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学生のうちから狙える「ITエンジニアがとるべき資格」まとめ

IT業界にはとても多くの資格があります。誰もが知っているような国家資格から比較的新しい企業のベンダー資格までその種類は様々です。難易度も様々、新しい資格も次々と登場しています。

ITエンジニアとして「資格を持っている」というのは大きなセールスポイントになります。しかし、色々ありすぎてどれを取得したらいいかわからない、という人も多いのではないでしょうか?この記事では実際にSEのキャリアがある私が、学生のうちから取っておきたいIT系資格の種類や難易度・その特徴について解説していきます。

開発ならまずは基本情報技術者

ITエンジニアであれば、まずは取ってほしいのが「基本情報技術者試験」。難易度もそれほど高くなく、大学や専門学校生のうちに取得する人も多いです。基本情報技術者試験は、IT業界について幅広い知識と、基本的な開発についての問題が出題されます。SEでなくてもITに関わる仕事をするのであれば若いうちに取得しておきたいところです。

この「基本情報技術者試験」にパスできるかどうかが、初心者とそうでないエンジニアを分ける境界線といっても過言ではありません。

試験問題は午前と午後に分かれています。午前中は4択の選択問題、午後は長文問題で、空欄を多肢選択で埋めていく問題になります。IT未経験でも、ある程度勉強すれば取得できる資格です。難易度としては「中の下」といったところでしょうか。

開発系のITエンジニアを目指すのであれば、基本情報技術者の次は「応用情報技術者試験」を目指してください。

応用情報も学生時代に取得することもできますが、難易度はやや高いです。社会人として1〜2年くらいの経験者が挑戦するくらいのレベルの試験です。

さらに難易度の高い「高度情報処理試験」と呼ばれる試験があります。「データベーススペシャリスト」や「情報セキュリティスペシャリスト」、「ネットワークスペシャリスト」などの種類があります。高度情報処理試験はITエンジニアとしての経験が3〜5年ほどないと難しい資格です。

日々の仕事で忙しい人が多いと思いますが、自分の知見を試すつもりで経験を積んだら高度情報処理試験にも挑戦してみましょう。

ネットワークエンジニアならCCNA、CCNPを目指そう!

ネットワークエンジニアとして活躍したいなら、シスコシステムズ社認定のCCNA(Cisco Certified Network Associate)を取得しましょう。

シスコシステムズ社はネットワーク機器の世界最大手の企業です。ルーターやスイッチを開発・販売を行なっています。

そのシスコシステムズ社のCCNAは、ネットワークエンジニアを目指すのであれば必ず取りたい登竜門のような資格です。CCNAの合格の認定を受けるには2つの試験に合格する必要があります。選択問題以外に、実際にコマンドを打ち込む実践的な問題も出るので、それなりの勉強が必要です。

とはいえ、実務経験がなくても勉強だけで取得することも可能です。学生でも取得はできるでしょう。ネットワークエンジニア1年目のうちに取得したい資格です。

さらにCCNAの上位資格でCCNPという資格もあります。こちらはスイッチ、ルート、シューティングという3種の試験に合格しないと認定を受けることができません。また、CCNAとCCNPは有効期限が3年と決まっています。更新するには同じ試験を受けるか、より上位の試験に合格する必要があります。

CCNA、CCNPは国家資格ではないですが、知名度や業界での有効性であれば基本情報技術者試験よりも上です。ネットワークエンジニアを目指すのであれば、まずはCCNAの取得を目指してください。

サーバーエンジニアであればLPICが有名

LPICは、「Linux Professional Institute Certification」の略でOSのひとつであるLinux社が認定を行なっている試験です。レベル1〜3まであり、それぞれ難易度は初級、中級、上級となっています。

レベル1ではサーバーの構築、運用・保守の基本的なことを問われます。101と102の2つの試験があり、両方合格することでLPICレベル1の認定を受けることができます。LPICレベル1は初級編なので学生でも十分に取得可能です。

レベル2は実務経験1〜2年、レベル3は実務経験3〜5年くらいのレベルですが、実務経験がなくても受験することは可能です。若手のサーバーエンジニアであればレベル1の取得を目指しましょう。

その他おすすめの資格

IT資格は他にもたくさんあります。ITに関する初歩的なことであればITパスポート、カスタマーセンターなどで仕事をするのであればITILといった資格が有名です。

また、データベースの大手であるOracle社認定の「Oracle Master」の資格も開発や運用でデータベースを扱うのであれば取っておいて損はない資格です。

また、近年は情報セキュリティへの意識がますます高くなっています。セキュリティのリテラシーの勉強であれば「情報セキュリティマネジメント」の取得を目指すのもよいでしょう。

最後に

IT業界の資格について解説していきました。資格を持っているからといって技術力がすぐに付く、というわけではありません。しかし、資格を取得したということは、試験に合格するために努力して勉強を続けた、という証明になります。

資格が全てではないですが、無いよりはあった方が良いことは断言できます。あなたの知見を証明するために、一つずつ資格を取得していきましょう。

また、学生向けの講座やインターンシップに参加してみるというのも入り口としては良いでしょう。何から始めていいか迷う方や、1人だと続けられるか不安な方などは、下記のインターンシップに参加してみるのもおすすめです。

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