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ビジネスのプログラミングで気を付けるべき4つのポイント

ビジネスのプログラミングで気を付けるべきポイント4選

プログラミングは難しい?

皆さんはプログラミングの経験はありますか?大学で専門的な勉強をしたという方もいれば、趣味として何か動くものをつくってみたという人もいると思います。

あるいは全く経験がない方もいらっしゃるでしょう。プログラミングの経験がない方はプログラミングは難しいものだと、思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。確かにプログラミングを行うための環境を用意するのは少し難しいかもしれませんが、環境構築は純粋なプログラミングとは異なる問題です。少しプログラミングの経験がある方はわかるかもしれませんが、プログラミングで動くものをつくるのはそれほど難しいことではないのです。

では、なぜシステムエンジニアは仕事が激務なのでしょうか?また、なぜプロジェクトは炎上するのでしょうか?実は、ビジネスで求められるプログラミングと個人が趣味の範囲で行うプログラミングは言語こそ同じですが、明確な違いがあるのです。

趣味とビジネスでのプログラミングの違い

では、ビジネスと趣味のプログラミングの大きな違いとは何でしょうか?

ビジネスでのプログラミングにおいて、ただ動くだけのものをつくるだけではお客様からお金を頂けないのです。お客様に納めるものは、目に見える機能以外にもいくつかの気を付けるべきポイントについて、きちんと考慮をしていないと、後々お客様に大変なご迷惑をおかけしたり、最悪の場合訴訟問題に発展するケースがあるのです。

では、その気を付けるポイントについて具体的にご紹介していきます。

読みやすいプログラム

読みやすいコードのことを可読性ともいいます。趣味のプログラミングは基本的に自分が実装したプログラムなので、自分さえ理解をしていればよいのですが、ビジネスのプログラミングは大抵の場合において、規模が大きく複数人で協力して進める必要があります。そのような場合、必然的に他のメンバーが書いたプログラムを読まなければなりません。

この時、とてもわかりにくいプログラミング(たとえば条件が複雑であったり、パッと見て何をしているかわからないもの)をしていると、その理解に無駄な時間を費やしてしまいます。そのため、ビジネスのプログラミングにおいては、よりシンプルによりわかりやすくという点を常に意識しておく必要があるのです。

メンテナンスしやすいプログラム

ビジネスのプログラミングは一度作ったら終わりではありません。企業は少なくとも数年(長いと十数年)は開発したプログラムを運用します。しかも開発したものをそのまま使い続ける事は稀で、度々改修を加えながら運用していくこととなります。

この改修作業が容易であるか困難であるかは、元のプログラムがメンテナンスに強い構成になっているかという点が大きく左右します。メンテナンスしやすいプログラムにするには同じようなプログラムを1つにまとめたり、デザインパターンといわれるプログラムの定石に従ったプログラミングを行う必要があります。

パフォーマンスを考慮したプログラム

パフォーマンスとは、簡単にいうと処理のスピードです。同じ機能においても処理が著しく遅いと、その機能は使い物になりません。例えばあなたがあるサイトを見た時にすぐに表示されるページと、10秒たっても表示されないページがあったらどうでしょう?おそらくそのページにアクセスすることはなくなるでしょう。このように同じ結果を得るプログラムでも、処理のスピードによってそのプログラムの価値はまるで変ってくるのです。

システムにもよりますが、実際の開発現場では各機能に求められるパフォーマンスはよりシビアに定められています。このパフォーマンスというポイントは、プログラムだけではなくサーバーやネットワークなどの様々な外的要因も関係することから、現場でも時としてITエンジニアの悩みの種となることが多いポイントの1つです。

セキュリティに考慮したプログラム

セキュリティ対策とは最も目に見えにくいプログラムのポイントといえるでしょう。おそらく趣味の範囲では全く意識しないポイントではないでしょうか。

通常のユーザーはほとんど気にすることはないかと思いますが、悪意を持ったユーザーの手にかかるとセキュリティ対策が弱いシステムは大惨事を引き起こします。最近では仮想通貨の取引所であるコインチェック社のずさんなセキュリティ対策により、多額の仮想通貨が第三者の手に渡るという問題も起こりました。

セキュリティが脆弱なシステムの場合、個人情報の漏洩やシステムの停止、さらに上記のような資産が盗まれたりするケースも実際にたくさん発生しています。このセキュリティが厄介で、どれだけ対策しても完璧ではないと言われています。スキルがあるクラッカー(悪意を持ったハッカーという意味)の手にかかると、大抵のシステムは侵入されてしまうのです。だからこそ幾重にもセキュリティ対策を行い、悪意を持つユーザーからシステムを保護する必要があるのです。

まとめ

今回はビジネスのプログラミングで気を付けるべきポイント4選をご紹介しました。まずはプログラミングを学習し、動くものをある程度自由に作れるようになることが第1ステップだと思います。

その次のステップとして、今回ご紹介したようなポイントについて意識しながらプログラミングを行ってみましょう。このポイントを意識しないままプログラミングを行うのと、早いうちから今回ご紹介したポイントについて意識しながらプログラミングを行うのでは、全く異なります。

私は、プログラミングの優劣はスピードでも複雑なロジックでもなく、いかに要求された機能を満たしながら今回ご紹介したポイントについても、意識したプログラミングを行えているかだと考えます。私自身も日々学ぶ毎日ですが、皆さんも1歩づつビジネスのプログラミングを極めていきましょう。

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