小さい企業は高確率で客先常駐が多いと推測できます。

ポイント②勤務地と勤務時間

求人票にある勤務地と勤務時間で、客先常駐なのかどうかを判断できます。まず勤務地についてですが「首都圏」や「○○近郊」など、広範囲を示していた場合は注意が必要です。

次に勤務時間ですが記載してあるのが「プロジェクト先に準ずる」といった内容のものだと、客先常駐の可能性があります。

以上のように勤務地と勤務時間があいまいで、具体的な記載のない求人は客先常駐による働き方を疑ってもよいでしょう。

ポイント③帰社日の有無

月1回の帰社日が定められている場合も、客先常駐である可能性が高いです。

帰社日とはエンジニアを派遣するSES企業に見られるシステムで、情報共有や仕事のヒアリングを目的にメンバーが集まります。

客先で働いていることを表す制度ですから、帰社日の有無で客先常駐を判断することが可能です。

ポイント④最低年収

最低年収が著しく低い場合も客先常駐を疑ってかかるべきでしょう。4次請け以降の企業に客先常駐していると、年収が200万円代となるケースも存在すると解説しました。

記載してある最低年収が200万円代の場合、働き方は客先常駐で相手は4次請け以降の下請けが多いと言っているようなものです。

年収は年齢や企業の規模によっても変化しますが、200万円代というのは低すぎます。20代エンジニアの平均年収である約350万円を基準として判断してみてください。

ポイント⑤協力会社を常に募集している

客先常駐を行うSES企業は、取引先にエンジニアを派遣して利益を得ます。よって協力会社を常に募集している企業も、客先常駐である可能性が高いでしょう。

協力会社が増えれば増えるほど、SES企業として取引できるチャンスも広がります。

協力会社やビジネスパートナーを探している企業すべてが客先常駐だとは言いませんが、可能性があると思っていた方が賢明です。

客先常駐のすべてがやばいわけではない

客先常駐のすべてがやばいわけではない

客先常駐がやばいとなる原因の多くは企業によるものですが、それに当てはまらないケースもあります。

そういった企業は客先常駐のやばいイメージとは違い、スキルに自信のあるエンジニアが集まる環境です。平均年収も高い水準を誇り、評価制度もしっかりと整っています。

若い年代だけでなく、ミドル世代のエンジニアも活躍している印象です。客先常駐のすべてがやばいわけではなく、ホワイト企業と呼ばれる会社も確実に存在します。

客先常駐が向いている人の特徴を紹介

客先常駐が向いている人の特徴を紹介

客先常駐はやばいと言われる一方で、多くのエンジニアが経験している働き方でもあります。

客先常駐という働き方につらさを感じなければ、その立ち位置のまま長い間活躍することもできるでしょう。

ここでは客先常駐が向いている人の特徴について解説していきます。

客先常駐先での業務を楽しいと感じている

客先常駐のメリットとして、多くの会社・プロジェクトを経験できるというのがあります。

常駐先によって変化する業務内容や環境に対して、つらさよりもやりがいや楽しさを感じることができれば活躍できる可能性が高いです。

客先常駐先でのビジネスに興味を持てる

常駐先ではエンジニアとしてシステムの開発・運用に携わることになりますが、客先のビジネスに興味を持つことでワンランク上の働きができる可能性があります。

常駐先がサービスを展開している業界の知識を深めれば、今以上に必要とされる人材として認知されるでしょう。

客先のビジネスに興味が持てれば、楽しさも誘発しモチベーションの維持にも役立ちます。

客先常駐先でのお客様との会話が好きな人

客先常駐ではこれまで接点のなかった人と仕事をします。孤独を感じることもありますが、コミュニケーション能力の高さで乗り越えることが可能です。

会話を通して良好な関係が築ければ、現場で起こるさまざまな問題にも対処しやすくなります。

客先常駐がやばいと言われる理由を解説!まとめ

客先常駐がやばいと言われる理由を解説!まとめ

客先常駐はやばいと言われますが、働き方自体は珍しいものではなくIT業界では一般的な業務形態となります。

やばいと言われるケースは、客先常駐を行うSES企業の一部や常駐先の企業がブラックだった場合です。

ブラック企業の特徴を理解して回避する方法も実践すれば、客先常駐でやばいと感じる機会は限りなく少なくなるでしょう。

反対にホワイト企業の客先常駐であれば、レベルの高い環境と高年収に期待できます。客先常駐で働くのにどんな企業を選ぶべきか、記事を参考に検討してみてください。