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女性のSEとしてのキャリアはどう考えておくべき?

女性が就職活動をする際には、女性としてのキャリアパスをどう考えておくべきかという問題があります。

女性は結婚し子供が生まれると、キャリアを一時期中断せざるを得ません。

そのため、子育て中のブランクをどう乗り越えるべきか、子育てと仕事の両立をどう実現するべきなのか、ということは働く女性の前に立ちはだかる難問です。

ここでは、学生の時から考えておいて欲しい、女性のキャリアパスについてお話ししたいと思います。

学生に女性としてのキャリアパスを考える

まだ就職もしていない学生の時点で、「結婚して子供を産んで」などというところまで考えられる人はあまりいないかもしれません。

しかし、少しで良いので考えておいて欲しいと、採用担当者としては思います。しっかりと考えておかなければ就職できないわけではありませんが、いざ結婚・出産という状況が訪れた時に役に立つかもしれません。

もちろん、採用担当者の中には結婚・出産後の女性の対応について、知りたがる人も少数ですがいます。面接の場で聞かれないとしても、ある程度のキャリアプランについて考えておくに越したことはないでしょう。

女性が働き続けるための社内制度や公的サービスを調べてみよう

結婚・出産後の働き方などということはイマイチ想像できなくても、企業の女性のための社内制度や公的サービスについて調べてみるというのも一つの方法です。

世の中には知らなければ損をしてしまうことがたくさんあります。

例えば、出産前後の産前・産後休暇制度や、子供が生まれて一歳になるまでの給与の30%を受け取ることができる育児休業制度は、会社の制度ではなく国が定める制度です。雇用保険を支払っている人のみが、育児休業期間中に給与をもらうことができるのです。

また、育児休業期間が終わって仕事復帰した際に、時間短縮勤務が認められているのか、子供の発熱などによる看護休暇は取得できるのか、運動会や発表会のために休めるのかなどということは、会社によって制度が異なります。

また、父親である男性の出産休暇や育児休暇をどのくらい取得できるかという点も、調べてみると面白いかもしれません。

もし、その会社に就職したら、そこで出会った男性と結婚することがあるかもしれません。と言うのは冗談としても、男性に対する育児休暇制度が整っている会社は、女性に対する理解が深く働きやすい職場である可能性が高くなります。

さらに、会社に育児休暇制度や時間短縮制度が存在しても、その制度が適用された事例が少ないというケースもあります。誰も利用することがない、名ばかり制度ということです。それでは、女性が働きやすい会社とは言えません。

女性は子供ができてしまうとなかなか身動きが取李にくくなります。そうなってからでは遅いのです。自分の身を守るためには、自分のためになる制度について情報収集しておくしかありません。

「できない」ばかりでもダメ「できる」ばかりでもダメ

学生には想像することが難しいかもしれませんが、女性が結婚・出産を経てどう働くべきなのかということについて、少し考えてみたいと思います。

世の中の女性たちは苦労しながら子育てと仕事を両立させていますが、ほとんどのケースで重要なのが、保育施設や周りのサポート体制があるかということです。

まず、保育所を確保しなければなりません。自分が住んでいる場所の保育所の受け入れ態勢はどうなのか、調べてみると良いでしょう。

さらに、子供が熱を出した時にすぐに迎えに行ける環境にあるか、仕事は休めるのか、短時間でも子供を任せられる両親やファミサポのような存在が近くにあるか、ということも大事です。

また、夫となる人の協力も欠かせません。朝は忙しいため、妻が洗濯や食事の支度をしている時に、夫が協力して子供の世話やゴミ出しなどを主体的にしてくれるかということは、とても重要です。結婚相手を選ぶ際に、参考にしていただければと思います。

このような困難な状況の中、多くの女性は何とかやりくりして仕事と子育てを両立させています。

そこで重要なのが、子育てをしながらでもどこまでならできるのか、どこからができないのかという線引きを明確にしておくということです。

「六時までなら働けますが、残業は無理です。」「子供の病気などで急に休むかもしれませんが、他にも同じような人がいれば仕事を代わることができます。」など、具体的な要求とできることをはっきりさせるのです。そうすることで、会社側としても具体的な対処のしようがあります。

ところが、中には子育てと仕事の両立はとても無理でしょう、という女性もいます。それは、何でも「できません。」と言う女性と、逆に何でも「できます。」と言う女性です。

前者は、「9時に出社できませんし、5時までには絶対に帰ります。残業などもってのほか。子供が熱を出したら休みます。でも、給料が下がると暮らしていけません。」などという、要望ばかり出すのに、ほとんどのことをできないと言う人です。それでは、一緒に仕事している人に負担が大きくなり、受け入れられることはないでしょう。

後者は、「大丈夫です!何とかなります!今まで通り仕事させてください!」という女性です。一見意欲的で良さそうに見えますが、職場としては大変困るケースです。

なぜなら、できますと言ってもできるわけがないからです。子供を見てくれる親などはいるのか子供が熱を出したらどうするのか、などという具体的な方策もなく、「できます!」と言われても信用することはできません。

「できません」だけでもダメですし、「できます」だけでもダメです。具体的な方策をきちんと考えておけなければ、仕事と子育ての両立は難しいでしょう。

まとめ

女性のキャリアパスについて考えてみました。具体的なことを考えるのは難しいかもしれませんが、女性の働きやすさにもつながる社内制度や公的サービスなどを調べることは決して無駄にはなりません。

学生には難しいテーマですが、就職活動を機に一度考えてみてはいかがでしょうか。

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