「どのぐらいプログラミングができれば採用してくれるのかな…」
そんな不安を持つ学生の方も少なくないはずです。エンジニア職の就職活動において、プログラミングのレベルはとても重要な項目です。レベルが高いことに越したことはありませんが、未経験でも採用する企業はあります。自分のレベルを知り、適切な戦略を取ることで、採用の可能性がぐっと高まります。
1.自分のプログラミングレベルを把握する
まず、自分がどれぐらいプログラミングができるのかを把握しましょう。
プログラミングレベルといっても、なかなか想像しづらいかもしれません。実はプログラミングレベルを見極める、ひとつの基準があります。それは「サンプルコードを元に簡単な機能を追加したWebアプリケーションまたはスマホアプリを制作した経験があるかどうか」です。
この条件を満たしている学生は、採用される企業の幅が広がるでしょう。オリジナルでの制作経験があるならば、よりレベルの高い企業を目指すことができます。制作経験が全くなくても問題はありませんが、その場合は企業選びを慎重に行いましょう。
もし、就職活動までに時間があるのであれば、プログラミングレベルを上げる為に勉強すると良いでしょう。制作経験のない学生は、基準を満たすことを是非ともお勧めします。
自分のレベルが把握できたところで、次に企業の求めるレベルについて考えてみましょう。
2.企業の求めるプログラミングレベルを知る
求められるプログラミングレベルは企業によって異なります。
自分のレベルと照らしあわせて、企業の求める人材の4つのレベルを見ていきましょう。
- (A)即戦力を求める企業
- (B)ある一定以上のプログラミング能力を求める企業
- (C)基礎的なプログラミング能力をを求める企業
- (D)プログラミング未経験であっても採用の意志がある企業
「企業が求めるプログラミングレベルの違いが分かったでしょうか?」
先ほどの基準を満たしていれば、(A)の企業でも採用の可能性は大きくあります。オリジナルの制作経験があるならば、採用の可能性はより高まるでしょう。制作経験がない場合は、(C)や(D)の企業を意識して調査することが大切です。また、企業のレベル別の特徴として以下の様な傾向があります。
(A)は、自社サービスを提供している企業や創業間もない企業。
(D)は、BtoBのサービスを提供している企業や受託を中心にサービスを提供している企業。
自分のレベルに見合った企業を見つけることで、就職活動を効率的に進めることができます。ですが、必ずしもプログラミングレベルと採用の合否が一致するわけではありません。あなたの熱意や適性によって、自身の今の力よりレベルの高い企業に採用される可能性は十分ありえます。自分の力を把握し、必要であれば力を付け、就職活動に臨みましょう。
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