1. お二人が運営に関わっているガクセイ基地とはなんなのでしょうか?
ガクセイ基地は、企業と学生の縦のつながりをつくることを目的として活動しています。
学生同士の横のつながりはサークルのような集まりで作れていると思いますが、企業と学生の縦の
つながりはたりないと感じ、ガクセイ基地は大学生に限らず、高校生とのつながりもつくっていこうと活動しています。
また学生と企業とのつながりというと、学生向けのセミナーや就活イベントがあると思われる方もいらっしゃるかと思われる方もいらっしゃるかと思います。
私たちがつながりをつくろうと考えているのは、これまでなにか新しい一歩を踏み出すきっかけとなるような情報が届いていなかった大学生や高校生に対して、そのような情報を提供しようということです。
その情報の提供元として、企業であったり、すでに社会において活躍されている社会人の方、学生団体を運営されている学生の方に取材し、記事にすることで、新たな学生の一歩を後押ししたいという思いのもと、ガクセイ基地を運営させて頂いております。留学に関する記事を英語で書いていたりもします。
そのような思いの下ではじまっておりますので、ガクセイ基地では企業向けの取材や学生団体への取材なども積極的にやらせて頂いているのですが、記事の最後に学生の新たな一歩を踏み出すということに関して後押しするようなメッセージを掲載させて頂いております。
学生の新たな一歩を踏み出すきっかけとなるような情報をガクセイ基地から積極的に今後も発信していければと思います。
またガクセイ基地では、大学生に対しての情報発信というところから活動を開始しましたが、ここ最近高校生への情報発信にも力を入れようとしています。具体的には、高校生の学生団体と力を合わせて、高校生を対象としたフリーペーパーの発行などにむけて動いています。
今後大学生に限らず、高校生にも広く新たな一歩を踏み出すきっかけとなるような情報をガクセイ基地から発信していければと思います。
2. ガクセイ基地にはどのようなメンバーの方が集まっているのでしょうか?
合計で20数名ほどのメンバーが集まっており、1,2年生のメンバーが多く在籍しています。企業取材をしたり、学生団体のプロモーションの手伝いをしたりといった役割ごとにチームがあり、活動しています。
ガクセイ基地というWebメディアの運営だけでなく、イベントを開催したりということも行っております。
3. 小倉さんと渋谷さんのお二人がガクセイ基地に関わろうと思われたきっかけはなんだったのでしょうか?またガクセイ基地に関わることで得られたことは何でしょうか?
[小倉さん]
私がもともとガクセイ基地に関わった理由は、ガクセイ基地に関わる前は、コンビニバイト、軽音サークルに入ってなんとなく時間を過ごすというような状態だったので、その反動かしれませんが、大学時代になにかしたいという衝動が大きくなっていました。
そのような時期に株式会社はなび代表の近藤から直接関わらないかとお声かけ頂いたことがきっかけでガクセイ基地に関わるようになりました。
やはり大きな学びがあることが大きいです。何もない平地から城をたてていくような表現が近いかと思います。昨年10月にスタートしたばかりの団体なので、本当にその時点では何もない平地そのものです。私はこの団体の立ち上げから関わっているのですが、株式会社はなび代表の近藤と一緒に動き始めたときは本当になにもない状態でした。メンバーもいなければ、サイトもない。
もちろん自分が動かなければ何も進まないというような状況で、当時学生団体というものもしらず、セミナーなどともまったく無縁だった私はとにかく必死になって学びながら、少しずつメンバーを集め、サイトを継続的に更新できるような体制を作ったりしてきました。これはまだまだ小さな城ですが、何もない平地から必死で学びながらこのように組織をつくっていく喜びを感じます。
団体を運営するなかで次第に組織が大きくなってくるとそこでまた問題が生じます。ガクセイ基地の立ち上げ当初に比べて人数が増えると、なかなか意思決定も遅くなってしまうので、今もっとチームを細分化して動けるような形で組織の再編化を視野に入れて動いています。このような経験を積めることはなかなかないので、ありがたい経験だなと思って、学生代表をやらせて頂いています。
[渋谷さん]
私は学生代表の小倉から少し遅れて、このガクセイ基地という組織に関わることになりました。最初私がガクセイ基地に関わることになったのは、昨年の夏に短期のIT企業での有給インターンをしていて、その後もっと実践的なプログラミング経験を積めるような機会を得たいと思い、学生代表の小倉の誘いを受けてガクセイ基地に関わることとなりました。
その経験は非常に新鮮でした。学校における授業との学びと大きく違うのは、アウトプットのプロセスを課される機会が圧倒的に増えたということでした。サイトをつくるプロジェクトが始動した際も、自分で動かないと一切動いてくれません。だからこそ自分が責任感をもってやらねばという気持ちで突き進んできました。
私の場合、プログラマーとしてガクセイ基地に参加しているので、やはりWebメディアの運営においての学びが多くありました。先ほどお話させて頂いた、アウトプットせざるを得ない状況について具体的な例のお話をしたいと思います.
ガクセイ基地のサイトはWordPressを使って作っている(「プログラミング初心者に贈るWordPressでのサイト構築方法」の記事もあります)のですが、私はガクセイ基地のサイトを作るという話になったとき、WordPressは初心者ではまったく使えないという状態でした。更新の仕方すらわからず、最初は試行錯誤していました。
ただ次第に作業を進めるうちに、だんだんと理解が進み、無事WordPressを使いサイトも構築することができましたし、サイトの運用・保守のことまで考えてサイト更新用の運用マニュアルをつくったりというところまで行えるようになりました。
なにか実際に作らないといけないという状態になると、より学びが進むように思います。現在私はとあるIT企業で有給インターンもさせて頂いていますが、実践で学ぶことで、ガクセイ基地におけるサイト制作で学べたことからさらにスキルを磨くということができているように思います。
またガクセイ基地の運営メンバーにシステム、技術面談で力を貸せることに喜びを感じることができる機会もありました。よくガクセイ基地のサイト運営上、難しい要望がくるのですが、それに対応し、応えられたときの喜びがあります。
具体的な例では、WordPress上公開していない記事をどうやって限定的に記事を見せたい人だけに見せるためにはどうすればいいか?という話があって、そのときはWordPressのプラグインについて調べ、 Share a Draft というWordPressのプラグインを使って対応することで解決しました。
[編集後記]
今回はガクセイ基地を運営する、小倉さんと渋谷さんのお二人にインタビューをさせて頂きました。まったく何もないところからガクセイ基地団体を作り上げてきた彼ら。今後の更なる活躍に期待です。
学生代表の小倉さんからは新サービスの立ち上げも積極的に行って行くので、もっと成長したい学生は是非ガクセイ基地にということでした。新メンバーも募集中とのことです。もし興味を持たれた学生の方はぜひお問い合わせされてみてはいかがでしょうか?