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IT就活のはじめ方【文系・理系別】IT企業に就職するための状況別ステップ

この記事のポイント

  • IT業界はDX人材不足が深刻で2030年には最大79万人の需給ギャップが予測されており、文系・理系を問わず積極採用が続いている
  • 文系学生はITを学ぶ→ビジョン作り→企業選定→実績作りの4ステップで就活を進め、S0からS2へのスキルアップが最も有効な戦略
  • CABという独自適性試験と実績重視という採用特徴を把握した上で、自分のスキル区分(S0〜S3)に合った行動指針で準備を進めることが重要

IT業界は人材不足が深刻で、文系・理系を問わず門戸が開かれています。本記事では文系・理系それぞれの就活ステップと、スキルレベル(S0〜S3)別の具体的な行動指針を整理し、IT企業への就職を目指す就活生が「今すべきこと」を明確にします。

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文系・理系・未経験歓迎など、職種・スキル・開発環境で絞れるIT特化の求人が揃っています。「まず何を受けるか」を実際の求人で確かめよう。

IT就活、何から始めればいいのか

IT企業に就職したいと感じている学生はたくさんいますよね。しかし、どのような手段で就活を行うべきかまだわからない学生も多いことでしょう。

IT業界への就職を考え始めたが「何から手をつければいいかわからない」就活生はとても多くいます。IT企業の求人は数が多く、職種も会社の規模も千差万別。文系か理系か、プログラミング経験があるかないかによっても取るべき行動は変わってきます。本記事では、状況別にIT就活の具体的な進め方を整理します。

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文系・理系・プログラミング経験の有無によって向いている職種は異なります。診断結果をもとに就活の方向性を整理しましょう。

なぜ今、IT就活に有利な時代なのか

IT就活を考えている就活生にとって、まず知っておきたい市場の背景があります。

IPA(独立行政法人情報処理推進機構)の調査(DX動向2024)によると、DXを推進する人材が大幅に不足していると回答した企業の割合は2023年度時点で62.1%に達し、調査開始の2021年度(30.6%)から約2倍に増加しています。

また経済産業省の試算では、2030年にはIT人材の需給ギャップが最大約79万人に拡大する可能性があると報告されています。

つまりIT業界は人材不足が深刻であり、学歴・文理問わず、意欲と一定の適性を持つ就活生を積極的に採用したいという企業の需要が高まり続けています。だからこそ、正しい準備をして臨むことが重要です。

出典1:DX動向2024(IPA)
出典2:IT人材需給に関する調査・概要(経済産業省、2019年)

IT企業の採用の特徴——CABと「実績重視」を知っておこう

就活の準備を始める前に、IT企業特有の採用の特徴を把握しておくことが重要です。

① 「CAB」という独自の適性試験がある

IT企業の多くは採用試験のどこかで「CAB」というテストを実施する特徴があります。初期段階で振るいにかけるケースと、最終試験に用いられるケースがあります。CABとは、ひたすら計算をしていく問題や規則性を瞬時に判断する問題などのこと。大量の計算を短時間で実施し、どれだけ解けるのか、正確性はどうかが問われます。CABには、論理的思考能力があるのか、そして根本的なIQをチェックする目的があります。つまりはIT企業への適性を見ているのです。(関連記事:SEの適性検査「CAB」「玉手箱」の対策方法

② 「実績」が重視される

IT企業では、コミュニケーション能力ももちろん重視されますが、より実績が重視される傾向があります。企業に対する熱意も実績ベースで判断されるかもしれません。そのため、文系の学生はできるだけ実績を作った上で面接に臨む必要があるでしょう。理系の情報系学生は学校で作成したものや卒論を実績にしても問題ありません。

【文系学生向け】IT業界に就職するための4ステップ

文系からIT企業への就職はハードルが高いと感じがちですが、正しいステップを踏めば十分にチャンスがあります。以下の4ステップで就活を進めていきましょう。

ステップ1:ITについて学んでみる

最初に文系の学生がやるべきことは、インフォメーションテクノロジー(IT)について何かを学んでみることです。漠然としたイメージではIT企業への就職は困難です。ITについてのメディアなどを定期購読することがおすすめで、昨今のITのトレンドが掴めることでしょう。

スキル区分S0(未経験)の方は、ITパスポートなどの入門資格の学習を始めるか、TECH-BASEなどで無料のプログラミング体験をしてみることが最初の一歩として効果的です。

ステップ2:自分のビジョンを作る——どの職種を目指すか

ITについて学んだところで、自分は何をやりたいのかをしっかり考えてください。ただ漠然とIT分野に就職したいと考えているだけではダメです。ITといえどもさまざまな職種が存在します。

文系に適した職種はセールスエンジニアや、Webデザイナーなどです。もちろん他の職種でもやる気があれば成功します。文系のコミュニケーション能力を活かせる職種として、ITコンサルタント、プロジェクトマネージャー(PM)、ソリューション営業なども選択肢に入れてみましょう。

ステップ3:就職したい企業を選定する

自分のビジョンにマッチした企業を探してみましょう。文系からでもチャレンジしてくださいと書いてある企業なら狙いやすいかもしれません。大手企業にばかりとらわれないことが重要です。ビジョンとマッチした業務内容の企業を選ぶことがポイントで、そうすることで理論的な志望動機が見えてきます。

企業選定の際は、研修制度の充実度や文系出身社員の在籍状況も求人票や説明会で確認してみましょう。

ステップ4:その企業に合わせた実績を作る

希望する企業ができたなら、その企業に合わせた実績を作っていきましょう。フリーサイトなどを駆使して、システムを実際に構築していくということです。独学で学ぶには期間が必要になるでしょう。しかし、その企業にマッチした実績を作ることは、文系の学生でも熱意があることが伝わり就活では有利になります。

スキル区分でいうとS0(未経験)からS2(制作物あり)を目指すことが、文系学生の就活における最も効果的な行動です。

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【理系学生向け】IT就活のポイントと注意点

理系・情報系の強みと活かし方

理系の場合には、圧倒的に有利にIT企業に就職ができるでしょう。なぜなら、IT企業の業務内容は理系色が濃く学校で学んだことを活かせる職場だからです。もしも情報系の学生であれば、そのまま学校推薦でIT企業に簡単に就職できるかもしれません。そのためにも学生時代からしっかり単位を取り、プログラミングの授業などでは実績を残していくことが大切です。

推薦制度の活用と注意点

理系の学生の場合には、一年生から就活が始まっていると考えてください。ゼミ選びの際にも教授にコネがあるのかをしっかりチェックしてからゼミを選ぶと就職にも有利です。先生とも仲良くなっておくと推薦がもらいやすくおすすめです。

ただし、推薦枠だからと内定が確約されているわけではありません。推薦をもらった後でも、就職に向けて、コツコツと学んでいくことをお忘れなく。

理系が見落としがちな「コミュニケーション能力」

コミュニケーション能力は文系の学生の方が高い傾向があるからです。いくら理系でプログラミングが得意だったとしても、上手に会話ができないケースでは就活では不利になってしまいます。常日頃からコミュニケーション能力向上を心がけてください。

理系の学生よりも適性のある文系の学生が面接に来た場合には、文系の学生が勝利を勝ち取るケースもあります。文理どちらも、コミュニケーション能力と実績の両方が問われるという点は共通しています。

スキルレベル別の行動指針——自分の現在地から考えるIT就活

以下では、このサイト独自のスキル区分(S0〜S4)をもとに、今の自分の状況に応じた具体的な行動指針を整理します。自分はどのレベルにいるかを確認しながら読んでみてください。

スキル区分 状況 今すべきアクション 次のレベルへ
S0(未経験) ITについてほとんど知らない状態 ITパスポートの学習やプログラミング入門書1冊、または無料体験サービスで「動くものを作る」体験をするのが最も効果的 S1(基礎学習中)を目指してIT知識の基盤を作る
S1(初歩) プログラミングの基礎や資格学習を進めている状態 志望職種を決め(エンジニア系か非エンジニア系か)、企業研究を始める段階。ビジョン作りと企業選定に取り掛かる S2(制作物あり)を目指して実際に動くものを作ってみる
S2(成果物あり) 簡単な制作物を完成させGitHubなどで提示できる状態 ESの準備・CABの対策・志望動機の整理を並行して進める。ポートフォリオを整備し選考準備に本格的に入る段階 S3(応用実装)を目指しつつ、並行して選考を進める
S3以上(応用実装〜実践) 応用的な実装ができる、または研究室・インターンで実務経験がある状態 コーディングテスト・技術面接を設けている企業にも積極的にエントリーできる。スキルを前面に出した就活戦略が有効 実務水準(S4)へ。高度試験・専門資格の取得も視野に
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まとめ:文系でも理系でも、IT就活で大切なのは「熱意と実績」

IT企業に就職するためには文系であれ理系であれ、熱意を持って臨む必要があります。どうしてIT企業に就職したいのか、自分のビジョンと企業がどうマッチしているのか。理論的にアピールすることで、IT企業への就職が成功します。

IT業界は人材を強く必要としており、文系・理系を問わず門戸は開かれています。大切なのは自分の状況(スキルレベル・志望職種)を正確に把握し、それに合った準備を着実に進めることです。まずは求人を見ながら、自分に合う企業のイメージを作ることが最初の一歩になります。

登録

IT就活の最初の一歩は、実際の求人を見ることから

会員登録すれば、スキルレベル・職種・文理不問など条件で絞り込める求人が確認できます。「どんな会社が自分を求めているか」をまず知りましょう。

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