データベースエンジニアとは。仕事内容・年収・キャリアパス

データベースエンジニアってどういう職業?

ITを駆使して業務を行うことが当たり前になった時代ですが、せっかく作り上げたシステムもデータベースがなければ何の意味も成しません。

データベースを簡単にわかりやすく説明すると、仕組みを動かすためのデータを出したり入れたりするための入れ物、ということができます。

そのためにはデータを出し入れしやすくするための引き出しの分類方法を決めたり、どこに何をしまうのか、どんなインデックスを付ければ引き出しが使いやすくなるか、といったことを考える必要があります。ただデータをやみくもにしまい込むのでは効率の良い収納にはなりません。

システムも同じことが言えます。どんなに良い仕組みを思いついても、データベースの構造が効率的でない、という場合、システム自体も効率の悪いものになってしまうのです。

そうならないために、データベースエンジニアはシステムが効率よく動ける環境を整えるため、より良いデータベースの構造を設計し、設計したデータベースを構築を行い、必要なデータを導入し、運用・管理までを手掛けているのです。

職場の雰囲気や労働時間は?

データベースエンジニアとして働いていくうえで気になる労働環境ですが、残業時間についてみてみると、様々な求人情報を見た印象として月平均20時間から30時間、と掲載されているケースが多くなっています。

あくまでも月平均ですから、忙しい時期には当然さらに忙しくなることもありますし、逆に残業がない月もある、ということもあります。

また、データベースはシステムを稼働させるうえで欠かせない存在ですが、時には思いもかけないタイミングで発生するトラブルで深夜まで対応が必要になる、ということもあります。

ITの分野で仕事をしていきたい、そのうえで何かに特化してスキルアップをしていきたい、という場合には、データベースエンジニアとして働く、ということは魅力的にうつるでしょう。

ただ、何となく「システムを開発するよりは忙しくならないのでは?」と考える方もいらっしゃるようですが、その点は正しいとは言えないということを認識しておくとよいでしょう。

どんなスキルが身につく?必要なスキルは?

データベースを操作するために必要はSQLという言語があります。SQL自体はプログラマ、システムエンジニアでも用いるものです。

データベースエンジニアとして腕を磨いていくことで、このSQL言語にさらに精通することができますから、ORACLEの資格を取得する方も多くなります。

また、逆にシステムエンジニア、プログラマとして仕事をしていく過程でSQLに触れ、もっと精通したい、スキルを磨きたい!とデータベースエンジニアを目指すという方もいます。

もちろんですが、データベースをシステムからみて効率の良いものに仕上げる必要がありますから、システム開発についての基本的な知識、そしてこれから作ろうとしているシステムとデータベースの相互関係を考えることができる視野も必要になります。

データベースエンジニアのキャリアパス

データベースエンジニアという職業での求人数は昔と比較すると減っている、とも言われています。

データベースの構築数そのものはシステムが増えれば当然増えるものなのにどうしてなのか、というとインフラエンジニアやシステムエンジニアがその役を担っている現場も増えてきているからなのです。

データベースエンジニアとしてより活躍しようと思う方の多くが「データベーススペシャリスト」という資格を取得します。

そのうえで、データベースだけではなくさらに広い知識を持ち、自身の需要を拡大するためにアプリケーションエンジニアやインフラエンジニアとしてのスキルも身につけようとされているのです。

そうすることで需要が減ってきているといわれるデータベースエンジニアとしてだけではなく、システムには欠かすことのできないあらゆる環境整備ができるスペシャリストとして活躍していくことができます。

またデータベースエンジニアは国内だけではなく海外でも活躍の場を得ることで、より高収入が得られる職業でもあります。日本で経験を積み、海外に転職することで年収800万円の壁も超えることができる求人が多くあるのです。

データベースエンジニアとしてのやりがい

データベースエンジニアとして働くことをチョイスしたことによるメリット、デメリットというと語弊もあるかもしれませんがこのようになるでしょう。

・デメリット・・・残業が多い傾向にあるため、特に繁忙期になると徹夜勤務などもある。

・メリット・・・・データベースに特化した業務を行っていくので、スペシャリストとして活躍していくことができる。

また、転職をする際にも、データベースという必要不可欠なものを扱うスペシャリストとしても活躍できるということで、間口が広くなるという利点もあります。

データベースエンジニアはどのくらいの年収を得られる?

マイナビAGENTによると、データベースエンジニアの各年代別の平均年収が掲載されていますが、

20代前半で427.5万円20代後半で532.5万円30代前半で585万円30代後半で667.5万円

となっています。

20代前半と20代後半での平均がかなり大きく離れているのも印象的ですが、30代後半になるとさらに大きくあがる平均値もモチベーションには前向きな要素として働きかけてくれますね。

データベースエンジニアとして輝くための哲学

データベースエンジニアとして長く活躍するためには、「データベースを含めた環境周りを整備できるスペシャリストを目指す」というのも必要になってくるでしょう。データベースだけを仕事としていくと先細りになってしまったときに活躍の場を失ってしまう事にもなります。

せっかく得た知識を長く生かしていくためには、データベースのスペシャリストとして成長することと合わせて、そのほかのインフラやシステムのことについても任せてもらえる人材として成長することも必要になってくるでしょう。

##新人として知っておくと役に立つ知識

データベースエンジニアとして就業する場合、SQL言語について、そしてデータベースというものについて、そしてそれを利用するシステムの基本的な知識をえておくと、新人として配属されたときにある程度スムーズに現場の業務に慣れることができるでしょう。

データはシステムに活用されてこそのものである、ということを意識した学びが役に立つのでおすすめです。

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