転職エージェントの複数利用はムダ?併用するメリットとデメリット、注意点をカンタン解説!

転職エージェントの複数利用はムダ?併用するメリットとデメリット、注意点をカンタン解説!

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転職エージェントの担当者、相性合わないんだよな
転職エージェントからの情報が少ない、正しい情報か不安

このような転職エージェントに関するお悩みはありませんか?
人生を決める転職活動で、転職エージェントがイマイチだと、活動を進める上で不安ですね。

転職を成功させるため、転職エージェントは複数登録することがおすすめです。
今回は、その転職エージェントを複数登録すべき理由について、わかりやすく解説します!

この記事のまとめ
  • 複数利用するメリットは大きい!
  • さまざまな求人・アドバイザーに出会える
  • ただし、連絡を取る手間が増える点に注意
  • 上手にスケジュール管理して複数利用しよう
目次

結論:転職エージェントは複数登録がおすすめ

結論:転職エージェントは複数登録がおすすめ

結論から言うと転職エージェントは複数利用がおすすめです。
1社だけの登録でももちろんある程度の求人は確認できます。

しかし、複数社登録することで各エージェント特有のサービスを受けられたり、より多くの求人を確認することができます。

何社か登録することで様々な恩恵を受けられる

転職エージェントを何社か登録すると、用途ごとに使い分けられます。
たとえば、求人数を多く持っているエージェントを利用すると、豊富な求人の中から自分の気になる企業をピックアップできます。

少ない求人の中で無理やり選択するよりも、自分の希望を叶えた転職が可能になります。

また、求人情報はそこまで多くないものの、質の良い求人ばかりを取り揃えてる企業に登録することを想定してみましょう。この場合は、ホワイト企業や年収アップにつながる転職が可能になります。

さらに、「信頼できる人にサポートしてもらいたい」と考える場合は、担当者の評判が良い転職エージェントを利用すると、丁寧な面接対策を受けられたりメンタル面でのサポートが期待できます。

このように、転職エージェントを複数社登録することで、それぞれの企業の恩恵を受けながら転職活動が行えます。自分が転職エージェントに求めるポイントを把握して業者の選定を行いましょう。

転職エージェントを絶対に複数登録すべき理由とは?

転職エージェントを絶対に複数登録すべき理由とは?

転職エージェントを複数登録することで得られるメリットは多くあり、転職活動をより成功に近づけることが出来ます。

それであれば、一社に全部お任せするよりも、複数社に登録して自分で判断していく方が、より納得感のある転職になるでしょう。

具体的に、どのようなメリットがあるのか、代表的なものを6つご紹介します!

より多くの非公開求人を知ることができる

転職活動は情報戦です。
より多く情報を得た上で作戦を考えていく必要があります。

転職活動における情報源として、転職エージェントはとても重要です。
一方で、転職エージェントは各社毎に特徴があり、持っている情報も違ってきます。

登録した転職エージェントが、どの業界が強いのか、また、その業界の中でも、どの企業に対して、強い関係を持っているか等、違いがあります。

主に、以下のようなポイントで転職エージェントを分析しておくと良いでしょう。

求人情報数
・どの企業規模の求人が多いか
得意としている業界はどこか または 業界特化しているか
・どんな求職者をターゲットにしている転職エージェントか
・自分が希望する企業に対する紹介枠はどの程度持っているか

昨今では、大企業の衰退が著しく、以前のように大手から順に検討するようなやり方では本当に良い企業には巡り合いにくくなっています。

転職エージェントを複数登録することによって、希望する業界の隅々まで情報を取り、自分に一番適した企業を見つけることが出来ます。

人生の掛かった転職活動ですので、自ら選択肢を絞るのではなく、複数の転職エージェントからしっかり情報を獲得して、転職活動を有利にしていきましょう!

相性の良いエージェントと巡り合える可能性が高まる

相性の良い転職エージェントと巡り合えるかもしれないという点も、複数社登録するメリットとして挙げられます。やはり人間同士ですので、転職エージェントとの相性はとても重要です。

話しにくい転職エージェントだと、どうしても会話が遠慮がちになってしまい、聞きたい情報を十分に聞けなかったりします。

また、面接対策や応募書類の添削など、転職エージェントのサポートを受ける際にも相性が重要になります。

相性の良い転職エージェントだと、書類の添削や面接対策のアドバイスなどから自信を得ることが出来ます。
転職に対する自信がつくと、面接も通りやすくなり結果として転職活動を成功させることにつながります。

反対に、相性の悪い転職エージェントに添削をされていると、自信を無くしたり、反発してしまい素直にアドバイスを聞けなくなります。

このように、転職エージェントとの相性は、転職活動そのものに直結するほど重要なことでもあるのです。

最適な転職エージェントに巡り合うためにも3社から5社は、転職エージェントに登録しておくことで転職活動をより有利に働かせることが可能です。

書類添削や面接対策が受けられる

転職エージェントに複数登録すると、書類の添削や面接対策が複数回受けられる点もメリットと言えます。
自分一人で書類作成を進めると、主観的で企業受けしにくい書類になりがちです。

しかし、アドバイザーを挟むことで、多くの視点で書類をチェックしてもらえます。
転職のプロであるエージェントの担当者に添削してもらうことで、書類の完成度が上がり書類選考の通過率も高まります。

また、転職エージェントのアドバイザーは 企業の求める人物像や質問内容を把握しているので、的確なアドバイスをしてもらえる可能性が高く、より実践的な面接対策が出来るでしょう。

目的に合わせてエージェントを使い分けることができる

転職エージェントの特徴に合わせて使い分けることができる点も、複数の転職エージェントに登録するメリットです。

例えば、メインで専門職を検討しているが、その周辺の職種・業種への転職も合わせて検討したい場合などで有効です。専門職の情報を聞きたい場合は、対象の業界や職種に特化した転職エージェントをメインに会話すれば良いです。

また、周辺の職種・業種への転職を検討する場合は、より幅広い求人情報をもつ、大手などの転職エージェントに相談することで、欲しい情報を得やすくなります。

その他、面接や書類添削のシーンも使い分けが出来ます。

大手の幅広い求人を扱う企業では、初めての転職活動や第二新卒のような方も多くサポートしていることが多く、面接対策なども丁寧に対応をいただけます。

反対に、ハイクラスの転職エージェントや業界特化の転職エージェントだと、ある程度のスキルがある前提で会話をスタートされます。

そのため、面接や書類作成に関するサポートよりも、より深い業界や企業の情報、もしくは、採用された後の交渉に於いて力を発揮します。

このように、各シーンに合わせて転職エージェントの使い分けをしていくためにも、複数の転職エージェントを登録しておくことが重要となってきます。

以下に、おススメ転職エージェントの紹介URLを貼り付けてますので併せてご覧ください

様々な視点からのアドバイスをもらえる

転職エージェントに複数登録するということは、その数だけ担当者がつくことが一般的です。

例えば、

  • A社の担当者
  • B社の担当者
  • C社の担当者

これだけのエージェントがいれば、様々な意見やアドバイスをもらうことができます。

これら多くのアドバイスなどから、自分を客観的に分析して転職に活かすことができれば転職は成功するでしょう。

紹介してもらえる求人の母数が増える

複数のエージェントを利用することで、紹介してもらえる求人の幅が自然と増えます。
「この分野、こんな会社がよかったけど、こんな選択肢もあったんだ!」などと、新しい選択肢が見つかることもあります。

メリットとしては、以下が挙げられます。

  • 非公開求人に限らず多くの求人を吟味できる
  • 触れる物件の母数が多くなる

転職エージェントの担当者も人ですので、見逃しているあなたにぴったりの求人があるかもしれません。
この時に、複数のエージェントを利用することで取り残しなく求人をチェックできます。

ですが、同時のデメリットもあるので以下を頭に入れておきましょう。

  • 目移りしてしまう
  • 転職までに時間がかかってしまうことも

やはり、多くのエージェント、多くの求人に触れることで応募する会社を選ぶのに時間がかかったりして効率が悪くなる可能性もあります。

スピード重視で転職を考えている方は初めから一つに絞っての転職活動をおすすめしています。

転職エージェントに複数登録するデメリットはある?

転職エージェントに複数登録するデメリットはある?

転職エージェントを複数登録することは、メリットばかりではありません。
いくつかの注意点やデメリットも存在します。

デメリットとなるポイントをしっかり対処しなければ、メリットを享受するどころか、逆効果となってしまい転職活動に影響してしまいます。

ここでは、複数の転職エージェントに登録する際に気を付けるべきポイントについて、まとめてご紹介します。

複数のエージェントと連絡をとる手間がある

登録している転職エージェントが増えると、その分、各社毎にやり取りをする必要が生じて手間となります。
転職エージェントとの日程調整だけでも、複数あると大変ですが、活動が進むと各社毎にこなさないといけないタスクがどんどん増えていきます。

履歴書や応募に必要な書類、面接の日程調整などを複数のエージェントと進めることになります。
また、各社との調整を進める上で、どの転職エージェントとどの話をしたかを抑えておくことも重要となります、

例えば、5社の転職エージェントに登録した場合、5社それぞれから求人情報を紹介されることになります。
紹介された各企業の細かい情報や、業界情報など、紹介元以外のところで相談しないように、5社それぞれに整理しておく必要があります。

このように、転職エージェントに複数登録することでとても忙しくなることが予想されます。
転職活動を進める上では、十分に時間を取って活動をスタートさせましょう!

情報の取捨選択が必要

転職活動で複数の転職エージェントから多くの情報を得ると、矛盾するような意見やアドバイスを受けることがあります。どの情報を信頼するのか、自分の中で正しく整理し、取捨選択していく必要があります。

では、どのような場合に、自分の中での判断が迫られるのか、具体例を挙げてみます。
例えば、以下のようなケースです。

<システムエンジニアに転職を希望している第二新卒に対して>

転職エージェントA社「システムエンジニアはとても不足しており需要が多いです。年収も高まり将来性もある人気の職種でお勧めです。」

転職エージェントB社「システムエンジニアはとても大変です。仕事が忙しく、案件によっては大きなトラブルもあり苦労することもあります。そのせいか、慢性的に人が足りてない状況です。あまりお勧め出来ません

それぞれ別の転職エージェントからこのように一見、矛盾した事を言わればとします。
これらの情報に対して、正解はどっちなんだ、と探しても明確な答えはありません。

なぜなら、どちらもある意味で正しい事を言っているからです。
どのような職種でも、視点を変えればポジティブにもネガティブにも表現出来てしまうので、自分なりの判断基準を持って活動を進めることが重要です。

人生の掛かった大事な転職活動ですので、自分できちんと情報を管理して前に進めていきましょう!

利用費用がかかる場合の金銭的負担がある

転職エージェントの中には、サポート費用や紹介費用として料金がかかるエージェントも存在します。
そのような状態で複数登録してしまうと、対応する工数がかかる上に費用も嵩むのでおすすめできません。

複数登録する場合は、一つは無料のエージェントでもう一つは有料エージェント、または全て無料エージェントを利用してコストを抑えましょう。

無料のエージェントだと金銭的負担もありませんので、上手に併用して良い転職先を見つけましょう。

アドバイザーとの相性が悪い場合もある

複数の転職エージェントに登録するということは、その数だけ担当者がつくということになります。
中には、相性が悪いと感じるアドバイザーが担当になることもあるでしょう。

そのような場合も、横柄な態度にならないように接することが大切です。
人生を左右する転職活動におけるパートナーとして、信頼関係の構築が転職活動の成功につながります。

ただし、どうしても信頼関係が築けそうにないと感じる場合は、転職エージェントの本部に連絡をして、担当者を変えてもらうということも可能です。

そもそも転職エージェントの複数併用が不要な人とは?

そもそも転職エージェントの複数併用が不要な人とは?

この記事の初めに、転職エージェントは複数併用がおすすめ!とお伝えしました。
しかし、全ての人に複数登録がおすすめというわけではありません。

ご自身の状況によっては必要ない方もいます。
実際にどんな方が必要ないのかをここではご紹介いたします。

担当者との連絡などに避ける時間が少ない人

転職エージェントの担当者との連絡ややりとり、紹介された求人のチェックなどは時間がかかる場合があります。現職も忙しく、転職に避ける時間が本当に限られているという方は、初めから転職エージェントは一つに絞って探す方がおすすめです。

少ない時間の中で複数のエージェントとやりとりを行いやっていき、時間的な余裕がなく結局転職を諦めてしまったという方も実際にいます。そのようにならないために、時間は有効活用しましょう。

実際に、どう絞るの?と悩んでいる方のために幾つかポイントをご紹介いたします。

  1. 担当者のファーストコンタクトの対応で選ぶ
  2. レスポンスの速さで選ぶ
  3. 口コミや評判で選ぶ
  4. 希望の求人があるかで選ぶ

ポイントとしては、転職への意欲はあるが転職に避ける時間があまりないということを担当者に伝えておくだけでも早く対応してもらえたりする場合があります。

そこで、対応の早さや質、初めに送られてきた求人が伝えた希望と合っているかなどを判断材料として絞ってみても良いでしょう。

既に選考段階まで進んでいる人

もしあなたが既に転職エージェントで選考段階で面接や書類選考などに進んでいる場合は、新規でエージェントに登録するということはムダになる可能性があります。

選考段階に既に進んでいる場合は、一旦現在進行している面接などを優先して行いましょう。

よくありがちなのが、保険として違う企業などを受けたりするということですが違うエージェントを利用すると、進め方や対策なども違うので結局どちらも中途半端になってしまうことが多くおすすめはできません。

ですが、担当エージェントの力不足や情報不足などで不安だなと感じた時は、迷わずに転職エージェントや担当者の変更を申し出てましょう。

担当者の変更などはあることで、より良い転職先を見つける上で良いエージェントを利用するということはとても大切です。

転職経験が豊富でやりたいことが決まっている人

今までに複数回転職をしていて、ある程度転職活動の流れを把握している人は、複数の転職エージェントに登録することは不要でしょう。

また、転職したい業界や職種がある程度決まっている人は、転職エージェントに複数登録することはおすすめしません。

その場合は、特定の業界や職種に特化した特化型転職エージェントに登録することが最適です。
特化型転職エージェントでは特定の業界に特化したアドバイザーが在籍していることが多く、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。 

転職エージェント複数利用のコツは3つ

転職エージェント複数利用のコツは3つ

ここまで、転職エージェントを複数利用することの、メリットやデメリットを紹介しました。
ここでは、転職エージェントを複数利用する際の3つのコツを紹介します。

しっかりコツをおさえて、複数利用の恩恵を最大限受け取れるようにしていきましょう。

①主体的に各エージェントとコミュニケーションを取る

まずは、主体的に自分から各エージェントに連絡をしてコミュニケーションを取りましょう。
先述の通り、各担当者との信頼関係の構築が、転職活動の要です。

具体的には、「1~2週間に1回は連絡をいれる」「不安なことや、わからないことがあったら迷わず連絡をする」「嬉しいや悲しいといった感情面も共有する」などがあげられます。

このように、各エージェントとコミュニケーションを密にすることで、あなたの状況を把握してもらい、最適な転職先を紹介してもらえるようになります。そのため、日頃からコミュニケーションは積極的にとっておきましょう。

複数利用するということは、その分担当者の数も増えることになります。
そのため、おのずとコミュニケーションにかける時間も増えていきます。

ひとりひとりからじっくりアドバイスを受けるためにも、時間のゆとりを確保しておくことも大切なポイントです。

②経歴を統一して記載する

各エージェントに提出する経歴は、全て統一しておきましょう。
情報の混乱を防ぎ、複数利用の管理の煩雑さを、少しでも減らします。

この際、嘘の内容を伝えることは避け、真実だけを伝えてください。
職歴や学歴などで嘘の情報を伝えると後々のトラブルに繋がりかねません。

各担当者との信頼関係構築にも大きく関係してきます。

さらに、事実と異なる経歴を並べ転職を成功させたとしても、入社後にミスマッチを感じてすぐに退職したくなる可能性もあります。その場合は、転職活動にかけた労力が無駄になってしまいます。

あなたに合った、最適な転職先の提案をしてもらうためにも誠意ある対応が大切です。

③カウンセリング内容を記録

担当者とカウンセリングで話した内容は、かならず記録しておきましょう。
スマホのメモ機能を使ったり、転職活動専用のノートを用意するのがおすすめです。

「担当者からどんな話があったのか」「企業についてどんな風に説明があったか」などを担当者ごとにまとめておくことで、情報の整理ができます。

「誰とどんな話をしたのか」を思い出すだけでもとても頭を使います。
余計な労力を使わず、転職活動に集中するためにもカウンセリング内容は記録しておきましょう。

複数登録していることは担当者に伝えるべき?

複数登録していることは担当者に伝えるべき?

複数の転職エージェントを登録した場合、その事実を、各担当者に伝えても良いかどうか、悩ましいところですね。

結論、伝えてしまう方がメリットもあり楽になります。
どうして伝えるべきかを解説します。

転職エージェントから聞いてくる場合が多い

大抵、転職エージェント側から、他社への登録があるかどうかを聞いてきます。

人によっては、このタイミングで「何社も登録しているとわかったら、気を悪くしないだろうか」「他社利用があるからと言っていい加減な対応になったらどうしよう」と、不安になる方もいるのではないでしょうか。

結論、複数登録している事を正直にお伝えすることが正解です。
ここで隠してしまうと、転職エージェントにも気を使いながら転職活動をする必要が出てしまい、負荷になってしまいます。

大事な転職活動に対して、必要以上に負荷をかけたくありませんよね。
また、複数登録をしている事を隠しながら会話を進めると、情報の管理がより一層大変となってしまいます。

一方で転職エージェント側としても、複数登録している可能性を十分に理解して聞いてきているので、それに対して不満に感じる担当者なら、プロ意識が足らないと言えます。

エージェントの複数併用は担当者に伝えてOK!

転職エージェントには、複数登録を伝えることは全く問題ありません。

それは業界の中ではよくあることですし、むしろ、転職エージェントの立場からみると、他社比較されていると感じて、よりサービスレベルを高めようと意識します。

また、転職エージェントからみると、複数社登録しているという事は、この求職者は転職に対して本気で取り組んでいるんだ、と感じます。

つまり、複数社登録していると転職エージェントに伝えることで、むしろ転職エージェント側もやる気が出るのです。堂々と、複数社登録していることを伝えていきましょう!

複数のエージェントで選考まで進む場合は注意

ぶっちゃけ、複数のエージェントで選考まで進むのはおすすめできません。

  • 内定が被った時に面倒
  • やりとりを行う連絡が大変
  • 担当のエージェントから優先度が低いと思われて良い対応をしてもらえない可能性もある

先ほど「複数のエージェントを利用していることを伝えてもOK」とお伝えしましたが、これは登録を行って提案してもらっている段階でのお話です。

選考に進む段階で掛け持ちをしているとなると、担当者は内定を断られる可能性も考えて優先的に良い転職先を紹介してもらえなくなる可能性もあります。

しっかりと対応をしてもらうためにも、選考段階では一つのエージェントに絞れるようにしましょう。

【複数登録OK】全て登録して損はない転職エージェント3選!

【複数登録OK】全て登録して損はない転職エージェント3選!

ここでは併用がおすすめなIT転職エージェントを3つご紹介します。

登録して損はない転職エージェント3選!

いずれも登録し、転職活動を効率的に進めましょう。

マイナビエージェント

マイナビエージェントは、総合的にみてとてもバランスの取れた転職エージェントです。転職までトータルサポートしてもらえるので、満足度は高めです。また、マイナビには独占求人も多数あるので、他社では出会えない魅力的な求人を探すことができるかもしれませんよ。

おすすめの年齢層 20代前半〜40代後半まで
対応地域 東京、横浜、大阪、名古屋、札幌、福岡
おすすめポイント 業界でもトップの求人数を誇る大手転職エージェント。非公開求人も豊富に取り扱っているため自分に合った転職先が見つけやすい!

ワークポート

ワークポート

ワークポートは特にITやweb系に強い転職エージェントですが、他分野もしっかりと網羅しているのが特徴。転職決定人数No.1の実績があるので、利用者も多く、登録しておいて損はない転職エージェントとなります。

おすすめの年齢層 20代前半〜40代後半まで
対応地域 全国
おすすめポイント IT系での転職を考えているならおすすめ!専門のスタッフが対応するので、相談もしやすい。履歴書・職務経歴書
作成ツール「レジュメ」が利用できて転職を全面サポートしてもらうことができます。

リクルートエージェント

日本最大級の転職エージェントが、リクルートエージェントです。専門のキャリアアドバイザーに転職をまるっとサポートしてもらうことができます。非公開求人も10万件近くあるので、求人数で選ぶならリクルートエージェントです!

おすすめの年齢層 20代後半〜40代後半まで
対応地域 全地域に対応
おすすめポイント リクルートエージェントは、求人数も多く業種もとても幅広く取り扱っています。実績がある転職エージェントなので、転職が初めての方にもおすすめです。

転職エージェントを複数登録する上で気をつけるべき3つのこと

転職エージェントを複数登録する際は、以下の点に気を付けましょう。

それぞれ解説します

①担当者が合わない場合は担当者変更を依頼する

自分と合わない転職エージェントの担当者だったら、すぐに変更依頼をしましょう。
時間が経つほど、心理的に変更依頼を切り出しにくくなります。

転職エージェント側も、コミュニケーションの回数が多いほど、引き継ぎの負荷は大きくなります。
こちら側としても、相性の合わない担当者がいると、コミュニケーションの負荷となり、転職活動に支障を来す場合があります。

転職エージェントを複数登録していると、何社もの担当者とやりとりが発生し、ただでさえ煩雑になるので、できるだけ相性の合う担当者で揃えていくことで、負荷の軽減を図っていきましょう。

担当者の変更依頼は、メールで実施可能です。

変更をお願いしたからと言って、電話で引き留められたり、文句を言われたりと言うことは普通ありません。
逆に、そんな事をしてくる担当者だったら、尚更、変更してしまって正解と言えます。

転職活動において、時間はとても貴重なものなので、早めの決断が重要と言えます。

②日程管理を気をつける

複数社登録していると、日程管理がとても大変になります。

それぞれの転職エージェント毎に、打ち合わせの日程調整から、書類の添削、面接対策、求人に対する申込みの締め切り、面接日程の調整などが入ってきます。

例えば、5社の転職エージェントに登録して、求人を3社づつ申し込むとすると、15社の企業に対しての転職活動を並行して行うことになります。

それぞれのタスクの締め切りを意識して、優先順位をつけて対応していく事が重要です。

 例)本命企業グループ、滑り止めグループ、練習台グループと分けて、先に練習台グループを数社受け、感覚を掴んだ上で、本命企業に全力投下する、並行して滑り止めになりそうな企業群の面接をこなす、と言うように、メリハリをつけていきましょう!

③異なるエージェントを介して同じ求人に応募しない

最も避けなければいけないのが、応募先が重複してしまうことです。

万が一、別の転職エージェントから同じ企業へ応募してしまうと、その情報は、大抵は全く同じ採用担当者の元に届きます。

そうなると、採用担当者からは「複数の取引先を適切にコントロールすることも出来ない人なんだ」「雑な仕事をしてしまうのではないか」という印象を受けてしまい、考えすぎとも取れますが、面接などが不利に働いてしまう可能性があります。 また、転職エージェント各社にも、ネガティブな印象を持たれて信頼を失う結果となり、今後の転職活動にも影響してしまいます。

転職エージェントの複数管理におすすめのツール

転職エージェントの複数管理におすすめのツールここでは、エージェントの複数利用をしながらも転職活動を効率よく進めるために、おすすめのツールを3つ紹介します。どれも手軽に使えるツールですので、ぜひ活用しましょう。

転職エージェントの複数管理におすすめのツール

①スケジュール帳

定番のスケジュール帳ですが、ぜひ活用しましょう。限られた時間を有効活用するためにも、スケジュール帳を活用した「やるべきことの見える化」をおすすめします。

もし、働きながら転職活動をしているのであれば、現職の休日や退社後の時間を転職活動に充てなければなりません。そのため、あらかじめ取るべき行動を把握し効率的に動ける状態を作っておきましょう。

具体的には、選考の予定や経過、この後に紹介するTODOリストの内容があります。これらをスケジュール帳に書き込み、タスクを進めていきましょう。

②TODOリストの作成

転職活動に向けて、やることは多岐に渡ります。そのため、TODOリストを作成しましょう。書類の作成に向けて自己分析や、企業のリサーチ、面接やそれに伴う面接練習など、必要なタスクを書き出し、それぞれにかかる所要時間も把握しておきます。

例えば、「C社 履歴書作成 3時間」 「自己分析チェックを受ける 1時間」など

それを、先述したとおり、スケジュール帳に書き込み、実際に行動する予定まで落とし込むことが大切です。スマホのメモ機能やパソコンを使ってリストアップしたり、手書きでも良いでしょう。

③Google Calendarの利用

最後はGoogle Calendarの利用について紹介します。こちらは使い慣れている方も多いとは思いますが、パソコンとスマホで共有できる点やアラート機能があり、予定を忘れないことからも、転職活動中にはおすすめです。

特に、選考が進むと、面接等の案内がメールできることがほとんどです。時間や場所の詳細が書かれたメールをコピーし、Google Calendarに入力しておけば、後からメールを探す手間が省けます。

Googleアカウントがあれば全て無料で使えるので、ぜひ活用しましょう。

転職エージェントに登録する前に!登録の流れを把握しよう

転職エージェントに登録する前に!登録の流れを把握しよう

これから転職エージェントに登録しようと思っている方に向けて、転職エージェントの利用方法について紹介します。どの転職エージェントも大きな流れは同じのため、ここで手順を確認しておきましょう。

転職エージェントの登録から内定までは5ステップ

転職エージェントの登録から内定までは5つのステップで進んでいきます。自分から動き出せない人も転職エージェントに登録すると担当者が進めてくれるため、安心して転職活動が行えます。

STEP
公式サイトから登録

まずは公式サイトから登録を済ませましょう。公式サイトには、登録フォームが設置されています。そこからメールを送信したり、専用フォームに入力することで登録が完了します。

STEP
プロフィールを登録・面談予約

登録を済ませマイページの作成が完了したら、プロフィールや職務経歴を入力していきましょう。入力が済むと、「登録後面談」や「カウンセリング」という形で希望条件やスキルについて確認がされます。

面談は対面で行うもののほかに、電話やオンラインで行うものがあります。そのため、転職エージェントの支店が近くにない場合でも利用できます。

STEP
面談および求人の紹介

実際に担当者との顔合わせ面談を行ったあとは、求人の紹介に進みます。面談の際にあなたが伝えた希望条件や職場に求める雰囲気などを元に、マッチした求人を紹介してもらいます。

しかし、この時点で自分が希望する求人がない場合もあるでしょう。自分に合った求人がない場合は、遠慮なく他の求人の紹介を依頼しましょう。我慢して面接まで進んでしまうと後悔したり、辞退する結果を招く可能性があります。

STEP
求人への応募と対策

応募したい求人が決まったら、転職エージェントに仲介してもらいながら応募に進みます。応募が完了し面接の日程が決まったら、履歴書や職務経歴書の確認を行います。

あらかじめ自分で書いた履歴書や職務経歴書を確認してもらったり、うまく書けない場合は担当者と共に作成を進めていきます。

また、「面接に自信がない」と感じる方は担当者と面接対策を行います。自己PRの方法や、よく聞かれる質問に対する応答など実践型の練習を行います。

面接は事前に練習しておくと、本番ではリラックスした状態で臨むことが可能です。転職エージェントのプロの力を借りながら、面接に向けて準備を進めましょう。

STEP
内定から入社へ

選考を経て、内定が決定するといよいよ入所の準備に移ります。内定先企業との連携も転職エージェントが間に入ってくれるためスムーズに行えます。また、給与の交渉や内定先企業に対して不安な点がある場合は、遠慮なく担当者に相談しましょう。

入社前に不安な点を0にして、明るい気持ちで働き出せるようにします。

転職エージェントの複数利用でよくある質問

転職エージェントの複数利用でよくある質問

ここでは、転職エージェントを複数利用する際によくある疑問にお答えします。事前に不安な点を解消して、エージェントの登録に進みましょう。

①担当者に許可を貰う必要はある?

転職エージェントを複数利用する際「各担当者に許可をもらった方が良いのかな」と、疑問を感じるでしょう。しかし、各転職エージェントに許可を取らずに複数利用しても構いません。

②同じ求人を複数社で見つけたんだけど

ひとつの企業が多くの求人媒体に掲載するケースは非常に多くあります。そのため、複数エージェントに登録すると、同じ求人を何度も見かけることがあるでしょう。

さらに、細かく見ていくと細かな待遇や給与などが異なる場合もあります。そのため、同じ求人を見つけた際は条件の良い方を選択しましょう。ただし、一見同じ業務に見えても条件が異なると希望する職種と異なる場所で働くことになる可能性もあります。

同企業の求人を複数のエージェントで確認する際は、給与だけでなく業務内容も確認してミスマッチを防ぐことが大切です。

③履歴書を見てもらう場合は何社くらいに登録したら良い?

応募したい求人が決まっていても「履歴書を確認してもらいたい」「経歴書を誰かにチェックしてもらいたい」という方もいるでしょう。

その場合は、1社〜2社の登録がおすすめです。あまりに多くの転職エージェントに登録してしまうと、様々な価値観にさらされて何が正解か分からなくなってしまいます。そのため、履歴書を添削してもらいたい場合は、2社程度にとどめましょう。

④担当者と相性が悪かったら退会すべき?

転職エージェントを利用するデメリットの中に「担当者と相性が悪い」「担当者が高圧的で相談しにくい」というものがあります。しかし、担当者と相性が合わない場合は変更を申し出ましょう。

転職エージェントにおいて、担当者変更の依頼は珍しいものではありません。そのため「この人と合わないな」と思ったら、転職エージェントの本部に連絡し担当者の変更を依頼しましょう。

⑤料金がかかるエージェントはある?

今回紹介した転職エージェントは全て無料で利用できます。また、今回紹介した転職エージェント以外も多くが無料で利用できます。

⑥管理が難しい

複数の転職エージェントに登録した場合は、その数だけツールの管理や担当者とのやり取りが発生します。それぞれを管理していく手間がかかるので難しく感じてしまいますが、複数利用で受けられるメリットもたくさんあります。

ぜひスケジュール帳やGoogle Calenderを有効活用して管理をしてみましょう。ただし、時間的な余裕がない場合や複数の担当者とのコミュニケーションが難しいと感じる場合は、1つのエージェントに絞って進めていきましょう。

 ⑦どうやって使い分けたらいい?

転職エージェントごとの特徴を見極めると良いでしょう。「大手企業の求人が多いのか」「中小企業が多いのか」という求人の傾向。また「求人数が多いのか」「書類添削や面接対策が丁寧なのか」など、それぞれの転職エージェントごとに特徴があります。

それらを見極め、シーンや自分に必要な要素に合わせて上手に活用していくと良いでしょう。

【まとめ】転職エージェントは賢く複数利用するのがおすすめ!

【まとめ】転職エージェントは賢く複数利用するのがおすすめ!

ここまでご紹介したように、転職を成功させたいなら、転職エージェントを複数登録すべきです。

何社もの転職エージェントとやりとりする事で、情報を十分に集めて、自分に最も会う企業を見つけ出すことが出来ます。

また、相性のいい転職エージェントと巡り合うことができれば、面接対策も進めやすくなります。

複数登録しておくことで、シーンに応じて、どこからどんな情報をとるか、初歩的な相談はどこにして、専門的な質問はどこにするか等の使い分けも可能になります。

一方で、注意点として、複数社との調整が発生することで煩雑になる点や、情報が増えすぎることで取捨選択が必要になる点、応募先の重複リスクなどが発生します。

これらのデメリットに気をつけつつ、担当者変更や、日程管理、応募先の重複をしない事に、それぞれ気をつけていき、複数の転職エージェントとうまく付き合うことで、転職の成功確率はグッと上がります。

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