「インターンシップとアルバイトの違いとは何なのか?」
そのような疑問の声を耳にすることが多くあります。この2つの違いが一体なんなのかを紹介していこうと思います。その違いは大きく2つです。
- インターンシップは、アルバイトと違い、大学生が参加することが前提である点
- インターンシップは、アルバイトと比較したときに、スキルアップとしての意味合いが強い点
それでは詳しく説明していくことにしましょう。
1. インターンシップは、アルバイトと違い、大学生が参加することが前提
アルバイト求人サイトは多数ありますが、これらは応募者の年齢は限定していませんし、様々な人からの応募があります。10代の人からの応募もあれば、50代の人からの応募もあります。
そこに大学生が応募したとなると、授業がある学生の場合、もちろん配慮してくれない企業様がないわけではありませんが、なかなか調整してもらうことが難しくなります。終日平日5日勤務できるアルバイトの人のほうが雇用する企業側からすれば望ましいという話になります。
IT企業におけるインターンとなると、大学生が来ることを前提としていますので、学校の授業の時間などを配慮し、積極的に採用して下さる会社様が多いです。これは学生にとって大きなメリットだと言えます。
2. インターンシップは、アルバイトと比較してスキルアップとしての意味合いが強い
アルバイトとインターンシップもどちらも対価を頂けるという点では同じです。塾講師のアルバイト、家庭教師のアルバイト、コンビニアルバイト、飲食店アルバイトなどが、大学生がもっともよくやることになるアルバイトではないでしょうか?
ただ大学生という若く、物覚えがいいその時期を単なる時給をもらうためだけに使うのは少しもったいないような気がします。市場が拡大するIT業界・情報産業において、今後より需要が高まる、作るスキルを身につける経験を出来るという点でインターンシップは非常に大きな価値があるのではないでしょうか?
社会とはなかなか世知辛い(?)もので、社会に出て、歳を重ねるとその時点での実績や経験を見られるようになります。ただ大学生であることを甘えにするべきではありませんが、若い、大学生であるということは、ポテンシャルを見てもらえる部分が大きくあります。
最初はポテンシャルを見てもらうというのでもいいと思います。ただ実際に作ることに実務の部分で関わった人と関わっていない人では卒業した時点で大きなスキルの差がついているのは明白です。それは優秀であるか否かの違いというよりは、経験の差です。
対価を得ながら、スキルを磨く。中長期的に見たときに、将来求められるようなスキルを大学生の頃に身につけておく。IT企業でのインターンシップでその頑張りが認められて、正社員として新卒採用されるような大学生もいます。インターンシップ先で内々定を頂いておけば、この不況下で安心して、焦ることなく就職活動にも専念できるというメリットもあります。