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新卒エンジニアとしてファーストキャリア(就職先)を決めるときの「5つの考え方」

ここでは新卒の就活における就職先選びの際に、意識すべき5つの視点を挙げていきたいと思います。終身雇用制度が崩れた現在、ファーストキャリアとなる新卒での就職先は非常に重要です。ぜひ参考にしてみて下さい!

なぜ新卒エンジニアにとってファーストキャリアは重要なのか?

昨今では1つの会社で定年までを過ごすのではなく、転職をすること、または同時期に複数の会社で働くことが当たり前の時代になってきます。

なぜファーストキャリアが重要なのか。複数の会社で働くことになるなら、最初でも2番目でも違いはなさそうだと思われるかもしれません。しかし、新卒として入社する皆さんはビジネスパーソンとしての下地が何もない、真っ白なキャンパスのようなものです。ファーストキャリアはその下地を埋める、ビジネスパーソンとしての土台を作る期間と言えます。今後のキャリアにも影響するため、ファーストキャリアは重要になるのです。

(1)エンジニアのファーストキャリアとして「社会に出て何をやりたいか」を考える

なぜ、『社会に出て何をやりたいか』を考えることが重要なのでしょうか?これは皆さんが就職先を考えるときに一番はじめに考えることだと思います。

理由は2つあります。1つ目に、学校を卒業した皆さんは学生の時よりも「自分がやりたいと思ったこと」は何でも出来るということ。社会人として選択肢が大きく広がったことで、改めて自分のやりたいことを考える必要があります。

2つ目に、自分の「やりたいことをやる」というのは働く際に大きなモチベーションになることはもちろん、自らの人生を充実させる際にも重要だからです。この2つの理由は一般の就活生でもエンジニア志望の就活生でも変わらないでしょう。

では、この『社会でやりたいこと』をどう見つければいいでしょうか。一般の就活生の場合にはとにかくいろんなことを聞き、見て、体験することが重要です。その中にきっと自分が楽しいと思えるもの、何時間でもやっていられると思うものがあるはずです。それがあなたの『やりたいこと』です。

では、エンジニア志望の就活生の場合にはどう見つけるか。エンジニアはいわばものづくりですから、世の中のどんなニーズを満たしたいか、といったよりビジネス的な視点で考える必要があります。より面白いゲームを創りたいならゲームアプリ、より良い教育を提供したいなら教育アプリといった具合にです。やりたいことを妥協せず見つけることが就活の第一歩です!

(2)エンジニアのファーストキャリアとして「どんなビジネスパーソン」になりたいか

ビジネスパーソンにとって、自分のロールモデルを見つけておくというのは重要なことです。ロールモデルとは、「将来なりたい」と思える存在の事です。

なぜロールモデルを見つけることが重要か…ロールモデルを見つけておくと、自分が自らのキャリアや仕事で迷った時にその人ならどう乗り越えるかといった指標となったり、自分の将来を具体的にイメージできるため、仕事へのモチベーションにつなげることができます。

このロールモデルの見つけ方として、一般的な就活生なら会社に入る前では仕事内容や成果がわかりづらいため、入社してから仕事をしていく上で見つけることでしょう。

ただ、エンジニア志望の就活生の場合、魅力的なサービスを生み出した人をロールモデルとすることが多いです。この点から一般の就活生よりもロールモデルが見つけやすく、日頃から様々なサービスに触れることが重要と言えるでしょう。

(3)エンジニアのファーストキャリアに何を求めるか

ファーストキャリアに何を求めるかは人それぞれです。営業力を高めたいのか、人脈を作りたいのか、はたまた新卒から新規事業に携わりたいのか。エンジニア志望の学生にとってもこれは同様で、一つの言語を極めたいのか、多くの言語に触れたいのか、それとも開発だけでなく企画も行いたいのか。

いずれにしてもファーストキャリアに何を求めるかを考えるためには、自分の将来像とそれを実現するための計画を立てることが必要です。つまり、必然的に将来のキャリアを考えることになり、それだけで他の就活生よりも有利に就活を進められます。

(4)エンジニアとして自分が頑張れる環境はどういう環境か

皆さん、自分が最大限のパフォーマンスを発揮できる環境がどんなものか知っていますか?

たとえ、やりたいことが明確で、ロールモデルがいて、キャリア設計が上手く出来ていたとしても、力を存分に発揮できなければそれらを実現することはできません。また、この力を出し切れる環境を知っておく事は、仕事だけでなく、あらゆる場面で役に立ちます。

では、どうすれば自分がパフォーマンスを発揮できる環境がどんなものかを知る事ができるか。一般の就活生の場合、どんな仕事を行うかは会社に入るまでわからないので、正直な所入社してから知っていくしかありません。

ただ、エンジニア志望の就活生の場合、『開発に集中できる』ということが全てです。そのため、自分がどんな環境であればどれだけ集中できるのか知っておくことは重要です。またそれを面接の際にでも伝えることができれば、どれだけエンジニアとして生きていくことに本気かを面接官に知ってもらえることでしょう。

(5)エンジニアのファーストキャリアでは、どんなライフワークを送りたいのか

仕事は人生の全てではありません。あくまで、仕事は人生を豊かにするためのツールの一つであって、最も大事なことは自分の人生を豊かにすることです。

もちろん仕事が大好きな人で仕事=人生だ!という人はワーク100ライフ0でもいいと思いますが、世の中そんな人はいない…と思います。また、ライフの部分を充実させることで、仕事の生産効率が上がることはよく知られていることなので、やはりワークとライフどちらも充実させることが一番良いです。

働く前からライフワークを考えるのは難しいことのように感じますが、簡単です。こんな人生を送りたいと思う人生を考えればいいのです。その為に、これまで書いてきた『何をやりたいか』『どんな人になりたいか』『どんなキャリアを送りたいか』といったことが役に立ちます。

ライフワークに関しては、一般の就活生、エンジニア志望の就活生で違うということはありません。ただ、その前に述べた4つの視点に関しては、エンジニア志望の場合少し異なり、就活を行う際に情報もあまり入ってきにくいと思います。

そんな時は、エンジニア志望の就活生を支援するサイトエンジニア就活に足を運んでみてください。会社情報だけでなく、無料の勉強会やエンジニアのロールモデルになるような方達のインタビュー記事なども掲載していて、エンジニアを志している人たちにとっては宝の山です!

以上、長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!今回紹介した5つの視点を意識して、就活に臨んでみてください!

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