webプログラミングを学ぶ際には、学ぶ順番が重要です。順序を守って学ぶことで、習得までの時間短縮につながります。なかなか習得ができない入門者は、順序をも守っていなかったのかもしれません。
ここでは、webプログラミング入門者がまず知っておくべき「学ぶ順序」についてご紹介していきます。順序を守って効率良く学んでいくようにしましょう。
1.webの仕組みを知る
webの仕組みを最初に知っておくことで、どの部分でどの言語やツールが動作しているのかが理解できます。大まかで構いませんので、webの仕組みを最初に理解することが大切です。
例えば、webを利用する際には webブラウザーを利用しますよね。そこにURLを入力することで、指定されたサーバーにアクセス要求が届き、返事を返す仕組みなどのこと。URLはどうしてそのサーバーに到達するのかなども最初に学んでおくべきことです。
その仕組みを知ることで、プログラミング言語やデータベースがどの処理で動作するのかが理解できるようになります。
2.マークアップ言語を学ぶ
Webの仕組みが理解できたところで、次に学ぶべきことは、マークアップ言語についてです。マークアップ言語とは、代表例をあげるとHTMLなどのこと。
プログラミング言語とは違い、どの部分にタイトルを入れて、どの分に本文を入れるのかなどの構造を作るための言語です。webを構築する上では重要な部分で、核となるでしょう。
仕組みを理解した後に、学ぶことで、理解が早まり次のステップに進みやすくなります。
3.プログラミング言語を習得する
次にwebにアクセス要求が来た際に、どの要求にどのような返事を返すのかを定義するために必要なものがプログラミング言語です。マークアップ言語で、webデザインができたなら、いよいよ、動作する環境構築に取り掛かりましょう。
プログラミング言語は自分が利用やすい言語で大丈夫。rubyやJavaScript、pythonなどであれば、就職してからも役に立ちます。さまざまな言語を浅く広くではなく、1つの言語を習得していく方が効果的。その方が入門者には構築がしやすくwebプログラミング全体の理解が早くなります。
4. フレームワークを習得する
プログラミング言語を習得できたところで、プログラミング言語を扱いやすくするようにフレームワークを学んでいきましょう。
ここの順番を間違えるとwebプログラミングの習得が遠回りになってしまうので、注意したいポイント。先にフレームワークから学んでしまうと、理解に苦しむかもしれません。プログラミング言語を学んでからフレームワークは学ぶようにしましょう。
5.実際に開発に取り組む
いよいよ、実際に開発に取り組み段階です。参考書片手にまずは作ってみる、というやり方も確かにあります。
しかし、それでは、すんなりシステム構築はできない可能性が高いでしょう。1つ1つ習得してから、取り組んだ方がスムーズに行き、途中で挫折することもありません。
6.まとめ
webプログラミング入門者は順序を守って開発に取り組んでいく方が効率的です。ステップを間違えると遠回り。短時間で実績を作りたいと考えるなら、できるだけ順序を守って成果物を作っていきましょう。就活でも有利になりますよ。