この記事のポイント
- 完全独学から10ヶ月でエンジニアインターン採用に至った実体験を紹介
- メンターの有無と「責任ある開発経験」が成長速度を大きく左右する
- まず動くものを作り、実務の場に飛び込むことが最短ルート
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※本記事は過去に実施したインタビューを再掲載したものです。サービス内容・情報は取材当時のものです。
今回は「いま聞ける、すぐ理解る。受験生向けオンタイム学習プラットフォーム mana.bo」を運営されている廣田さんにインタビューさせて頂きました。
1. 廣田さんはいつからプログラムを書き始めたのでしょうか?
卒業を2年後に控えた2011年、大学4年から、少しずつプログラムを書くようになりました。それまではアイセックという国際NPOの支部代表や、ベンチャー企業での営業インターン、インド放浪など、色々な活動にのめり込んでいました。しかしプログラミングとはまったく縁がなく、完全に初心者からのスタートでした。
完全に独学で進めていった為、学習の進捗はかなり遅かったと思います。自分よりできるプログラマーの指導を受けながら学習していればもっと早く上達出来たのになと反省しています。
最初はPHPで開発してみようと思っていたのですが、先輩のエンジニアから「これから盛り上がってくるのはRubyだからそっちをやりなよ」というアドバイスを頂き、まずはRubyの有名なフレームワークであるRuby on Railsを学習しはじめました。最初のとっかかりとしては、「Ruby on Rails 3 アプリケーションプログラミング」という書籍がわかり易かったです。
まずは作りたいものを決め、書籍を読みながらとにかく手を動かして、わからないところはひたすらGoogleで検索していきました。最初はやみくもに検索してというような感じだったのですが、次第に検索する手順も洗練されていきました。
具体的には記事の掲載期日を絞って検索するようになりました。記事の掲載日時が古いものだと、特に新しく出てきた技術の場合あまり参考にならないことも多く、例えば、私が最初に勉強したRuby on Rails 3であれば、Ruby on Rails 2とまったく異なっており、Ruby on Rails 2の記事がひっかかることもありました。
また最初は日本語の情報ソースに絞って検索していたのですが、やはりそれだと新しい技術だと特に情報ソースが限定されてしまうので、英語の情報ソースも含めて検索し、目を通すようにしていきました。そして、最後に自分が作業をしていくなかで、後で見返せるようにという意味もこめて、自分が作業で詰まったところを自分のブログに書き留めるようにしました。
10ヶ月近く独学でもがいた後、社員数4名の小さなベンチャー企業で有給のエンジニアインターンとして働き始めました。拙いとは言え、実際に動くサービスを作っていた事が、採用に至った決め手だったと思います。
私がこれまで経験をしてきて、作る力をつけていくうえで重要だと思うのは、大きく分けて2つあると思っています。1つは、自分のメンターとなるようなエンジニアの方を見つけること。メンター的な存在のいなかった独学時代と、職場の先輩エンジニアに指導してもらえた有給インターン時代では、成長速度が段違いでした。こういう人がいるかいないかで学習速度が大きく異なってくると思います。2つ目は、自分が責任を負う立場で開発に関わるということだと思います。給与をもらって、期限があるなかで開発するとなるとやはりいい意味で負荷がかかりますし、実際に自分の作りたいものを形にできるようになると思います。
まずはとにかく自分で簡単なものでもいいので作り始めてみる。実際私の場合だと、Ruby on Railsを使って寄せ書きをする簡単なアプリケーションを作ってみました。そのあとは、エンジニアインターンで実際に作る部分に関われる企業を探して実務の場で作ることが一番成長できるのではないでしょうか?
2. 廣田さんはなぜ自分で作ることを始めたのでしょうか?
プログラミングを始める前、私は卒業後にはあるベンチャー企業に営業・企画職として就職し、2-3年修行してから独立しようと考えていました。しかし最終的にはB to Cのサービスを作りたいと考えるようになり、その為には自分の手でサービスを作れる経営者が一番強いと考え、コードを書き始めました。
3. 廣田さんは今何を作っていらっしゃるのでしょうか?また廣田さんの今後の展望についてお聞かせ下さい
現在私はmana.boという教育系スタートアップに共同創業者として参画しています。2012年6月からチームにジョインしてパートタイム開発者として手伝って来ましたが、同12月より本格的にやっています。「いま聞ける、すぐ理解る」をキャッチフレーズに、受験生向けにスマートフォンを使った即時遠隔質問サービスを提供しています。幸い、IVS LaunchPadやKDDI∞ラボに採択されるなど、各所から注目を頂いています。
実際の業務としてはプログラミングのみならず、UIをデザインしたり、大手クライアントとの折衝や、営業インターンの採用・育成、資金調達などなど多岐に渡ります。未だ立ち上がったばかりのスタートアップでは「僕は◯◯の人だから」と言っている余裕はなく、チームが勝つために必要な事を献身的にやり切れる人が求められると思います。
20代は全てをmana.boに捧げ、チームを勝ちに導けるような存在になる事が目標です。個人の自己実現はその先に共存すると考えています。
よくある質問
Q. プログラミング未経験からエンジニアインターンに採用されるには?
まずは独学でも「動くサービス」を1つ作ることが重要です。廣田さんの事例のように、完成度よりも実際に動くものを作った経験が採用の決め手になることがあります。Ruby on RailsやPythonなど、学習リソースが豊富な言語からスタートするのがおすすめです。
Q. 独学でプログラミングを学ぶ際のコツは?
作りたいものを先に決め、手を動かしながら学ぶことが上達の近道です。検索する際は掲載日時を絞って最新情報を参照し、日本語だけでなく英語の情報ソースも活用しましょう。詰まった箇所をブログやメモに書き留める習慣も、振り返りと理解の定着に効果的です。
Q. スタートアップでエンジニアとして働くメリットは?
開発だけでなくUI設計・営業・採用など多様な業務に関われるため、エンジニアとしての視野が広がります。また期限と責任のある環境で開発することで、独学では得られないスピードで実力がつきます。早い段階でスタートアップのインターンに参加することは、就活においても大きな差別化になるでしょう。
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編集後記
まずは小さくていいので手を動かし、実務の場に飛び込んでみてください。
編集者
エンジニア就活
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