地方の学生が東京で就活するためにはいくつかポイントがあります。どこでも立地は関係ないと感じてしまいがちですが、あらかじめ、どういうケースが考えられるのかを想定しておいて損はありません。いざ、東京で面接などに臨んだ場合には思いがけない落とし穴があるものです。
ここでは、東京の就活に失敗しないために心がけておきたいことをいくつかご紹介していきます。
1.慣れない土地や人に緊張が増す
就活のためには上京しなければいけません。足で回ってこそ勝利を勝ち取れるもの。東京での就職を目指す場合には何度か上京する必要があり、慣れることで少しずつ緊張感もほぐれるかもしれません。
しかし、最初の緊張は相当高いものだと認識しておいてください。高層ビルが立ち並ぶ街並み。歩くペースの早いサラリーマンなどに最初は戸惑うことでしょう。また、就活のために訪れる企業には知り合いはいませんよね?友人はもちろん家族もいないのです。1人でホテルなどに泊まり、緊張しても誰も助けてはくれません。
事前にそのことを認識した上で緊張をほぐすように何か好きなグッズを持参するといいでしょう。例えば、読書が好きなら就活とは無縁の趣味の本などを持参する方法です。就活に向かう電車内や宿泊先などでできるだけ普段の自分を作っておくことが大切です。
2. 人混みと交通機関に慣れるのに意外に時間がかかる
都心の人混みは想像をはるかに超えるレベルかもしれません。通勤時間帯の移動では慣れない交通機関にうまく電車に乗れないケースも考えられます。面接に遅刻してしまってはその企業を辞退したものと見なされてしまうでしょう。
そうなる前にできるだけ前乗りし、事前に面接時間帯の交通状況や電車の乗り換えなどをチェックしておいてください。それだけでも面接当日の緊張がほぐれ、安心感が増しますよ。
3. 優秀な就活生のペースに飲まれてしまうかも!?
東京の就活生は早い時期から就活を行い、慣れた雰囲気があるかもしれません。また、学生時代からITの勉強を行い、すでにエンジニアとして学生時代から活躍しているケースもあります。優秀な就活生を目の当たりにし、頭の中が真っ白になってしまうケースもあることでしょう。
しかし、エンジニアの就活で大事なことは、経験やスキル、コミュニケーション能力です。それらをしっかりアピールできれば大きな失敗にはつながりません。意識高い就活生は実は生意気なケースもあり、実力を認めてもらえないのがエンジニアの就活の特徴です。
コミュニケーション能力が低いケースも想定できます。そのため、変に意識しすぎて萎縮する必要はありません。優秀なエンジニアの中で自信を喪失しないように注意してくださいね。
東京には優秀に見得る就活生がたくさんいると想定して、あらかじめ自分のアピールポイントをしっかり復習しておくといいでしょう。焦らなくても大丈夫です。しっかりいつもの自分を上手にアピールできればきっと優秀な就活生にも負けませんよ。
まとめ
東京での就活は想定よりも大変かもしれません。しかしそれはほとんどのケースで自分との戦いです。自分を見失わないようにできるだけ事前のその土地や企業についてリサーチしてそこに置かれた自分をイメージしておきましょう。
エンジニアの就活では地方の学生だからといって不利になることはありません。きちんとロジカルに自分を表現できたなら東京でも就活を勝ち取ることはできますよ。そのためにも実績を積んで就活に臨むようにしましょう。緊張しすぎないでくださいね。