ITエンジニア向けのスカウトサービスとして開発されたDirect type。
評判や口コミも少なく、実際に転職に役立つのか疑問に思っているかたもいるのではないでしょうか?
このような不安から、利用したくてもなかなか手が出ない気持ちも理解できます。本記事ではDirect typeの特色や、使用するうえでのメリット・デメリットについて解説する内容です。
Direct typeが気になっているかたは、ぜひ最後まで読んでみてください。
- DirectTypeは登録するだけで求人が届く
- スカウト型で20代から50代のエンジニア経験者におすすめ
- 2020年にサービスを開始したばかりなので、口コミや評判が少ない
- DirectTypeとマイナビITAGENTの二つに登録し、効率的に転職を進めるのがおすすめ!
【公式サイト】
https://directtype.jp/
目次
Direct typeは20代~50代のエンジニア転職におすすめ!
『DirectType』とは、2020年8月にエンジニア向けのiOS版転職アプリとしてスタートしたサービスです。iPhoneユーザーのみの使用環境を改善するため、2022年7月にWeb版をリリース。
インターネットにつながる環境さえあればDirect typeが使用できるため、多くの技術者が利用可能なサービスとなりました。メインとなる機能は、求職者の手間を減らしてくれるスカウトシステム。
入力された情報をもとに採用担当者からスカウトが届くため、ちょっとした空き時間での転職活動が可能になります。
忙しいことが当たり前のエンジニアにとって利用価値も高く、幅広い年齢層に合致するおすすめのサービスです。
Direct typeの特色をご紹介
それでは『DirectType』がどういったサービスなのか、もう少し深堀していきましょう。Direct typeのおもな特色は次の4つです。
公式サイト:
https://directtype.jp/
特色①IT・Webエンジニアの求人が多数
『DirectType』にはスタートアップからベンチャーおよび認知度の高い大手まで、さまざまな企業の求人が掲載されています。
スカウトの到着以外に、自分で求人に応募することも可能です。(応募には転職サイト「type」のアカウントも必要になります)
厳選された1,600以上のIT求人を、好きな場所・好きなタイミングで閲覧できます。
特色②登録して待っているだけでスカウトが到着
Direct type最大の特色が、求職者の手間を省くスカウトシステム。自身の経験やスキル、希望条件を入力すると各企業の採用担当者から直接アプローチが来ます。
求人を自分で「探す」のはなく、「待つ」ことがポイント。情報の入力さえ終わってしまえば、空いた時間にアプリやWebサイトで状況を確認するだけです。隙間時間で楽に転職活動が進みます。
採用担当者も自社が欲しい人材をピンポイントで見つけ出せるメリットがあり、マッチング精度が非常に高くなることも利点です。
自分ひとりでたくさんの求人を見て探すのは限界がありますが、Direct typeなら予期しないほどの優良案件ともマッチングできる可能性があります。
公式サイト:
https://directtype.jp/
特色③エンジニアに特化したtypeブランド
『DirectType』を運営するのは株式会社キャリアデザインセンター。1997年から技術者のためのキャリアや転職情報を発信する情報誌「エンジニアtype」を発刊してきました。(現在はWebマガジンとして発信中)
エンジニア採用率の高い転職サイト「type」も運営しているため、業界に対応した豊富な知識と強力なパイプも持っています。
typeブランドを背景とするDirect typeが、エンジニア転職に強いことも当然と言えるでしょう。
特色④多方面から技術者のキャリアをサポート
Direct type単体だけの使用でも便利ですが、株式会社キャリアデザインセンターが行うさまざまな転職支援サービスの併用もおすすめします。
転職サイト「type」やエンジニア向けの転職イベント「typeエンジニア転職フェア」に先ほど紹介したWebマガジン「エンジニアtype」など、使ってみても損はないサービスばかりです。
typeブランドの強みと言える、さまざまな角度からのキャリアサポートを最大限に使うべきです。
公式サイト:
https://directtype.jp/
Direct typeとほかの転職サイトを比較!
ここからは『DirectType』と、ほかの転職サイトを比較してみます。Direct type自体は新しいサービスのため、公開データも少なくほかのサービスと比べると見劣りしてしまうかもしれません。
ですがDirect typeの掲載求人は、転職サイトtypeと同様のものです。転職サイトtypeはITエンジニアの掲載職種数No.1という実績があり、掲載企業の8割近くから技術者の採用に強い求人媒体と認識されています。
表面上の数値だけにとらわれない判断が必要です。
公式サイト:
https://directtype.jp/
求人数と利用者実績の比較表
それでは主要転職サイトとDirect typeの比較表を見てみましょう。
求人数と会員数、主要な年齢層を掲載しています。(Direct typeの求人は転職サイト「type」を背景としているため、typeのデータを記載しています)
名称 | サービス開始時期 | 会員数 | 求人数 | 主要な年齢層 | 特色 |
---|---|---|---|---|---|
DirectType | 2020年8月(アプリ版) | 公開なし(typeは約350万人) | 1,600以上 | 求職者の41%が34歳以下(type) | スカウト機能で採用担当者から直接アプローチが来る |
マイナビITAGENT | 1997年 | 約541万人 | 24,156件(2022/8/10) | 求職者の59%が35歳以下 | 幅広い求人、20~30代の求職者が多数 |
リクルートエージェントIT | 1977年11月(株式会社日本リクルートセンターとしてスタート) | 約125万人(1年分のデータ) | 135,759件(2022/8/26) | 求職者の59%が30歳以下 | IT業界最多の求人を保有 |
レバテックキャリア | 2017年 | 約20万人以上(2021年2月時点) | 13,005件(2022/8/10) | 求職者の50%以上が30歳以下 | エンジニア転職特化型の転職サイト |
doda | 1989年(情報誌からスタート) | 約694万人(2022年4月末) | 151,358件(2022/8/10) | 求職者の72%が34歳以下 | 求人検索・エージェント・スカウトの3サービス同時利用可 |
公式サイト:
https://directtype.jp/
Direct typeを転職に利用するべき人
エンジニアの転職に最適な『DirectType』ですが、どんな人でも最大の恩恵が受けられるわけではありません。
ここではDirect typeの使用がおすすめできる人、反対にDirect typeを使用してもあまり効果が感じられない人について解説いたします。
Direct typeがおすすめの人
『DirectType』の特色は、企業からのアプローチを待ちながら転職活動が進むこと。したがって忙しい技術者であるほど、Direct typeのメリットを最大限活用できます。
ほかの転職サイトで、希望の求人に出会えなかった人にもおすすめです。Direct typeの検索条件はほかのサイトよりも細かく指定できるため、より希望に近い求人を探し出すことができます。
もちろん採用担当者からのスカウトを待っても問題ありません。
公式サイト:
https://directtype.jp/
Direct typeがおすすめできない人
大前提としてDirect typeはエンジニア向けに開発されたサービスですから、技術職以外の転職には向きません。
エンジニアにこだわらない転職を望むのなら、総合型の大手転職支援サービスが適しているでしょう。またDirect typeの基本サービスは、企業とのマッチングまでです。
面接対策や給与交渉などは、自分の手で行わなければなりません。企業との話し合いの部分で不安を感じるなら、Direct typeではなくエージェント系のサービスが最適です。
マイナビITAGENTやリクルートエージェントITを検討してみましょう。
Direct typeのメリット
技術者向けの転職支援サービスは、Direct type以外にもたくさん存在します。そういった転職支援サービスの中で、Direct typeが発揮する強みとはどういうものでしょうか?
ここでは『DirectType』を使うメリットについて解説いたします。具体的なメリットの内容は、次に示した3つです。
公式サイト:
https://directtype.jp/
メリット①隙間時間を使って効率的に転職できる
『DirectType』はスカウト機能をメインとした転職サービスです。情報を入力したあとは採用担当者からのスカウトを待つのみなので、時間を効率的に使えます。
通常の転職サイトのように、自分に合った求人を検索・応募する時間も必要ありません。
自分の経験やスキル、希望条件などを見て採用担当者がアプローチしてくれるので、マッチングにおける利用者側のアクションがほとんど省略できます。本来、求人を探すはずだった時間をどう使うかは自分次第です。
自身のスキルを高める訓練に当ててもいいし、プライベートに使っても構いません。空いた時間を使って効率的に転職活動できるのが、Direct typeの大きなメリットです。
メリット②スマホアプリが使いやすく便利
Direct typeはアプリ版とWeb版の2種類から使用可能です。スマホでWeb版を開けば、アプリを使うのと一緒ではと思う人がいるかもしれません。
ですがアプリ版として開発されたDirect typeの使い勝手は、スマホでWeb版を開くのとは比べ物にならないでしょう。
スカウト機能はもちろんのこと、気になる求人をあとで閲覧できる検討中機能や、スケジュール管理に便利なカレンダー機能を備えます。
スマホアプリとして最適化されたDirect typeは、忙しいエンジニアの転職活動を支える便利なツールです。すべての機能が使えるのはiOS版アプリのみですが、使用できる状況ならインストールをおすすめします。
メリット③多彩なIT求人が揃っている
『DirectType』の求人数はけっして多いものではないですが、案件内容は実に多彩です。企業が専門性・希少性の高い技術者を欲する場合、エンジニアに特化した転職サイトでなければ条件がうまく伝わりません。
Direct typeに多彩なIT求人が揃うのは、エンジニアの採用に強いのはtypeという認識が企業側に広がっているからです。
採用担当者が感じるDirect typeの有用性は、コストをかけずに欲しい技術者をピンポイントで採用できること。Direct typeに多彩なIT求人が揃うのは、きわめて当たり前のことなのです。
公式サイト:
https://directtype.jp/
Direct typeのデメリット
次はDirect typeのデメリットについて解説です。どんなに使い勝手の良い転職支援サービスでも、使う人の立場によってデメリットが浮かび上がるのは仕方のないことでしょう。
スカウト転職サービスのDirect typeも同様で、人によっては無視できない次のようなデメリットが存在します。
公式サイト:
https://directtype.jp/
メリットとデメリットの差を見極めて、使用するか否かを判断しましょう。
デメリット①地方のIT求人が少ない
Direct typeの対応地域は全国となっていますが、求人のほとんどは首都圏に集中しています。閲覧できる求人の8割以上が首都圏の案件で、地方の求人はかなり少数です。
希望勤務地が首都圏以外の人は、Direct typeのメリットそのものを実感できないでしょう。地方の求人を求める人は、全国の求人が集まる大手転職サイトがおすすめです。
デメリット②スカウトが来ないパターンも
採用担当者は入力されたエンジニアの情報を見てマッチングを希望します。Direct typeはあくまで採用側が欲しいと考える人材にスカウトが届くシステムです。
経験やスキルが少ないと、スカウトが来ない可能性もあります。ある程度の技術者経験がないと、Direct typeを利用する価値は少ないでしょう。
デメリット③サポートが少ない
最後のデメリットはサポートが少ないことです。アプリ版には職務経歴書作成機能や相性診断機能がありますが、転職相談やキャリアサポートのようなサービスは存在しません。
手厚いサポートを望むのなら、エージェントサービスのほうが適しています。
【まとめ】Direct typeは20代~50代のエンジニアの転職におすすめ!
スカウト機能をサービスの中心とする『DirectType』は、ある程度の経験があるすべての技術者におすすめです。転職活動がままならない、忙しいエンジニアこそ利用するべきサービスでしょう。
特にtypeブランドを背景とした企業側の認知度は、ほかの転職サイトにも引けを取りません。表面的な数値が劣っていても、サービスを使用する価値は十分あります。
時間を効率的に使えるDirect typeを用いて、自分の希望にぴったりの転職を実現しましょう。
公式サイト:
https://directtype.jp/