これから就職する場合には、働きやすい企業かどうかは大切な項目ですよね。事前にチェックできるならしておきたいところです。就活の時点で、優良企業を見分けられるなら、それに越したことはありません。
ここでは、SEにとって優良企業とはどのような企業なのか、事前にチェックするべき項目をご紹介していきます。
1.残業代がきちんと支給される
優良企業の判断で大切なことは、働いた分だけ対価を支払ってくれるということ。つまりは、サービス残業は当たり前という企業は優良とは言えません。
就職を希望している企業が残業代をしっかり支払う会社なのかは事前にチェックするといいでしょう。先輩に話を聞いてみるのが一番です。就活中に企業に直接聞いても真実はわかりづらいですし、あまり良い印象にはなりません。就活中ではなく事前に先輩などから話を聞いてチェックすることをお忘れなく。
2. 1月の稼働時間が法定労働時間を守っている
1ヶ月の労働時間も重要です。しっかりと法定労働時間を遵守しているのかも優良企業判定のコツ。企業には、36協定という、法律で働いても良い残業労働時間が定められています。1年間で360時間、1ヶ月で45時間です。
この時間以内で労働できているのかどうかもチェックポイントとして確認するようにしましょう。
3. 資本金、健全な収益かもチェック!
また、その企業の資本金、収益などもチェックしておけるといいですよね。その企業の体質が健全なのかが一目でわかります。IR情報やプレスリリース情報などを確認するようにしましょう。
本当の優良企業の場合には、企業のホームページ上で情報を開示しているケースがほとんどです。赤字を隠しているような企業は優良企業とは言えないので、注意してください。
また、資本金は企業の体力を示す重要な数値です。IT関連企業の場合には、独立系では少ない資本金で運営しているケースがたくさんあります。しかし、収益がしっかり黒字化しているのであれば過分な心配は必要ありません。資本金もよくわからないような企業には就活しない方が無難だと言えるでしょう。
4. 仕事の内容がキャリアプランに合っている
企業を選ぶ場合には、条件ばかりにとらわれていても、優良企業には巡り会えません。確かに、労働時間や残業代が出るのかは大切なポイント。忙しいSEの仕事であれば、尚更チェックした方が良い項目です。
しかし、SEの場合には、もっと大切な項目が仕事内容だと言えるでしょう。自分のキャリアプランに合っているのかが、重要なポイント。もしも、キャリアプランに合っていなかった場合には、苦痛な職場になりますし、キャリアプランが崩れてしまいます。
就活の際に十分チェックできる項目なので、しっかり確認して優良企業を選ぶようにしましょう。
5. 要注意!有名企業が優良企業とは限らない
重要なことは、有名企業だから大丈夫という過信をしないこと。有名企業になればなるほど、36協定を守っていないケースも見受けられます。会社のためには奉仕精神を発揮している上層部が多いことも特徴。そのため、有名企業であったとしても事前のリサーチは重要です。
5.まとめ
SEにとっての優良企業とは、一般的な職業の優良企業に加えて、自分のキャリアプランに合っているのかどうかがキーポイントです。企業の体質についても重要ですが、SEとして働き続けていくためには、企業の仕事内容をしっかりチェックするようにしましょう。有名企業だからと安心していてはダメですよ。
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