IT系の職業は女性にとって働きやすい環境が整っているのでしょうか。長く勤められる職場であれば、女性はもっとIT系の職業に就きやすくなりますよね。
女性は男性と違い、結婚し妊娠・出産・育児などのタイミングがくるかもしれません。実際のIT系の現場では、女性は働き続けることはできるのでしょうか。ご紹介していきます。
1.職場によって違う!女性の働きやすさ
IT系だからといって、女性が働きづらい、働きやすいと言うことは判断できません。勤める企業によって、待遇が異なるからです。労働基準法で女性も男性同様に働くことはできますし、産休・育休などは女性の権利として国が定めています。
それに加えてどのような制度があるかは企業次第!長く勤めたいのであれば、福利厚生や、女性のための制度が整っていることを事前にチェックしてみるといいでしょう。また、先輩の女性社員の存在は心強いもの。出産しても復職している女性がいる職場であれば、前例があるため、女性は長く働き続けやすいことでしょう。就活中の先輩女性エンジニアへのヒアリングも重要なキーポイントです。
2.IT系の女性は男女差別は比較的に少ない!
IT系の女性は、エンジニアとして、男性と同様に働けることが特徴。そのため、実力を存分に発揮できるでしょう。Webデザイナーなどのセンスを問われるお仕事では男性よりもむしろ女性が重宝される企業も存在します。
仕事で実力を発揮し、評価がもらえる点では女性の働きやすい職種と言えますよね。ただし、その分甘えは禁物!女性だから、残業はしたくないなどの理屈は通りません。実力の世界ですので、男性と同様に働かなければなりません。大きな長所ではありますが、男性のようにバリバリ働きたくない女性にはマイナスに感じられるのかもしれません。
3.気になる産休・育休は?
基本的には法律に基づいて、どの企業であったとしても産休や育休は取得可能なはず。しかし、エンジニアであったならば、常に最新の技術については知っている必要があるでしょう。のんびり出産や育児を楽しみたいかもしれませんが、産休後も仕事に復帰するのであれば、それなりの覚悟が必要です。
復帰前には、できるだけ業界の流行や動向をしっかりキャッチし、ブランクを取りもどす覚悟で復職するようにしましょう。そうすれば、産休や育休を乗り越えて長く働ける業界といえます。男女差別が少ない分努力が必要になるのです。
また、産休や育休のタイミングはしっかり見計らって!責任ある仕事を任されたばかりでの休暇の取得は周囲に迷惑になります。IT系の仕事だけでなく全体に言えることですが、妊娠のタイミングを上手に計ることも必要です。自然現象なので致し方がない部分もありますが、もしもタイミングが悪い休暇であったならば、周囲に協力を求める必要があります。妊娠中でも残業などの激務をこなす覚悟で働くようにしましょう。ただし無理は禁物!できるだけ周囲の協力を求めるといいでしょう。普段男性と同じように働いている女性であれば、周囲も喜んで妊娠中や育児中には協力してくれますよ!
まとめ
IT系の仕事は、女性にとって比較的に働きやすい職場といえるでしょう。ただし、会社の制度はまちまちです。希望の会社の制度をしっかり把握してから就職を決めた方がいいかもしれませんね。長く働きたいなら、結婚や出産のタイミングは仕事との折り合いをつけて!できるだけ周囲に迷惑をかけない休暇の取得を行えば、職場にも復帰しやすくなりますよ。それこそが、長く働くためのコツになります。