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IT業界は本当にブラックなのか、データで検証してみる

「IT業界は業界自体がブラックだ」という話を耳にしたことがある方が多いのではないでしょうか。

IT業界に少しでも興味がある方の中には、業界研究を行っているうちにいろいろとネガティブな話を知ってしまい、結果的にIT業界で働くことを諦めてしまうという方もいらっしゃるかもしれません。

確かに会社によっては、ブラックと言われても仕方がないところもあります。ただし業界全体がそうなのでしょうか。私は決してそういう事は無いと思います。

私自身はIT業界で働いてもう10数年になろうとしています。そんな現役エンジニアから見たIT業界について、客観的なデータを確認しながらその真実に迫ってみましょう。

そもそもブラックとはなにか

まず、一言でブラックといっても人によっては様々な定義があると思います。

IT業界がブラックたる所以は、一般的に「低賃金」「残業や休日出勤などの長時間労働」などがあげられると思います。

また、IT企業に入ってもついていけずにすぐに辞めてしまうという話もブラックというイメージの原因ではないでしょうか。

不思議なもので人間の思考とは、不安を感じるときに、追い打ちをかけるようにネガティブな内容の話を見たり聞いたりすると、

その真偽を確かめることなく、盲目的に信じてしまいがちです。

例えば、何か体の調子が悪いときにインターネットでその症状を調べてみると、思いのほか深刻な病気の症状と一致することもあります。ただ、多くの場合は余計に不安を掻き立てられただけで、全く異なる原因であることが多いものです。

少ない情報、信頼性が低い情報をいくら集めても、それはほとんど情報としての価値がありません。正しい情報を元に冷静に判断する必要があるのです。

給与面からみるIT業界

さて、まずはIT業界の賃金から検証していきましょう。人それぞれかもしれませんがやはり給与が低いと、仕事に対するモチベーションが低下してしまいますし、やりがいが見いだせなくなってしまうため、業界がブラックであるかどうかの1つの指標になるかと思います。

早速IT業界で働く人の賃金と全産業の賃金を比較してみます。

経済産業省が平成29年8月に「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」という資料を発表しています。

IT関連産業の給与等に関する実態調査結果

11ページの「<参考> 日米のIT人材の年代別年収分布」によれば、各年代の平均年収は以下の通りです。

20代 413万円
30代 526万円
40代 646万円
50代 754万円

一方、国税庁が平成29年9月に発表した「民間給与実態統計調査」によると全職種の平均年収は以下となっています。

20~24歳 258万円
25~29歳 351万円
30~34歳 403万円
35~39歳 433万円
40~44歳 460万円
45~49歳 494万円
50~54歳 504万円
55~59歳 494万円

両者のデータを比較すると、IT業界で働く人の平均年収はかなり高い部類にあるといえます。IT業界でキャリアを積んでいけば、各年代でも順調に年収が伸びていることがデータからも読み取れます。

さらに、「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」の12ページでは「各国IT人材年収分布と全産業平均年収との比較」という資料があります。こちらを見ても、日本におけるIT人材の平均年収は全産業の約2倍弱と高水準であることがお分かりいただけるかと思います。

残業時間からみるIT業界

労働時間が長いと日常生活の疲れが蓄積し、自身が気づかないうちに精神面にも多大なるダメージを与えていたりします。こちらもIT業界の残業時間と全産業の残業時間を比較してみましょう。

先ほどご紹介した「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」の44ページによると、各年代の1か月あたりの残業時間は以下とのことです。

20代 25.3時間
30代 29.5時間
40代 29.5時間
50代 26.7時間

次に全産業の残業時間を見てみましょう。

日本経済団体連合会(一般的に経団連と呼ばれます)が2017年7月に発表した「2017 年労働時間等実態調査集計結果」によると、全産業の1か月あたりの平均残業時間は約22時間ということです。

IT業界は平均よりも3~7時間程度長いという結果が出ています。

これについて現役エンジニアの視点から見ると、確かに残業時間が多い時期があるのは事実です。

例えばあるプロジェクトを行う場合、初めに作業スケジュールを作成します。エンジニアはそのスケジュールに沿いながら進めていきます。当初のスケジュール通りに進むプロジェクトもありますが、中には次第に遅延がでてきてしまうケースもあります。

そういった場合、スケジュールの後半になると予定している作業が終わらずに残業時間が多くなってしまうということが実際にあります。

※もちろん、こういったスケジュール遅延を管理するために、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャという監督者がいて、作業進捗を管理しています。そのため,IT業界においても残業がほとんど無い月もあれば、多い月もあるとご理解いただければよいかと思います。

離職率からみるIT業界

厚生労働省が発表した「平成27年雇用動向調査結果の概況」に各産業の離職率がまとめられています。

これによると情報通信業の離職率は10.7%となっています。離職率が高いものとしては「宿泊業、飲食サービス業」が28.6%、「生活関連サービス業、娯楽業」が21.5%となっています。他の業種と比べても、特別に離職率が高いという事実はないようです。

まとめ

今回はIT業界がブラックであるか、公的なデータを用いて検証してみました。ブラックであるかどうかは各々の感覚によるところが大きいため一概にはいえませんが、個人的にはIT業界は決してブラックではない業界ではないかと思います。

ただし、今回ご紹介した指標はあくまでも平均であり、IT業界にもブラック企業は存在するのが事実です。志望する企業の試験を受ける前には必ず企業研究を行い、不安な点や疑問点はあらかじめクリアにすることが大事です。皆さんにとって後悔がない就職活動になることを祈っています。

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