WEB業界はインターネット上のサービスを扱う企業が属し身近な存在であることから、気になっている方や目指したいと考えている方もいるでしょう。
WEB業界は専門的なスキルや知識が必要なイメージもありますが、未経験から転職することは可能なのでしょうか。
本記事ではWEB業界の職種別の転職難易度やおすすめの転職エージェント、転職成功のポイントなど幅広く解説しています。
WEB業界への転職をお考えの方はぜひ参考にしてください。
- 未経験からWeb業界への転職は可能
- Webエンジニア・デザイナーが狙い目
- 転職の際はエージェントを活用するのがおすすめ
- 迷ったらdodaに登録して相談してみよう
目次
【結論】未経験からWeb業界への転職は可能！
結論、未経験からでもWeb業界へ転職するチャンスは大いにあると言えます。
今なおインターネットサービスはめざましく発展しており、新型コロナウイルスの影響もあり社会的にWebサービスやITの需要はさらなる伸長を見せています。
Web業界の急速な発展に対し人材不足の傾向が顕著になってきており、今後もIT人材不足は続く見通しです。
そのため、未経験の方であってもポテンシャルややる気を見て採用したいという企業や、育成する前提で未経験者を採用するという企業は少なくありません。
実際に求人を見ても、未経験可や未経験歓迎といった求人も存在していることが分かります。
さらに、最近ではオンライン上で手軽にWeb知識を学べる講座やプログラミングスクールなども充実しているため、スキルを習得して転職を目指すのもおすすめですよ。
Web業界の転職難易度を職種別に紹介
Web業界で働く場合いくつかの職種が選択肢として挙げられますが、もちろん職種によって必要なスキルや転職の難易度も異なってきます。
特に未経験でWeb業界への転職を目指す場合、専門的なスキルが求められるかどうかなどを確認しどの職種を希望するか検討すべきでしょう。
各職種の転職難易度などについて解説していきますので、チェックしてみてください。
- Webエンジニア
- Webデザイナー
- Webディレクター
- Webプランナー
- Webコンサルタント
Webエンジニア
独学・スクールなどスキルを学ぶ方法が多くある
WebエンジニアはPython、JavaScriptなどのプログラミング言語を用いてプログラミングを行う職種のことを指し、Web業界の中でも層の厚い職種です。
専門的なスキルや知識が求められるものの、人材不足の影響もあり未経験可の求人も見られるため、転職の難易度は比較的低いと言えるでしょう。
できればWebやプログラミングに関して一定の知識を習得しておくのがおすすめです。
独学で学べる学習ツールも多くありますし、プログラミングスクールに通うというのも一つの方法です。
資格を取得しておくとその領域の知識やスキルを有していることの証明になるため、資格取得を目指して勉強をするのも有効でしょう。
Webデザイナー
志望理由を明確にできれば転職のチャンスあり
WebデザイナーはWebサービスやサイトのデザインを行う職種で、見た目の良さはもちろん、ユーザーにとって使いやすいように機能やUIなども検討する必要があります。
もちろん経験や知識があれば有利になりますが、未経験でも転職できるケースも多く転職難易度は低めになっています。
未経験から目指す場合でも、最低限のWebサービスに関する知識を身につけておくことが望ましく、Webサイトを作成した経験やそれに準ずるポートフォリオなどがあればより有利になるでしょう。
知識や経験がゼロでも、なぜWebデザイナーになりたいのか・Web業界に興味がある理由などを整理し面接で明確に伝えることができれば大いに採用のチャンスはあります。
特に第二新卒、20代の若手はポテンシャルや今後の活躍に期待して採用してもらえるケースもありますので、転職エージェントを活用して書類や面接の対策をするのがおすすめです。
Webディレクター
マネジメント経験が活かせる
WebディレクターはWebエンジニアやWebデザイナーなど複数メンバーをとりまとめ、プロジェクト全体のスケジュール管理やマネジメントを行う職種です。
全体を管轄していくためWeb業界での経験や知識は必須で、転職難易度は高い傾向にあるため、未経験からの転職は容易ではありません。
しかしマネジメントの経験があれば採用してもらえる可能性があり、これまでの経験を活かせるでしょう。
責任が伴う職種ですがその分高収入を狙えるチャンスがあり、Webディレクターの年収は他Web系職種と比べても高い水準にあるようです。
Webプランナー
企画や提案の経験を活かせる
Webプランナーはクライアント側の要望を元に、サービス全体の企画の設計を行う職種です。
クライアントの意見を丁寧にヒアリングし、それに沿う企画内容を提案していく複合的な能力が求められ、転職難易度はどちらかというと高めになります。
Web業界でなくても企画や提案の経験がある場合は評価してもらえる可能性があります。
Webデザイナーやエンジニアといった職種での職務経験を経て目指すという道も考えられます。
Webコンサルタント
幅広い知識・スキルが求められるがやりがいも大きい
Webコンサルタントはクライアント側の要望を聞き、事業の拡大や課題解決のためにアドバイスを行うのが主な仕事です。
例えばクライアントのサービスがより多くの顧客を獲得するためにサイト内の改善や広告運用を行うなど、総合的なWebに関する知識が必要になってきます。
やりがいも大きい仕事ですが、責任も重く未経験から転職する難易度はかなり高くなってしまいます。
まずは他のWeb職種で経験を積みスキルを磨いてからキャリアアップしていくという方もいるようです。
Web業界への転職におすすめの転職エージェント5選
Web業界への転職を目指す場合、転職エージェントを活用して転職活動を進めるのがおすすめです。
転職エージェントは希望に合わせて求人を紹介してくれたり、選考対策のアドバイスをしてくれたりと様々なサポートを提供しています。
Web業界に強いおすすめのエージェントを5つ紹介していきます。
| アイコン | サイト名 | 求人数 | ポイント |
|---|---|---|---|
 |
220,000件以上 | 業界トップクラスの求人数 | |
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マイナビクリエイター | 公開求人4000件以上 | 懇切丁寧なサポート体制 |
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ワークポート | 非公開 | 未経験向けの求人が豊富 |
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ビズリーチ | 公開求人85,000件以上 | 高収入が狙えるスカウトサービス |
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レバテックキャリア | 非公開 | IT/WEB業界特化で専門性が高い |
doda
- 業界トップクラスの求人数
- サイトとエージェントのハイブリッド
- 豊富なコンテンツを利用可能
dodaは業界トップクラスの求人数を保有し、その数220,000件以上にのぼります。
転職サイトとエージェントのハイブリッド型サービスであり、自分で検索して求人を探すこともできますしエージェントに相談して求人を紹介してもらうこともできます。
豊富な求人があるため、希望に合う求人を見つけやすいのがメリットでしょう。
サイトを見てみると、業種や職種はもちろん勤務地や年収、そのほか休日や残業など様々なこだわり条件に合わせて検索することができるようになっています。
求人探しはもちろん、年収査定やキャリアタイプ診断などの各種診断、レジュメビルダーといったお役立ちコンテンツも利用できます。
さらに、一度に複数の企業に出会える転職イベントにも参加できるなど、情報収集に役立つため登録しておいて損はありません。
dodaのクチコミ
評価：5.0他の転職サービスと比べてもとにかく求人数が豊富で、多くの求人の中から希望に合うものを探せました。こだわりに合わせて多くの条件を設定して検索できるため、使いやすかったです。
評価：4.0転職活動のスケジュールや面接の対策など、丁寧にサポートしてもらいました。初めての転職で不安がありましたが、担当の方に相談することで安心して進められたと思います。
マイナビクリエイター
- Web・IT・ゲーム業界専門のサービス
- 懇切丁寧なサポート体制
- 地方求人まで幅広くカバー
マイナビクリエイターはWeb・IT・ゲーム業界専門の転職エージェントです。
業界専門の転職サポートサービスのため担当アドバイザーはよく業界のことを理解した上でアドバイスやサポートを行ってくれるので、初めてのWeb業界転職でも安心できます。
懇切丁寧なサポートが魅力で、希望をよくヒアリングした上で求人を紹介してくれたり、選考対策の進め方をアドバイスしてくれたりするため、転職活動に不安がある人におすすめです。
希望を伝えればそれに合わせて求人を提案してもらえますし、面接の日程調整など面倒な企業とのやりとりも代行してくれｙｒ、効率的に転職活動が進められるメリットもあります。
求人は大手から中小まで幅広くまた地方の求人までカバーしているため、多くの人にとって使いやすいでしょう。
まずは登録して転職について相談してみましょう。
マイナビクリエイターのクチコミ
評価：4.5希望条件を伝えるとそれに合わせて求人を提案してくれました。自分で求人を探すよりも効率的だったのが良かったです。専門知識があるのでミスマッチも少なかったと思います。
評価：5.0未経験業界への転職だったので、Web業界について分からないことも多く不安がありました。丁寧に業界や職種について説明してもらえて納得のいく形で転職先を検討できて、さらに相談にも乗ってもらって助かりました。
ワークポート
- 転職決定人数No,1の実績
- 未経験向けの求人も多い
- 無料の講座やスクールもある
ワークポートは長年にわたって転職支援を行ってきており、転職決定人数No,1の実績があります。
多くの実績があるため転職ノウハウが充実しており、それを元に内定まで手厚くサポートしてもらえます。
未経験向けの求人も多く転職コンシェルジュが手厚くサポートしてくれるため、転職が初めての方や未経験の業界に挑戦する方に向いているでしょう。
何かと不安が多い転職活動において、困ったことや悩みを相談できる相手がいるのは心強いものです。
転職ノウハウが学べる講座や無料のエンジニアスクール「みんスク」も利用できるため、Web業界について学習しながら転職活動を進めたい方や知識を習得して転職活動に臨みたい方にぴったりです。
利用は無料ですので気になった方は登録してみましょう。
ワークポートのクチコミ
評価：5.0未経験の業界を目指していましたが、意外にも多くの求人を紹介してもらえて助かりました。どのように強みや志望動機をアピールすべきかアドバイスしてもらえたのがありがたかったです。おかげで納得のいく転職ができたと思います。
評価：4.0丁寧にこちらの話を聞いてくれたり、レスポンスが早かったりと良い対応だったと感じます。優秀なアドバイザーの方のおかげで気持ちよくスムーズに転職活動が進められました。
ビズリーチ
- 登録して待つだけのスカウトサービス
- 高収入・好条件の求人が多数
- キャリアアップを目指す方にぴったり
ビズリーチはハイクラス向けのスカウト型サービスです。
職務経歴書を登録しておけば、待つだけであなたの経歴を見た企業やヘッドハンターからスカウトが届く仕組み。
スカウトが届いたら企業と直接やりとりできるので、調整や条件交渉もスムーズに進められるのが嬉しいポイントです。
届くスカウトを吟味していけば良いので自分で求人を探しに行く手間が省けて、忙しい方や現職を続けながらでも利用しやすいでしょう。
企業から経験や強みについて評価されスカウトをもらうことで、思わぬ自分の可能性や市場価値に気づけることもあるようです。
求人は年収1,000万円以上の求人が3分の1以上を占め、高収入・好条件のものが多いためキャリアアップを目指す方におすすめで、30代～の方にも向いているサービスです。
ビズリーチのクチコミ
評価：4.5現職が忙しくあまり転職活動に時間を割けずにいました。ビズリーチは登録してスカウトを待てば良いので利用しやすかったです。他の転職サービスと併用しやすいのも良いですね。
評価：4.0どのような企業から求められているか、どのような経験が評価されるのかを確認するのにぴったりでした。自分の市場価値に気づけたように思います。転職するしないに関わらず、利用価値があるのではないでしょうか。
レバテックキャリア
- IT/Webエンジニアに特化
- 業種・職種の知識が深い
- 紹介する求人の満足度は94%にのぼる
レバテックキャリアはIT/Webエンジニアに特化した転職エージェントで、IT/Webエンジニア特化型としてはトップクラスの求人数を誇り、転職支援実績も豊富な実力のある転職エージェントです。
特化している分アドバイザーは業種・職種についての知識が深く、あなたの経験の価値を正しく理解した上で提案を行ってくれます。
経験を活かせる、キャリアアップできる求人を紹介してくれるため紹介の満足度は94%にのぼっています。
年7,000回以上もの企業ヒアリングを行っており、転職業界の最新かつ詳細な情報を有しているのも強みです。
詳細条件まですり合わせた上で企業選びができるでしょう。
IT/Webエンジニア経験者の方や収入アップを目指す方は登録してみてください。
レバテックキャリアのクチコミ
評価：4.0IT/Web関連の専門性が高いと感じました。よく業界を理解した上で提案してくれるので納得感がありました。結果として良い転職先に出会えたと思います。
評価：4.0これまでの経験や技術に関する話もでき、他のサービスよりアドバイザーの知識が深いと思いました。細やかな希望にも沿ってもらえてありがたかったです。
未経験からWeb業界へ転職する際のポイント
Web業界は売り手市場の傾向で、未経験からでも転職するチャンスがあると言えるでしょう。
とはいえ未経験からの転職を成功させるにはいくつかのポイントをおさえておく必要があります。
- 未経験からの転職難易度が低い「エンジニア」や「デザイナー」に絞って行う
- 第二新卒を狙って転職活動を行う
- ポートフォリオを作成する
- コードに出来るだけ多く触れる
未経験からの転職難易度が低い「エンジニア」や「デザイナー」に絞って行う
まずよっぽどこだわりがない限りは、転職難易度が低い「エンジニア」や「デザイナー」に絞って転職活動を進めるのが良いでしょう。
経験が重視される職種や転職難易度の高い職種は、なかなか書類選考が通過できなかったり、そもそもマッチする求人が見つからなかったりする可能性があります。
転職エージェントを活用し、未経験から目指すべき職種や求人探しについて相談に乗ってもらうのも有効です。
各職種で必要なスキルや知識は異なりますから、それに合わせて勉強したり資格取得を目指したりするのが良いでしょう。
第二新卒を狙って転職活動を行う
第二新卒とは新卒で入社後2～3年で転職活動を行う人のことを指し、企業側もこの先長く働いてもらえる見込みがあることから未経験からでも採用したいというニーズがあります。
今の会社であと数年、少なくとも3年は働くべきといった考えをお持ちの方もいるかもしれませんが、需要がある第二新卒を狙って早めに転職活動に着手するのも有効と言えます。
なぜWeb業界で働きたいのかを明確にし、やる気やビジョンをアピールすることが大切です。
ポートフォリオを作成する
Webサービスやサイトを作成した経験などをポートフォリオとして作成すると、選考の際企業側に評価してもらえる可能性が高いです。
特に未経験からの場合、どの程度のスキル・知識があるのか判断しづらいもの。
成果物があれば現状のレベルが把握しやすいですし、未経験からでもWeb業界への興味ややる気が大きいことをアピールできます。
どのようなポートフォリオを用意すべきか、どうすれば評価してもらえるか、専門のエージェントなどに相談するのがポイントです。
コードに出来るだけ多く触れる
Web業界で働く上でプログラミングの知識は職種を問わず求められるため、コードに触れる機会を増やしておくと有利です。
未経験からの場合、最低限プログラミングについて教材やスクールを活用して学んでおくのがおすすめです。
専門的なスキルはもちろんのこと、変化の激しいWeb業界では常に学び続ける姿勢が重視されるため、学習意欲が高いことは評価してもらいやすいでしょう。
Web業界は楽じゃない？シビアな現実を紹介
Web業界の仕事というと、日々使うネット上のサービスが対象となりなじみやすいイメージがあるかもしれません。
しかしながらWeb業界は決して楽な業界ではなく、シビアな面も存在します。
ミスマッチにならないようにWeb業界について正しく理解した上で転職活動を進めましょう。
- 年齢や勤続年数よりも実力が重視される
- 常に勉強し続けなければいけない
- 1つの職種でも幅広い知識が必要
年齢や勤続年数よりも実力が重視される
まず、Web業界は他の業界と比べて年齢や勤続年数よりも実力が重視される傾向にあります。
歴史のある日系大手企業などは年功序列の風習が根強く残り、勤続年数が長いほど高い役職についていたり年収が高くなっていたりする企業も多いです。
しかしWeb業界は比較的新しい企業も多く専門的なスキルが求められる領域であるため、具体的な実績や活躍によって評価が決まる企業も多いようです。
一度会社に入れば安泰という考えではなく、しっかり実力を発揮していく姿勢が必要になるでしょう。
常に勉強し続けなければいけない
Web業界は変化の目まぐるしい業界であり、常に新しいサービスや流行が登場しています。
そのため一度スキルを身につけたら終わりということはなく、常に新しい技術やトレンドを学んで追い続ける必要があります。
その時の知識は2～3年で役に立たなくなると言われることもあるほどです。
勉強の意欲がない方や能動的に学習するのが苦手な方にとってはプレッシャーを感じる環境になってしまうかもしれません。
1つの職種でも幅広い知識が必要
Web業界では1つの職種でも幅広い知識が必要になってくるケースが多いことも把握しておきましょう。
例えばWebディレクターはプロジェクト全体の管理やマネジメントが主な仕事になりますが、デザインやエンジニアリングに関する知識なども総合的に求められます。
知識がないとプロジェクトメンバーとのコミュニケーションが円滑に進まない、クライアントに対する提案力が欠けているといった状態になりかねません。
業界全体を見通せるような知識を学び、スキルを身に着ける必要があるのです。
未経験でWeb業界へ転職するまでの流れ
未経験からWeb業界への転職を目指す場合、どのような流れで転職活動を進めれば良いのでしょうか。
転職エージェントを活用する流れを詳しく解説しますので、事前にチェックしてスムーズに進められるようにしましょう。
転職エージェントを利用した転職の流れ
- STEP1会員登録まずは転職エージェントへの登録を行います。職歴などの情報を指示に沿って入力するだけで簡単に済みます。
- STEP2面談日程調整を行った後、担当者との初回面談を行います。これまでのキャリアの棚卸や希望条件のヒアリングを実施し、求人を紹介してもらいます。
- STEP3応募気になる企業が見つかったら、いよいよ応募していきます。提出する職務経歴書の添削も行ってもらいましょう。
- STEP4面接書類が通れば面接を複数回行います。不安であれば面接練習も行ってもらえるので活用してください。
- STEP5内定面接を突破すれば晴れて内定となります。退職の手続きをし入社に向けての準備を進めましょう。
転職エージェントを使う際の注意点
- 複数のエージェントを活用する
- 担当者の言うことに流されない
- 相性が悪い場合担当を変えてもらう
- 求人について気になることは聞いておく
転職エージェントは無料で手厚いサポートが受けられるサービスですが、とりあえず登録して使っておけば良いというものでもありません。
転職エージェントはそれぞれ特徴や強みが異なりますので、複数のエージェントを活用し比較しながら良いと思ったところに厳選していくのが賢い使い方です。
また、アドバイザーの質はピンキリというのが正直なところで、中には強引に求人を進めてくる人や希望に合わない提案をしてくる人もいます。
担当者の言うことに流されすぎず、相性が悪いと感じたら担当を変えてもらうなどして信頼できる相手を探しましょう。
さらに選考を進んだ後に「思っていた仕事内容・条件と違う」と感じてしまわないよう、求人について気になることは何でも聞いておくのがポイントです。
未経験からWeb業界へ転職する前に疑問を解決！
未経験からWeb業界への転職を目指す場合、様々な疑問や不安があるかと思います。
よく聞かれることについて解説していくのでぜひチェックしてみてくださいね。
【Q1】Web業界への転職に年齢は関係ある？
年齢は大いに関係します。
業界経験者の場合、どちらかというとスキルやこれまでの実績が重視されるため、年齢が高くても採用してもらえるチャンスはあるでしょう。
しかし特に未経験の場合はポテンシャル採用になりますから、若い方がこれからの活躍を期待して採用してもらいやすく、年齢が高いと難易度は高くなってしまいます。
特に20代後半以降はどんどん転職難易度が上がっていってしまうので、転職を考えだしたら早めに情報収集に動き出すことをおすすめします。
【Q2】Web業界へ転職するために持っておいたほうがいい資格は？
資格は必須ではありませんが、Webエンジニアを目指すのであれば「基本情報技術者試験」、Webデザイナーを目指すのであれば「ウェブデザイン技能検定」を取得しておくのがおすすめです。
資格はその領域についての知識・スキルを有していることの客観的な証明になりますので、特に未経験の場合はまず資格取得を目指すのも有効です。
その他Webディレクター向けには「Webディレクション試験」、Webプランナー向けには「Webクリエイター能力認定試験」など各職種向けの資格・試験や、「PHP技術者認定試験」など各領域の専門性を問うものもあります。
ご自身の目指す職種や現状のレベルに適した資格の取得を目指すのが望ましいでしょう。
【Q3】Web業界の職種の平均収入は？
Web業界全体で見ると平均年収は450万程度と言われており、全体平均と比べると同等レベルか少し高い水準になります。
とはいえ職種によっても大きく異なりますし、その人の業務範囲や量によっても差が出るため一概には言えません。
より高いスキルや責任が問われる職種は年収も相応に高くなる傾向にあり、例えばWebディレクターの年収相場は500～800万程度になるようです。
トッププレイヤーは年収1,000万～を稼ぐ人もいるので、スキル次第では高収入も狙える業界であると言えるでしょう。
【Q4】Web業界で一番未経験で転職しやすい職種は？
比較的転職難易度が低いとされている、「Webエンジニア」や「Webデザイナー」が転職しやすいと言えるでしょう。
Webディレクターやプランナーは経験が求められるため、転職難易度は高い傾向にあります。
とはいえ未経験向けの職種であってもWeb業界に関する知識や特定のスキルを習得したり、資格を取得したりして知識を学ぶ姿勢が大切になってきます。
業界や職種に関することで迷ったら、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
【まとめ】Web業界への転職準備はお早めに
Web業界はまだまだ成長し続けている業界であり、人材不足の傾向から未経験からでも転職できるチャンスのある業界と言えます。
未経験からの転職を成功させるには、各職種や業界について理解しスキルを学ぶ姿勢をアピールすることが大切になってきます。
またなぜ未経験からWeb業界を目指すのか、どのような目標があるのかなどを明確にしておき、やる気やポテンシャルをアピールするのも有効です。
ミスマッチになるなど後悔しないためにも、早めに情報収集や転職準備を進めるようにしましょう。
