「インターンに興味があるものの、なかなかオフィスに通う時間が取れない。」
「インターンに参加したいが、地方のため首都圏のオフィスで勤務できない。」
そんな悩みを抱える学生さんのために、今回はリモートインターンシップについてご紹介したいと思います。 リモートインターンシップとはパソコンさえあればオフィスに赴かずに自宅等で作業ができる形式のインターンシップのことです。リモートインターンシップに対して、従来のオフィスに赴くタイプのインターンシップをローカルインターンシップと言います。
ローカルインターンシップとリモートインターンシップのメリットとデメリットとは?
『ローカルインターンシップの場合』
[メリット]
- 困った時にはすぐ、且つ直接企業の方に質問することができる。
- オフィスまで移動するため学業とインターンシップとでメリハリがつきやすい。
[デメリット]
- 移動時間がかかってしまう。
- 拘束時間ができてしまう。
- 地方在住などの理由ででオフィスまでの距離がある場合、インターンシップに参加すること自体が難しくなってしまう。
研究やゼミでなかなか大学を離れることができない学生の皆さん、地方在住でオフィスまでの距離がある学生の皆さんにとって、ローカルインターンシップにおいては移動という「時間的コスト」と「拘束時間」の2つは特に無視できない要素であると思います。
一方で必要な時にすぐ、直接質問できる存在は貴重です。プログラミングなどのスキルに関わるものからビジネスマナーまで学生の皆さんにとっては新しいことを学ぶ環境ですから、当然分からないことや不安なことが多く出てくるでしょう。そんな時に頼れる先輩が近くにいるという安心感は何物にも換え難いものではないでしょうか。
『リモートインターンシップの場合』
[メリット]
- 好きな時間に、好きな場所で、好きなだけ作業をすることができる。
- オフィスに向かうまでの時間を省くことができ、その分だけ自分の時間を確保することができる。
- 忙しい学生さんや地方在住の学生さんも参加することができる。
[デメリット]
- 困った時にすぐ、且つ直接企業の方に質問することができない。
- 距離の移動がないためメリハリが付きにくい。
忙しい学生さんや地方在住の学生さんにとって、空いた時間に自分のペースで、しかも好きな場所で仕事を進めることができるのは魅力的ですね!
しかし、ローカルインターンシップでのメリットで挙げた「すぐ、直接質問できる」ということがリモートインターンシップにはないため、常にオンライン で連絡が取りあえるのか否かを確認し、また事前に連絡が付きやすい時間帯や連絡先などを聞いておく必要がありそうです。
リモートインターンシップのすすめ
リモートインターンシップはデメリットこそあれ、好きな時間に好きな場所で仕事を進めることができることから、忙しい学生さんや地方在住の学生さんにとっては特に魅力的な形態のインターンシップだと思います。各メリットやデメリット、自身の性格などを踏まえた上で時間的・距離的制約でインターンシップへの参加を見送っていた方は是非、参加を考えてみてはいかがでしょうか。