今年の就活の動きはどうなる?
昨年秋、政府主導で就職活動時期の大幅変更がありました。この変更のため,2016年の新卒の方は就職活動のスケジュールが大きく変わります。
そこで、2016年度の就職活動に関する変更点と、どのように活動をすすめるべきかを説明していきます。以下が、2015年度までと2016年度以降の就職活動の時期をイメージした表になります。
既にご存知かと思いますが、3月が解禁になったため、エントリー期間の短縮、また試験に関しても8月からという夏休み時期にずれ込んでいます。内々定(内定)の時期は10月とこちらは変更ありません。
募集、採用のずれ込みによって焦りがあるかもしれませんが、準備期間が長くなったというメリットもあります。
夏期に集中していたインターンシップが夏休み期間と冬休み期間両方に行なう事も可能になりますので,就活生の皆さんが色々な企業を見て回るチャンスが増えます。逆に準備期間が長いからとのんびり構えてしまうと、他の学生が経験を増やして行く中取り残されてしまいます。
採用担当者は毎年数多くの学生を見ております。しっかり準備した人とそうでない人は簡単に見極められるので、この期間を有効に使うかどうかがポイントになってくるのです。
就活のための事前準備が出来る最後の月
さて、今年度からの就活スケジュールの激変をご紹介したところで注目していただきたいのが、インターン期間 実際の準備期間が伸びているという点、2月が就活準備の最終の月になるという点です。
では、2月までに何をするか、2月に何をするか、を説明いたします。
2月までにしておきたいこと
エンジニアを目指す皆さんには興味あるインターンシップを経験して、その業界の現状を知っていただくとともに、プログラマーを目指す方は是非、実際にご自身で作品を作ってください。
自分でプログラミングをしていくうちには、言語の獲得、データベースの知識獲得など地味ですが、慣れないといろいろ大変な思いをすると思いますが、これで挫折をしてしまうようでは実際に就職をしても業界でやっていくことはできません。
ただ、一人でやっていくには知識にも気持ちの面でも壁にぶつかってしまいがちです。そこで活用したいのがIT勉強会です。無料のものや懇親会が行われるものもありますので、情報収集やモチベーションのキープにつながります。
そうして、作り上げた作品はインターネット上に公開しておくといいでしょう。公開の際にGitHubやherokuなどを利用してみて下さい。こちらは解説書なども多く出ておりますので比較的使いやすいサービスです。企業によってはGitHubでの公開をエントリーの条件にしています。
2月に何をするか
就職活動が本格化する最終月です。どこの企業に絞っていくかを決定してください。就職先の企業を絞り込むにはそれまでにどれだけリサーチしたかが大きく左右しますので、2月にあわてても時すでに遅しと言うことです。
また、作品の公開をネット上でしておくとエントリー段階で人事担当者に「実際に使える人材」であることをアピールできます。是非、2月には作品を完成させ公開してください。
今だからこそできること
自分の作品がない!と言う方、まだまだエンジニアの勉強会はいろいろなところで開催されています。数日の参加で作品を作成できる勉強会もございますので是非参加を検討してみてはいかがですか?
3月のエントリー開始までの準備の今がラストチャンスと言えます。
こちらエンジニア就活ではエンジニアをめざす皆様に特化しておりますので、それぞれのニーズに合わせて様々なエンジニア勉強会を紹介しています。この勉強会を活用して就活のスタートダッシュを、そして、希望の職種への就職を掴み取ってください。