就活生の面接での最後の砦が「最後に何か質問はありますか?」です。
ここで「ありません」と応えてしまうと印象が悪くなってしまいます。
この質問が嫌だと思っている人は実際多いのですが、自分という人間を知ってもらうための大きなチャンスでもあるのです。
でも何を聞けばいいのかわからない!そんな人のために、対策を考えていきましょう。
調べてわかる事は聞かない
まず質問の内容ですが、調べてわかることは聞かないようにしましょう。そのような内容の質問をすると、「調べればわかるのに…」と思われてしまったり、実際に「調べればわかるでしょ」と言われてしまうこともあるのです。
「~とは何ですか?」という質問よりも、「~についてどうお考えですか?」という意見を求めるような質問がいいでしょう。その方が「この事に関心があるのか」と面接官からも好印象を持たれやすいです。
質問は2つ以上にしよう
1つ目の質問が終わると、「他にはありますか?」と聞かれることがほとんどです。ここでもう1つ質問をしましょう。何故かと言うと、面接官に自分がどんなことを考えているのか、どこまで考えているかを面接官に理解してもらうためです。
質問の内容も1つ目のとは違った系統のものにするとよりその幅をわかってもらえますよ。
具体的な質問を
質問の内容は具体的にしましょう。
例えば「日本の人口についてどう思われますか」という聞き方よりも、「日本の人口の増加と減少についてどのような原因があるとお考えですか」という方がまず応えやすいですし、人口についてのどの部分についてこちらが意見を出せばいいのかが明確になっています。
自分の印象をよくするだけでなく、相手がどのような内容の返事をするのかまでコントロールできるのでその次の話題にも繋げやすいのです。
質問に答えてくれている間はメモを取ろう!
もう1つ大切なことは、質問の解答をメモすることです。
その業界のことやその企業の考えを自由に聞ける滅多にない機会だと考えるとメモをして理解を深めていきたいところです。それに、真摯な態度を評価してもらうことにも繋がります。
メモを取る前に、メモ帳に聞く内容とその解答をメモする欄を作っておくといいでしょう。