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関西大学大学院の中大路 誠先生にインタビューさせていただきました!

関西大学3

今回は関西大学大学院で研究員を務める中大路誠先生に、「キャリアにおける意思決定と自己理解の重要性」についてインタビューをさせていただきました。心理学の研究を行っている中大路先生に、キャリアの転機における考え方や効果的な意思決定のプロセスについてお伺いしていきます。

現在の研究されている分野・具体的なご活動内容について

インタビュアー
インタビュアー
改めて、今回のインタビューをお受けいただき誠にありがとうございます。はじめに、現在のご研究内容や教育活動について、とくに力を入れていらっしゃる分野をお伺いできますでしょうか?

私は学習に対する興味について研究をしており、特に近年重要性が高まるデータサイエンスに注目し、学習のどのようなところが面白いかを認知する「認知的興味」という概念を取り上げています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
大学での授業やゼミで教えられている内容はどのようなものがありますでしょうか?

学習において「ただなんとなく、おもしろいと思う」だけでなく、どのような部分に価値を見出し、どのような部分がおもしろいのかを認知することで、自律的な学習につながるということをテーマにしています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
これまでの研究活動で特に印象に残っている成果や発見はありますでしょうか?

これまでは、キャリアについて研究をしてきました。

日本では、職務内容にかかわらず新卒一括採用の形態で、総合職として入職するケースが多く見られます。大学生の時点では、価値や志向が分化せず、さまざまな志向が高い状態を保っている人も、実際の職務経験により志向が分かれます。
一方、米国ではジョブ型採用の形式をとっていることや、個人が自律的にキャリアを歩む傾向が強いことから、大学生でも志向が分化しています。仕事を変えながらも自身の志向に沿ったキャリア形成している可能性がある、という発見がありました。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
現在の研究を通じた社会貢献についてのお考えを聞かせていただけますか?

データサイエンス学習に認知的興味をもって取り組めることは、専門職を目指す学生にとってもそうでない学生にとっても意義があり、ひいては社会全体の情報リテラシーを高めることにつながると期待しています

中大路先生
中大路先生

研究者としてのこれまでのご経歴・キャリアパス

関西大学1

インタビュアー
インタビュアー
現在の研究職に就かれるまでの経緯や重要な転機にはどのようなものがありましたか?

周りに流されて大学に進学したものの、勉強が面白いと思えず中退しました。その後フリーターになり、さまざまな本を読んだり、将来について深く考える余裕が生まれました。そこで改めて自分のやりたいことを考え直した結果、「再度勉強して研究をしてみたい」と思うようになり、現在に至ります。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
キャリアにおいて最も難しかった決断とその乗り越え方について教えてください。

大学を中退するという決断は困難でしたが、これが後の研究職への道筋を作る重要な転機となりました。

キャリア形成において重要なことは、自分が価値をおいていることを理解することと、自分で決めることだと考えています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
「研究者」として新しいキャリアを築くうえで、役立ったスキルや経験にはどのようなものがありますか?

研究者として重要なことは、さまざまなことに対して関心をもち、おもしろいと思えるかどうかだと感じています。

その理由は何だろうかと考え続けられるような、自分にとってのおもしろいこと探しができることで、研究で苦労することがあっても、粘り強く取り組み続けることができます。

中大路先生
中大路先生

キャリア形成と意思決定に関する知見

関西大学2

インタビュアー
インタビュアー
人生の転機における効率的な意思決定のプロセスを教えてください。

自分は何を欲して何に価値を見出しているのか、またなぜその価値を見出すようになったのかを考えることで、自分のキャリア形成において重要視する部分が見えてきます。他の誰かによって決定されるものでもなく、自分自身で責任をもって決定することで、自分で決めたという自律性のもと、キャリアを形成できると考えています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
転職を考える際の重要な視点や判断基準について教えてください。

変化の激しい今日においては、価値や決定は確固たるものではなく、環境や経験によってさまざま変化していくものです。そのため、決まったものとして扱うのではなく、これらについて柔軟に考え続けることこそが重要であると感じています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
専門領域の知見からキャリア選択への活かし方について教えていただきたいです。

自分が価値をおいていることを理解することと、自分で決めることが重要です。おのずと、キャリア形成において自分が重要視したいことが見えてきます。

中大路先生
中大路先生

転職者・キャリア形成中の方へのアドバイス

インタビュアー
インタビュアー
転職を検討している方々へアドバイスをお願いします。

変化の激しい現代社会においては、その環境によって自分自身の価値観や志向も変化していきます。短期的なキャリア構築はもちろん長期的なキャリア構築も大きく左右されてしまうことがあります。

そのため、都度自分の価値観や志向、キャリアの展望を見直したり考えなおしたりすることが重要になります。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
変化の激しい現代社会での長期的なキャリア構築の考え方について教えてください。

変化の激しい時代では、価値や決定は確固たるものではありません。そのため、決まったものとして扱うのではなく、これらについて柔軟に考え続けることこそが重要であると感じています。

また、偶然を逃さないことも重要です。

関心がないことや今までやったことのないことに触れる機会があればそれを逃さず、あるいは、自らそのような機会や偶然を創り出し、自分自身を変化させていくことで、時代の変化にも対応できるようになると考えています。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
自身に合った仕事や職場を見つけるためのアプローチにはどのようなものがありますでしょうか?

どのような環境で、どのような経験をもとに、どのように変化したのか。これらを言語化することで、自分の思考が明確化され自分自身がはっきりと見えてくるようになります。

中大路先生
中大路先生
インタビュアー
インタビュアー
今回はとてもためになるお話を聞かせていただきありがとうございました。キャリア形成では、自分が何に価値をおいているのかを理解し、自ら決めるということが大切なのだとわかりました。

関西大学・関西大学大学院の基本情報

名称 関西大学・関西大学大学院
所在地 〒564-8680 大阪府吹田市山手町3丁目3番35号
大学HP https://www.kansai-u.ac.jp
今回インタビューにご協力いただいた先生 関西大学大学院 中大路誠先生(研究員)
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