就活で大事なことの1つにOB訪問がありますよね。わざわざ時間を頂いて訪れるのですから、有意義な時間にすることが大切です。
そのためにもキーとなる質問は事前に用意して、OBの方にも伝えておく必要があるでしょう。何を聞きたいのかわからないような質問にはせずに、公の場では聞きにくいようなOBにだからこそ聞けることを質問してください。
ここでは、OB訪問で質問しておきたいこと3つをご紹介していきます。
1.労働環境・残業
労働環境が優良であるかは大事なポイントです。いくら事業内容や、ビジョンに惹かれたとしても、ブラック企業では意味がありません。
就活が成功しても働き続けることが苦痛になってしまいます。エンジニアのお仕事は不規則になりやすく、労働環境が優良でない限りは心身共に疲れてしまう可能性も。
労働時間や、有給消化率、残業時間などの労働環境はOBにだからこそ真実を聞く価値があります。公の場でのこれらの質問は採用担当者に良い印象は与えません。条件で就職するのかと思われてしまうからです。
そのため、応募する前や就職試験の前にはOBを訪問し労働環境について詳しく聞いておく必要があります。
2.エンジニアとしてのキャリア・給与事情
エンジニアとしてのキャリアは事前にチェックするポイントです。その企業内でキャリアアップできるのかどうか、どのようなキャリアを積めるのかは就職する上で大事なこと。自分のビジョンとマッチしていることが就職の条件ですよね。本当にその企業で働くことが自分の目標と一致しているのかを確認しておきましょう。
OB訪問では必須で確認するべき項目になっています。また、給与事情もOBにしか聞けない質問です。公開されている初任給が本当に正しいのか、また、ベースアップはきちんとされるのかなど、先輩のキャリアと照らし合わせてチェックするようにしましょう。
3.住宅手当・ボーナス
住宅手当などの各種手当についても質問してみましょう。もしも地方から都心に出て働く場合には、地方とは住宅事情が違います。会社の寮があるケースや、一人暮らしのアパートの手当など企業によってまちまちです。しっかり質問し、物価と照らし合わせて生活できるだけの手当があるのかを確認しましょう。
また、残業手当や、福利厚生などについても質問しておけると安心です。その他、各種資格による手当もチェックしておきましょう。就活までに情報システム系の資格を取得できた場合には、手当がつく可能性があります。就職してからの資格取得では試験代は企業持ちになるのかなども聞いておけるといいかもしれません。
また、忘れがちなのが、ボーナス事情。基本給の何倍貰えるのか、実績に応じてなのかなどを質問してみてください。ボーナスが安定しているのか、年に2回必ず賞与が出ることも確認できるといいでしょう。
4.まとめ
OB訪問での質問の鍵は、OBだからこそわかる企業の実態を質問することです。お金や環境などはOBから情報をキャッチしておきましょう。調べてわかることや面接で聞いてわかることを質問しては意味がありません。ポイントを押さえて聞きにくいことだとしても聞いておきましょう。
また、質問すると共に、先輩の雰囲気を見ておくことも忘れずに。活き活きと仕事をしている様子があるのか、質問内容について、言い淀んでいないかなどもその場でしかわからないこと。企業の雰囲気をリサーチする上でも大切です。