IT系で起業を考えている人もいることでしょう。中には、学生時代から起業している人も昨今では多いですね!しかし、自分で起業をしたいと考えても、どういう手順が必要なのかが分からなければ企業は無理です。ここでは、IT系で起業するまでのステップをご紹介していきます。
1.起業って一体何?
起業と一言で言っても、ぼんやりしていますよね。実は、一般的な起業には個人事業主として、手っ取り早くビジネスを開始する方法と、会社を作って法人としてきちんとした手続きを踏んで起業する方法の2種類があるんです。IT系では個人事業主として起業するケースが比較的に多いかもしれません。
2.個人事業主として起業するケース
個人事業主として起業を行うのはとっても簡単。ステップも4ステップしかありません。面倒な事務手続きも必要がないことが特徴!ではステップをご紹介します。
Step1. 売るものを決める
まずはインターネットを利用して何を売りたいのかを決めます。例えば、ブログを売りたい、製品を作って売りたい、既存の製品を売るネットショッピングのサービスを売りたいなど。売るものはアイディア次第!どんなものでもサービスでも商品に出来る可能性があります。
Step2. 買い手をリサーチ
売るものが決まれば市場価値をリサーチ。買い手がいない物を売ってもビジネスを成功させるのは難しいでしょう。
Step3. 税務署に開業届を提出
屋号が必要であれば屋号を決め、名刺やパンフレット、HPなども作成しておきましょう。
Step4. 販路を作る
ビジネスとして成り立つためには利益を生まなければいけません。
例えば、ブログを書いて広告収入を得るいわゆるアドセンスの方法。クリックされるだけで収入が発生します。もしくは、ブログ内で広告商品を紹介し、売れれば収入が得られるアフィリエイトの方法など。
アプリを制作して販売するのであれば、AppStoreなどで取り扱ってもらうようにします。その他、サービスを売りたいと考えるなら、自分でウェブサイトを作成し、そこでサービスの内容を紹介し、売れば良いのです。コンサルティングや、ウェブのデザインを行うサービスなど、さまざま考えられますよね。サービス内容はアイディア次第です。市場価値のあるものを考えて提供していきましょう。
3.法人を立ち上げるケース
法人として会社を立ち上げる際には、個人事業と同様に先にビジネスモデルを作ることから始めてください。その後の事務手続きをステップに分けてご紹介していきます。法人にする場合には、資本金が必要です。
<株式会社の開業フロー>
Step1. 会社概要の決定
資本金の準備、社名(商号)の決定、役員選出、本社の場所確保等法人企業と
しての概要を決定します。
Step2. 法務局での適正チェック
会社が適正なものか事業の目的などをチェックしてもらいます。
Step3. 社印の作成
各種手続きに必要です。
Step4. 会社の定款の作成
社則などを決めます。
Step5. 定款の認証を受ける
本社のある都道府県の認証役場で認証を受けます。
Step6. 資本金の払い込み
会社名義の口座に資本金を振り込んでください。
Step7. 登記申請
法務局に登記申請書を提出する
Step8. 各種官庁への申請書提出
業態や雇用状態によって、健康保険、労災保険、雇用保険などの手続きを行い
ます。
まとめ
一言で企業と言っても、個人で行う場合と法人を起こす場合では事務手続きの方法が違ってきます。また、法人を立ち上げる際には、資本金が必要になってくるでしょう。最初に資本金を作る必要があります。法律上は資本金は1円でも会社の設立が可能。しかし、実質 1円では何もできませんので、起業の際にはビジネスモデルを考えた資本金を用意するようにいてくださいね。IT系での起業では、インターネットがあればどこでも可能です。個人事業主として個人でやっていくのであれば、資本金は不要。まずは、自分のセンスを信じて、個人として起業してみてもいいでしょう。ときには失敗を恐れない心も必要です。個人であれば、大きな失敗には繋がらないですよね。
<参考資料>
「頑張る女性の企業応援サイト」http://www.shibata-jkigyou.jp/flow.html
「2017年ネットビジネス起業・副業で稼ぐ秘訣。」http://web-academia.org/it_business_start/99/
「いまどきの起業家はこんな感じ!?起業スタートするまでの流れ!!」
http://lets-business.com/idea/process/
「個人事業主になるためのステップ | まずはフリーランスとして独立?」
http://www.lancers.jp/magazine/25011