アプリケーションの開発言語は大きく分けて2種類です。Webアプリ開発言語と、スマホアプリ開発言語。当然どちらも関連性があり、どちらも習得するに越したことはありません。
ここでは、就活生が知っておきたい、Webアプリの開発言語を選択するメリットをご紹介していきます。
1.Webアプリ開発言語とは?
Webアプリ開発言語とは、PHPやPerl、Rubyやpythonなどの言語のこと。対して、スマホアプリ開発言語とは、Javaやswiftなどのことです。
Javaやswiftは流行りのiOS開発などに向いていますが、複雑な構造で初心者が学ぶためには時間とコストがかかるかもしれません。また、Webアプリ開発言語を理解した上で学ばないと理解しづらい点が多数あります。
2.Webアプリ開発言語は初心者からでも理解しやすい
Webアプリ開発言語は、スマホアプリ開発言語と比較すると文法が理解しやすく複雑ではない特徴があります。そのため、プログラミング言語初心者にでもわかりやすく、学びやすいのが特徴。
また、Webアプリ開発言語のチュートリアルは豊富で無料の学習サイトや書籍も充実しているので安心できます。学習サイトでのコミュニティーも活発なので、同じ初心者同士で会話ができますし、先輩エンジニアからのアドバイスも受けやすいので、就活生には学びやすい環境が揃っていると言えるでしょう。
3.比較的に短期間で習得可能
Webアプリ開発言語であれば、比較的に短期間で習得できます。1日3時間程度学んだ場合には、おおよそ2ヶ月でWebサイトの構築をマスターできることでしょう。
しかし、スマホアプリ開発言語を一から学んだケースでは、同じく1日3時間程度を学習時間に費やしたとしても、おおよそ3ヶ月〜半年のマスター期間が必要です。就活生にとってこの差は大きなものとなりますよね。
4.習得コストの割に作れるシステムの幅が広い
比較的に簡単に習得できるWebアプリ開発言語ですが、作れるシステムの幅は広いことが特徴です。PHPであれば、ECサイト(販売サイト)、通常の企業のWebサイトなど様々なニーズに対応できます。
流行りのpythonは、人工知能やデータ解析には適した開発言語です。需要のわりにはまだエンジニアの数が少ないため重宝され、pythonを使えるエンジニアは高収入のチャンスにも恵まれています。
Rubyは汎用性が高く、フレームワークも充実していることが特徴です。フレームワークとは、プログラミングを実装するために作られたライブラリ群のこと。簡単にいえば、プログラミングを細かく記述することなく実装ができるというものです。初心者には便利に使えるのでおすすめ。
また、Rubyではスマホアプリ開発も可能なので、Webアプリ開発言語を習得しながらも、スマホアプリも開発できるというメリットがあります。
5. スマホアプリの習得もしやすくなる
スマホアプリ開発言語では、Webを呼び出して実装する必要があるため、Webアプリ開発言語の知識は必須事項。そのため、スマホアプリ開発言語だけでは実績は作れません。
先に、Webアプリ開発言語をマスターしておくことで安易にスマホアプリ開発言語も学んでいけるメリットがあります。なぜなら、1つプロゴラミング言語をマスターした後には、他の言語を劇的に短期間で学べるからです。
6.就活生が学ぶべきWebアプリ開発言語とは?
就活生が学んでおくべき言語はPHPやpython、Rubyだと言えるでしょう。昨今の開発現場での需要が高く、ニーズがあるからです。これからプログラミングを学びたいと考えている就活生は、これらの言語の習得を第一に考えてみてくださいね。
7.まとめ
もしどちらの言語を学ぶか迷っているのであれば、習得のしやすさ、理解のしやすさから、Webアプリ開発言語と言えるでしょう。
就活では成果物を求められるケースがたくさんあります。1つの言語をマスターしておけば、成果物を提出でき、熱意が伝わりやすくなりますよね。それがもしも、文系の学生だった場合には、好印象です。
もちろん内定が出た後でも、就職するまでの間にマスターしておけば業務もスムーズに進められておすすめ。ぜひ今からでもWebアプリ開発言語を習得してみてはいかがでしょうか。