SEの職種に就いたなら、将来的なキャリアアップをするとどのような職種や立場になるのかが気になりますよね。目標を掲げるためにも知っておきたいところ。
SEとはいわゆるエンジニアなわけですから、技術を極めていくしか道はないのでしょうか。一般的に多いSEのキャリアプランについてご紹介していきます。
1.技術を極めてスペシャリストの道へ!
SEになったからには、そのまま技術を極めて、スペシャリストの道を目指すケースがあります。実績を積み重ねて行けば自ずとスペシャリストの道は見えてくるでしょう。
ただし、年齢を重ねてもその道の技術を極めるのは相当な努力と根気が必要です。日進月歩なIT技術を若者に負けないように身につけていくには、想定よりも難しいもの。飽きずに、仕事をこなせる根性が必要です。スペシャリストになるならば、日々の勉強を怠らないこと、最新技術の動向を察知できるアンテナを伸ばし続けることが必要。
また、周囲を気にせずにマイペースで仕事を続けられる人には向いているキャリアプランになっています。周囲の人は、一定時期が来るとマネージメント職かそのままエンジニアの道を進むか選択を迫られることに。
エンジニアの道を歩むと決めたなら、自分の上に年下の管理職が来るかもしれない覚悟を決めましょう。それでも問題ないと感じられる人はスペシャリストを極めることも可能です。
2. マネージメント職は王道
どの職種でも言えることですが、一定のキャリアを積んだ後には管理職を目指すのが王道です。マネージメント職に進むと決めたなら、コミュニケーション能力とマネージメント能力を身につける必要があります。
また、SEとしての確かな実績も必要。王道ではありますが、上の管理職を目指すためには、技術力も必要です。SEの場合には、意思決定を行うためには一定以上の技術力が必要になるから。例え、マネージメント職についたとしても、日々の努力は必要になってくるでしょう。
3. ITコンサルタントの道もキャリアアップにはぴったり!
ITコンサルタントになる道も残されています。これまで培ってきたSEの技術を今後は、コンサルティングするために発揮するチャンスです。これまでの知識と技術を生かして、企業全体のコンサルティングを行ってみるのも楽しいかもしれません。
実際にSEからのキャリアアップでは人気のある職種です。需要も多いので、転職も有利にできるでしょう。そのためにはSEとしての実績を積むこが大切なこと。そして、コンサルティング能力を身につけていきましょう。
コンサルティングを行うためには、コミュにケーション能力や、問題解決能力などを身につける必要があります。問題提起をして何かを作り上げていくことが好きな人には適した職種。
興味があれば目指してみてはいかがですか? SEよりも収入面でも魅力ある職種ですよ。
4.マルチエンジニアは収入もアップ
マルチエンジニアいわゆるフルスタックエンジニアの道もありますよ。マルチエンジニアとは、システム構築の上流から下流まで全てを一人でこなせるマルチなエンジニアのこと。昨今では各企業内で需要の高いエンジニアです。
マルチエンジニアになるためには、SEを極めたなら、プログラムやデータベース、Webデザイン、ネットワークなどの分野も学んで一定以上の知識を身につける必要があります。一つのことでは飽きてしまう人には適した職種。
また、需要も多いので、転職にも有利です。もしも、勤める企業にない職種だったとしても、マルチにできることは有利になるでしょう。一つの工程ごとに専門職をポジショニングするよりも一人の人がこなせる方が企業にも経費削減につながるから。SEからのキャリアアップには適した職種と言えるでしょう。
そして何よりも魅力は、収入面です。年収はおおよよ600万円。ベンチャー企業では需要も高く、キャリアを積んでいくことで年収1,000万円以上も夢ではありません。
5.フリーランスで独立もあり
キャリアアップで忘れてはいけないのが、SEとして独立する方法。企業に属さず自由に自分の仕事をフリーランスで実践できます。
フリーランスは好きな仕事を選べることも魅力ですし、自分の実力を試すにはい良い機会です。フリーランスで成功できたなら起業も夢ではありません。新しいことが好きな人、自由を求める人には適したキャリアアップの道です。
ただし、会社に属していないため、収入面で不安定になることも理解して上で目指すようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか? SEからのキャリアアップにもさまざまな道があるのですね。そのままスペシャリストでもいいですし、もちろん管理職を目指すのもあり。少し違った分野で活躍してもいいですし、思い切って独立する手段もありますよ。将来性もさまざまな選択肢があることがSEの魅力なのかもしれませんね。
これからSEを目指す人もキャリアプランを考えた就活をしてみてはいかがでしょうか?きっと面接官にも好印象ですよ。