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注目のITトレンドをエンジニア目線で斬る!

世の中のITトレンドを把握していますか?

ITの世界は非常に流れが早く、毎年毎年さまざまな新しいものが生まれています。こうしたトレンドの多くはビッグビジネスを生み出す力を持っているのですが、既に流行したタイミングでキャッチアップをはじめても、競合他社とは大きな差がついてしまっているため、あまり旨味がありません。

そのため、会社としてもエンジニアとしても常に「世の中で何が流行っているのか」という視点を持つことは非常に大事なのです。そこで今回は、IT分野の調査やアドバイスを行う企業として世界的に有名なGartner社が発表した「2018年の10大ITトレンド」と私自身が現役エンジニアとして感じる「旬のITトレンド5選」をご紹介いたします。

Gartner社発表「ITの最新トレンド10大予測」

Gartner社は毎年「ITの最新トレンド10大予測」を発表していますが、2018年の予測は以下となっています。

・AIファウンデーション
・インテリジェントなアプリとアナリティクス
・インテリジェントなモノ
・デジタル・ツイン
・クラウドとエッジ
・会話型プラットフォーム
・イマーシブ・エクスペリエンス
・ブロックチェーン
・イベント駆動型モデル
・継続的でアダプティブなリスク/トラスト

出典:ガートナー、2018年の戦略的テクノロジ・トレンドのトップ10を発表

個人的には、この中でもAI関連の技術について注視していく必要を感じています。AIが社会に与える影響はとても大きく、エンジニアとしてもとても可能性を感じる分野です。

今回ご紹介した内容は、最先端の内容や専門用語も多く、全てを理解するのは少し難しいと思いますが、ざっと目を通していただき、概要を把握するだけでも十分価値があるのではないかと思います。

現役エンジニアである筆者が選ぶ旬のITトレンド5選

次に、現役エンジニアである私が選ぶ旬のITトレンドを5つご紹介したいと思います。

▽AI

AIは既にさまざまなシステムの一部としてその影響を広げつつありますが、今後もしばらくその傾向は続くかと思います。Gartner社発表の「ITの最新トレンド10大予測」のうち、3つがAIの分野であることは、それを証明しているといえます。

ここ数年でAIは確実に進化し、社会に対する影響も年々大きくなっています。2018年はさらに進化が進み、たくさんの企業・業種によってAIを用いたサービスが展開されることでしょう。

▽ブロックチェーン

ビットコインなどを筆頭とした暗号通貨の根幹を支えているのがブロックチェーンと言われる技術です。暗号通貨の他にもブロックチェーンを用いたさまざまなサービスが展開されていますが、そういった暗号通貨以外のサービスは、今のところまだイノベーションを起こすまでには至ってないのが現状です。

ただ、ブロックチェーンはまだ若い技術であり、各企業ともその活用方法を見定めているといった状態かと思います。今後、数年のうちに、現状の「活用方法を見定めている段階」から「本格的に普及する段階」に進むでしょう。

▽クラウド

IT専門の調査会社であるIDC Japan社は「2018年 国内IT市場の主要10項目を発表」の1つとして、「発展が続くクラウドは第2世代(クラウド2.0)に進化し、IT変革が加速する」と発表しています。

また、同発表の中で2018年以降の国内クラウド市場は「従来型ITからの移行」「デジタルトランスフォーメーションの基盤」を両輪として高い成長を継続し、

2018年の同市場の支出額規模は2兆円を超えるとの予測を出しています。実際の開発案件においても、数年前はクラウドが採用されることはありませんでしたが、今年はその比率がかなり高まっている印象を受けます。

なお、クラウドのプレーヤーは引き続き、Amazon(Amazon Web Service)、Microsoft(Azule)、IBM(IBM Cloud)、Google(Google Cloud Platform)のビッグ4で市場の約60%を占めており、その中でもAmazonは34%と突出しています。

出典:The Leading Cloud Providers Continue to Run Away with the Market | Synergy Research Group

今後もクラウド市場は拡大を続けていく予測であるため、目が離せないトレンドの1つであるといえます。

▽Fintech

Fintechとは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語です。ここ最近、国内・海外問わずたくさんのFintech企業が誕生しています。日本政府もこのFintechの盛り上がりに注視しており、Fintech新法の創設に向けて動き出しています。

規制によりがんじがらめであるために新ビジネスが生まれにくいといわれる日本ですが、(決して早いアクションではないですが)今回の日本政府の動きは評価できるものと思います。このチャンスに乗じて世界的なFintech企業が日本から続々と誕生してほしいものです。

▽シェアリングエコノミー

シェアリングエコノミーとは、「個人の遊休資産をインターネット上のプラットフォームを介して、個人間で貸借・売買・交換すること」を指します。シェアリンエコノミーの詳細については、経済産業省のワーキンググループで配布された以下の資料をご確認ください。

出典:産業構造審議会 商務流通情報分科会 情報経済小委員会 分散戦略ワーキンググループ(第4回)‐配布資料(METI/経済産業省)

出典:シェアリングエコノミービジネスについて(一般社団法人シェアリングエコノミー協会)

この、シェアリングエコノミーはITとの親和性が非常に高く、国内でもさまざまなサービスが立ち上がっています。以前は、「物の売り買い」には必ず中間に業者が介入していました。これがシェアリングエコノミーの登場により新たな経済の流れが生まれたのです。

今後も思いもよらないものがシェアリングエコノミーの対象となるでしょう。

また、参入障壁はそこまで高くなく、アイデアさえあればサービス化できる可能性が高いので、皆さんの中からシェアリングエコノミーで起業する方が生まれるかもしれません。

まとめ

今回はITトレンドを感じるために「Gartner社発表「ITの最新トレンド10大予測」」と「現役エンジニアである筆者が選ぶ旬のITトレンド5選」をご紹介しました。

知っているワードもあれば知らないワードもあったかと思います。IT業界にはさまざまな用語があり、全てを覚えるのは大変なことです。ただ、こういったトレンドとなるワードは、仕事の中でも使用したりお客様との会話でも話題になったりすることが多いです。ぜひ押さえておきましょう。

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