就活中の面接や会社説明会には人事部からだけではなく、実際の現場の先輩エンジニアが同席することがあります。その場合には、現場のエンジニアにはどのような質問をするべきでしょうか。質問をすることで会社への熱意や意欲を示す絶好の機会です。この機会を逃さず好印象を残しましょう。ここでは、現場のエンジニアにはどんな質問をしたらいいのかをご紹介していきます。
1.エンジニアにはエンジニア向けの質問を
現場のエンジニアには、実際のエンジニアにしかわからないような質問を投げかけることが原則です。人事担当者でもわかるような質問では意味がありません。せっかく機会をいただいたなら、機会をしっかり生かすことが大切。実際の現場の環境や就職してから役に立つ知識を引き出すようにしてください。また、質問内容はYes、Noで答えられるものより、しっかりと言葉で答えてもらえる内容を用意しましょう。事前に幾つか用意できているといいですよね。
2. 意欲を示す質問を投げかけよう!
エンジニアに投げかける質問で1つは用意しておくことは、意欲を見せる質問です。例えば、「入社までに学んでおくべきことは何ですか?」などの質問は好印象。学ぶ意欲があり、入社後の自分を見据えていることがわかりますよね。このようにやる気がある質問を投げかけましょう。
また、「入社後の社内研修期間、実務までの期間はどの程度ですか?」などの質問も秀逸です。社意欲を見せると共に、社内の研修への取り組みがわかりますよね。より具体的にエンジニアが答えやすい質問を投げかけるようにしてくださいね。
3. 自分の能力を見せる質問は慎重に
注意したいエンジニアへの質問は自分の能力を見せる質問です。例えば、「私はこの資格を持っていますが、御社でお役に立てる部署はありますか?」、「私はアメリカに3年間留学した経験があるのですが、先輩たちで英語が堪能な方はいらっしゃいますか?」などです。言い方などに気をつけないと嫌味になりがちで先輩エンジニアには生意気に映ってしまうことも。
実際の現場と学生のうちに学んだことでは大きく異なるものです。そのことを意識して質問も謙虚に生意気にはならないように注意するようにしましょう。もしも、言い方に自信がない場合には、能力や資質を見せる質問は控えた方がいいかもしれませんね。
4.相性を見る質問は素直に!
相性を見る質問も用意しておくといいでしょう。現場の雰囲気がわかるような質問ですよね。「実際の職場の雰囲気を掴みたいので、先輩エンジニアとお話をする機会をいただくことはできますか?」や「先輩は仕事をしていてどのような瞬間にやりがいを感じていますか?」などです。仕事の内容も重要ですが、実際の職場の雰囲気を掴むことは就活においては大切なこと。
人事部ではわからない現場の雰囲気をこのチャンスに掴むようにしてくださいね。雰囲気は会社によって相当違いがあります。知りたいことはこの機会に質問をするようにしましょう。
まとめ
現場のエンジニアと会う機会があったなら、自分の知りたいことや、自分をアピールできる内容を質問することが大切です。質問をするときは謙虚に、且つ素直な質問を投げかけた方が好印象。現場では確かに即戦力を求めていますが、嫌味な人材は求めてはいません。能力をアピールするなら人事部にアピールするようにしてください。上手に自分をアピールできるといいですよね。