ネットワークエンジニアの仕事内容を知ろう！

ネットワークエンジニアは、SEなどのシステムエンジニアとは少し違い、特異なお仕事内容かもしれません。その内容を正確に知っているが就活生は少ないことでしょう。

ここでは、ネットワークエンジニアのお仕事内容を大まかにご紹介していきます。

1.ネットワークエンジニアとは？

ネットワークエンジニアとは、企業内のネットワークの整備をしたり、企業間のネットワークの整備をするお仕事です。

もちろん、一般家庭をインターネットに接続するお仕事の種類も存在します。一概にネットワークエンジニアと言っても、働く企業によって、立場や位置付けが違うことが特徴です。

また、インターネットに接続するだけではなく、専用線でつなげるお仕事も存在しますし、負荷分散やネットセキュリティーに関するお仕事もあります。

具体的なネットワークエンジニアのお仕事内容を見ていきましょう。

ネットワークを接続する拠点間で必要となるトラフィックを想定・計測し、ネットワークの回線速度を決めて構築していくことがネットワークの設計と構築のお仕事。

設計した回線速度で、業務がストレスなく進むことを確認し、回線を開通させます。また、回線をつなげるためのルーターなどのネットワーク機器の設計や設定を行ない顧客に納品するお仕事です。

それに伴う、セキュリティーの仕組みの構築・脆弱性テストなどもネットワークエンジニアが行います。プロジェクトによっては、サーバーへの負荷分散などのお仕事もネットワークエンジニアの業務の一部になります。

構築したネットワークの回線の保守や運用を行います。ネットワークが切断するなどのトラブルシューティングを行い、顧客の要望に応じた回線の増強作業や、トラフィックの計測・レポーティングなども実施。

各種システムに関するネットワークのアクセスログのレポーティングや監視業務を行います。

ネットワークエンジニアになるためには、通常のSE同様にパソコンスキルを身につけておくと有利になるでしょう。ネットワークエンジニアのスキルは特殊技能が多く、通常は、エンジニアの職についてから現場でOJTを行うことで身につけていきます。

もしも学生のうちから知識を身につけていきたいと感じるなら、TCP/IPのネットワークプロトコルについて学んだり、ルーティングについて学習しておくといいかもしれません。

プロトコルとは、ネットワーク内の規則のようなもの。TCP/IPの他にSNAなどもありますが、昨今のネットワークの事情を考えるとTCP/IPの技術を身につけることが大切です。

また、ネットセキュリティーについて学んでおくと役立つことでしょう。

いかがでしたか？ネットワークエンジニアのお仕事のイメージがつかめたことでしょう。ネットワークエンジニアの需要は高く、まだまだ人手不足が実情です。

もしも、ネットワークエンジニアを目指すなら、通常のSE技術を身につけておくことが大切です。なぜなら、ネットワークエンジニアのお仕事は、サーバーに関する知識を持って設計していくから。

場合によっては、DB設計などとも関連したネットワークの設計が必要になってきます。企業によって役割はまちまちなので、まずは、パソコンのスキルから身につけるようにしましょう。