ここでは就職セミナーに参加するにあたっての3つの心得について話していきたいと思います。
就活では何度も就職セミナーに参加する機会があると思うので、参考にしてみてください!
就職セミナーとは
まず就職セミナーの種類として以下の3種類が挙げられます。
- 合同セミナー
- 業界研究セミナー
- 個別企業セミナー
それぞれどんな内容のセミナーなのか説明していきます。
合同セミナー
合同セミナーとは、多くの会社(約30社〜100社)が一箇所に集まり、就活生に対して会社の事業内容や採用情報を知らせるイベントで、無料で参加できます。
合同セミナーにはかなり多くの就活生が参加するので、会社としては多くの学生に自社の宣伝ができることがメリットとして挙げられます。
合同セミナーに参加するかどうかというところはかなり意見が分かれるところです。参加する必要ないという意見を持っている人も結構いますが、私は参加するべきだと思います。特に学生時代にインターンなどをしておらず、会社をあまり知らない学生は参加するべきです。
理由としては、普通の大学生ならば世の中のほとんどの会社を知らないからです。世の中には普通に暮らしているだけでは情報が入らない、しかし大きく優良な会社が数多く存在します。それらの会社はBtoB企業と言って、企業間でビジネスを行っているので、社会にまだ出ていない学生は知らないのです。
就活を始めるとおのずとある程度そういったBtoBの会社を知ることにはなると思いますが、それでも数はだいぶ少ないです。その状態で、就活を始め、知らないまま終了してしまうのは非常にもったいないと言えます。
業界研究セミナー
業界研究セミナーは合同セミナーの一種で、合同セミナーと異なる部分は、様々な業界の企業が参加するのではなく、同じ業界の企業が集まるという部分です。
なので、その業界を志望している学生は必ず参加すべきです。合同セミナーのような大きな就職セミナーに参加はしなくても、このような業界研究セミナーに参加する優良企業もたくさんあるので。
また、業界内の企業が集まるということで、合同セミナーよりも事業内容などについて詳細に説明することが多いです。業界研究セミナーに参加する際は、ある程度業界の勉強をしてから望んだほうがいいです。
個別企業セミナー
個別企業セミナーは、その名の通り、その会社の企業内容や採用情報の説明会です。合同セミナーと違うのは、セミナーはほぼその会社で行われる事、事業内容のより詳しい説明が聞ける事、セミナーに参加することで次の選考に進める事(そうではない会社もあります)です。
この個別企業セミナーに関しては、就活生誰もが確実に参加することになると思うので、しっかりと準備しておくことが必要です。
就職セミナーに参加するにあたっての3つの心得
- 目標を決めておく
- 下調べをしておく
- 遠慮をしない
目標を決めておく
就活セミナーを有意義に過ごすには、目標を設定しておくことが重要です。というのも、就職セミナーは基本受け身なものなので、自分から動こうとしなければ説明を聞くだけ、他の人が質問をしているのを聞くだけ、といった受け身で過ごしてしまいます。
受け身でも説明を聞いているからいいじゃないか、と思うかもしれませんが受け身で聞いているだけだと有意義には過ごせません。理由としては、説明をほんとに理解しているかわからないからです。
受け身で説明を聞いてしまうと、その場で納得していたとしても、ほんとに理解はしていません。おそらくその後他の人に説明するといったことはできないでしょう。また、ほんとに理解していないと、もう一度セミナーに参加し説明を聞かなければならないというデメリットも生じます。
就活はなかなか忙しく、時間を有効に使わなければなりません。そんな中同じセミナーをもう一度受けるというのは無駄以外の何物でもありません。一度のセミナーで説明を理解し、質問があればそのセミナーで解決するようにしましょう。
目標設定の仕方
では、どう目標を設定すればいいか。これはセミナーの種類にもよりますが、例えば合同セミナーの場合、目的が『多くの会社を知る』ことなので、これに沿っていることが重要です。
例えば、まだ業界内にどんな会社があるかを知らないのであれば、『自分が知らない会社20社の説明を聞く』でも良いですし、名前は知っていても会社の事業内容などをまるで知らないのであれば、『知っている知らないに関わらず20社の説明を聞く』といったものでも良いと思います。
ただ、大事なことは説明をただ聞くだけではなく、その説明会できちんと理解することが重要です。説明を聞いてわからなければ、必ず社員の方に聞きましょう。
下調べをしておく
時間を有効に使うためにもう一つすべきこととしては、下調べをしておくというのが大事です。合同セミナーの場合にはどんな企業が参加するか、何時から説明会を始めるかといったこと。個別企業セミナーの場合には、その企業のどんな事業内容はどんなものかといったこと。
これらを調べておくことで、当日セミナーでやることが減り、自分が本当にやらなければならないことに集中でき、目的を達成できることでしょう。
セミナー前にできることはセミナー前に終えておき、セミナー中の時間を最大限に使いましょう。
遠慮をしない
最後の心得は遠慮をしないです。これはそのままの意味で、質問やOB訪問などのお願いを遠慮しないですることが大切です。
もちろん遠慮して質問などしないことは、自分がその会社を知る機会を逃すこともありますが、実は遠慮しないで社員の方に色々と聞くことは、会社のことをほんとに知りたがっていて、興味があるんだなと思われ、アピールにもつながるのです。
遠慮をして失うものはたくさんありますが、遠慮をしないで失うものは恥ずかしさだけです。遠慮せず色々質問しましょう!
まとめ
ここまで、就職セミナーの心得について話してきました。しかし、エンジニアに特化した就活セミナーや合同セミナーは少ないのが実情です。そこで、エンジニア就活が開催する就活説明会をオススメします。エンジニアの就活の仕方から技術力の高い企業やこれから伸びそうなベンチャー企業の紹介まで、エンジニア志望の就活生にとって宝の山とも言える情報を聞けること間違いなしです!
以上、長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました!今回紹介した記事を参考に、就活に望んでみてください!
【お知らせ】エージェントと話をしてみよう
エージェントに話を聞いてもらうことで、自分が何をやりたいのか、自分が大切にしているのが何なのか、就活するうえでの軸が見えてきます。さらに、その人その人に合った未公開の求人情報も紹介してもらえるので、まずは気軽に相談してみましょう。登録や相談・セミナーなど、すべて無料で活用できます。