内定者にいろいろ聞いてみました
就職活動を始めてはみたものの、自己分析はどうやればいいのか、自分に合った業界・業種は何なのか、わからないことばかりかもしれません。そんなときは一人で悩んでいないで、経験豊かなエージェントに話を聞いてもらうのも解決方法の一つ。今回お話を伺ったのは、就活エージェントに相談することで、一気にSIerへの内定を果たしたOさん。どういう就活だったのか聞いてみましょう。
大学で情報系への興味が膨らみ、エンジニア就活に強いエージェントを訪問
-大学では芸術系情報専攻とのことですが、エンジニアに興味を持ったきっかけは何だったのでしょうか。
芸術系情報というのは、映像や音響、美術などメディアに関わる技術を学ぶところで、私は音響を専攻しています。PAエンジニアといって、ライブ会場やイベントなどでの音響を管理するPA(Public Address:公衆伝達)の技術を学ぶところで、そういったライブや舞台、イベントなどの音響を扱う仕事に就くことが進路としては多いです。
音響に限らず様々な技術を学べるところが魅力でこの大学を選んだのですが、いろいろとやっているうちに情報処理系の勉強やプログラミングが楽しくなってきまして、音響ではなくそういったIT系の仕事に就きたいという漠然とした思いを抱くようになりました。
ー就活はどのように始めましたか?
就職活動については、そろそろ何かやらなきゃなと思いつつ何もできてなかったのですが、大学3年の1月ごろから意を決して動き始めることにしました。まだ学校の周りでは就活している人はいなかったので、かなり動きは早いほうでした。
何もわからないので、とりあえずリクナビ、マイナビ、キャリタスといったメジャーなサイトに登録をしていきましたが、その中で、シンクトワイスの存在を知りました。お電話をいただいて話を聞くなかで、「エンジニアに強い」というのが特に心に響きました。情報系に興味を持っていたところだったので、それに特化しているのはいいなと思って、2月初めに面談へ行きました。
ー就活エージェントの印象はどうでしたか?
お会いするまでは正直だいぶ警戒してましたね。でも面談で萩本さんが出てきたら、ものすごくいい笑顔をなさるんですよ(笑)。それでなんていい笑顔をする人なんだ、って徐々に警戒心が緩みましたね。
ーそのときはどんな話をしたのですか?
萩本さんからは、君は何をしたいの?将来どうなりたいの?といったことを深掘りされました。特に印象的だったのが、「お金を稼ぎたいのか、楽しいことをしたいのかだったらどっち?」と聞かれたことです。そのときは「お金を稼ぎたい」と答えました。ただ単にお金が欲しいというよりは、世の中に大きな影響を与える仕事がしたいと思っているので、そういう意味でお金のほうを選びました。そうやって質問に答えるうちに、自分が何を求めているのかがだんだん見えてきました。
あとは、ポートフォリオ(制作物)を持ってくるように言われていましたので、それを見ていただきました。
そうしたら、いい会社があるよと言われて、すぐにいくつかの会社を紹介してもらいました。「いろんな会社を見ておいたほうがいいよ。場数を踏んでいこう」と言われて、なるほどなと思いました。そこからは紹介いただいた会社で、ピンときたところに訪問していきました。
ーずいぶん早い展開ですね!訪問した会社ではどんなことをしたのですか?
基本的には、1対1の面接になることが多かったです。大体初めは人事の方で、次のステップから先輩社員や、部長・役員クラスの人になっていきましたね。エンジニアの方や情報系の事業責任者が出てくることが多かったです。
そうやって面接を受けていくうちに、いくつか内定をいただくことができて、今の会社に決めました。
ー内定先の会社を選んだ理由は何ですか?
まずSIerというのが、自分がやりたい職業だったからです。自己分析を進めるなかで、自分は影響力の大きな仕事がやりたいということがみえていたので、たとえば銀行のサービスなど大きなシステム案件に関われるのはいいなと思いました。
また、内定先企業はそこまで採用人数が大きな会社ではないので、より個別に鍛えてもらえる機会が多そうだというのも理由の1つです。役員の方と面接したときにも、「君は大企業でそこそこやっていくよりも、小さい企業でがんがんやれたほうがいいのでは?」と言っていただいて、自分でもそのほうがいいなと思いました。ある大手企業も最終選考まで来ていたのですが、そちらは結局辞退させていただきました。
話を親身に聞いてくれるエージェントのおかげで、自分が大切にする「軸」が見えてきた
ーシンクトワイスのエージェントに相談してみて、いかがでしたか?
面接の度に、適宜フィードバックをいただけたのが本当にありがたかったです。面接が終わった後すぐにお電話をいただいて、面接でうまく答えられなかったことなどに対するアドバイスをいただいたり、会話していくうちに自己分析がさらに深められたりしました。LINEやメールでもその都度、適切なフィードバックをいただけたので、たとえ失敗しても何がいけなかったのかがわかって次に生かすことができました。
面接に慣れてないころは、「どこまで言っていいのか」の境界線が分からなくて苦労しました。でも面接後、萩本さんに「こういうことが言いたくても言えなかった」と話すと、「それは、言っても大丈夫だよ」と実際の場面を踏まえたアドバイスをいただき、基本は正直でいいと言ってくださったので気が楽になりました。それから、面接でも気負わないで会話ができるようになり、だんだんうまくいくようになっていきました。
ーほかによかったことはありますか?
企業研究が深められたことです。企業をおすすめしていただくときに、その会社がどういうことをやっているのか、それが自分がやりたいことにどうマッチングしているのか説明していただけたので、その企業への興味が増しましたし、企業のサイトを見ても表面的じゃない部分まで読み取れるようになりました。知識面でも力をお借りできたのは大きかったです。
あとは、日程管理ですね。ぼく、ちょっとずぼらなんで(笑)、「この会社、エントリーした?」といった感じでリマインドしていただけたり、エントリー自体をしていただけたりもしたため、スムーズに選考が進められました。
とにかく萩本さんは接しやすくて、何でも言いやすい関係がつくれたのはありがたかったです。
就活を振り返って。就活生へのメッセージ
ーとても順調な就活だったようですが、反省点はありますか?
情報系の勉強を始めて1年半くらいなのですが、もっと早く始めていれば良かったなと思います。その分、いまは長期インターンでエンジニアのスキルを少しでも高めようとしています。エンジニア就活を考えている方は、なるべく早めにプログラミングなどの学習をするといいと思います。
また、就職活動も早めに行動したほうが絶対いいと思います。ぼくは周囲よりも1ヶ月早いだけでしたが、それでも決まるのがだいぶ早まりました。就活のためにバイトもやめて、絶対に早く終わらせると決めて、とにかく集中してやりました。
ー就活を振り返ってみて、いかがですか?
就活は楽しかったです。いろんな人に会えますし、それぞれの企業の差別化ポイントや技術を知ることができました。
最初は勧められた会社を何となく受けていましたが、途中からは本当に受けたいと思える会社しか受けないことにしました。そうすると面接へ行っても、オフィスやそこにいる人を観察して、ここで働いたらどうなるかを想像して楽しめるようになりました。
ですので、おすすめされた企業を断る勇気も必要だと思います。自分自身で判断しないと、就職しても後悔すると思います。まず自分というものを持って、そこにエージェントさんの協力を得るというスタンスが大事だと思います。
ー最後に、これから就活をする人へのメッセージをお願いします。
上手くいかなくて気持ちが暗くなってしまうと、それが面接の態度にも出てしまうと思うので、とにかく楽しんでやったほうが絶対いいと思います。がんばってください。
一人であれこれ悩む前にエージェントと話をしてみよう
今回インタビューしたOさんのように、エージェントに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、その人その人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に会員登録をしてみましょう。登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。
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