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Webサービスを作りたいあなたが真っ先に行うべき3つのこと

サービスを作りたいといっても人という生き物は弱い生き物。なかなか実際にサービスをつくるというところまでいけません。そんなあなたにおすすめなのは、まずは作らざるをえない環境をつくってしまうこと

サッカーや野球でもスパイクやグローブを買ってしまえば、練習しますよね?まずは実際にやらざるをえない環境をつくらないと人は動かないものです。

よくきかれることなのですが、

「レンタルサーバはどれが一番いいの?」

「ドメインの取得はどうすればいいの?」

「そもそもドメインってなんですか?」

「なにを覚えればWebサービスを作れるようになるんですか?」

このような質問を多くの方から頂いたので、これからWebサービスを自分で作ってみたいという方に対して、望ましいと思われる環境のつくり方について解説していこうと思います。

1. レンタルサーバを借りよう

やっぱりせっかく作るならみんなにみてもらいたい!つくったものがあると、IT系企業において制作・開発の新卒採用が決まりやすいといった副次的なメリットもございます。まずは、サーバを借りましょう。

おすすめはさくらのVPSのスタンダードプランです。月額980円という低価格であることに加えて、定額制であることは初心者向けかと思います。従量課金型のサーバは、初心者にはあまり好ましくありません。

初心者の方であれば、最初は最下位のプランで全然問題ないかと思います。自分のつくったWebサービスがどんどん成長してきて。。。となったときにはじめて上位プランやAWSといった従量課金型のサーバの検討をすればいいと思います。

さくらVPSの使い方に関しては、ドットインストールの動画が非常にわかりやすいのでおすすめです。さくらVPSの契約後、こちらの動画をみながら設定を行うことをおすすめします。

さくらのVPSの契約から導入の手順まで全て確認しながら作業をしたいという方には、契約から導入までを解説している記事がありますので、ご覧下さい。

なぜさくらのVPSなのか?に関してさらに補足しますと、root権限をもって、操作ができるということです。これだけ言われるとそれってどういうことなの?となってしまうかと思いますが、簡単に説明させて頂くと、自分でOSをインストールしたり、サーバの細かな設定を行ったりできるということです。

root権限を持った操作ができないサーバではこのような経験をすることができません。UNIXのコマンド操作というエンジニアとしてのスキルとしては非常に重要なスキルの学習もできるので、月額980円払ってでも契約することをすすめます。

2. ドメインを取得しよう

ドメインってなんだろう?という方ももしかしたらいるかも知れませんので、補足しますとドメインとは

http://google.com
http://engineer-intern.jp

というようなものです。

ドメインは最安のものであれば、なんと。。。。年額数百円で取得可能です。.proドメインなどあまり見慣れないドメインだとこの値段で取得できます。せっかくサイトをつくったのであれば、ドメインを取得してサイト公開されることをすすめます。

ドメインをとることでまた学べることがたくさんあります。DNSの設定、IPアドレスについてなど多くのことを座学ではなく、実際にどういうものなのかを実感しながら学べます。年額280円だとすると費用対効果としては非常に大きいかと思います。

3. 実際につくるものを決めよう

ここなんですが、iPhoneのアプリを作りたい、Androidのアプリを作りたいという方は多くいらっしゃいますが、あくまでそれは作りたいものというよりは手段にすぎません。

1. みんなの待ち合わせがもっとスムーズになるようにしたいからなにかサービスを作る

2. みんなの今この瞬間考えていることを共有できるようにしたいからなにかサービスを作る

というようなプロセスが健全なプロセスかと思います。ただすでにこういうアプリはあるからつくらないというような話によくなりがちなのですが、まずいきなりすごいものではなく、最初は最低限の機能だけで作ることが大事です。

だれしもいきなり優れたものが作れるようになるわけがありません。一歩ずつです。

例えば10個つけたい機能があったとしましょう。その場合、2つだけでも実装してアウトプットとしてのWebアプリ、スマホアプリなどをまずはつくることが重要だと思います。機能が増えれば増えるほど、バグが増えますし、なにより完成までに時間を要するので、挫折しがちです。まずはゴールまでいく経験をすることが大事です。

また自分の詳しいこと、もしくは自分の好きなことをベースにWebサービス、アプリを作ることが重要だと考えます。基本的なシステム上の仕組みは同じでもそこに載せるコンテンツ、情報が違うだけで完全に異なる、独自性のあるサービスやアプリとなります。ただでさえ技術力がない初心者のときにはなおさらです。

いつかやろうではいつまでたってもやることにはなりません。昔はこのように手軽にサーバを借りたりということも難しい時代でした。ただ今はその敷居は著しくて低下しています。やらない理由がない。簡単なものを作った後は、実践でさらにスキルを磨くこともできます。

また以前書いた記事になりますが、Macでのアプリ開発がイケている3つの理由という記事があります。どのような道具を選択するかはアプリを作るうえで非常に重要なポイントとなりますので、こちらも合わせてごらん下さい。

もし自分でものづくりをやってみて、よりスキルを高めてみたいという学生の方はプログラミングのコーチングを受けてみるのも手かもしれません。

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