この記事のポイント
- 開発ブログは備忘録・知識定着・説明スキル向上など、エンジニアとして成長するための多くのメリットがある
- 就職活動では技術力・文章力・継続力をアピールできる実績として活用できる
- WordPress・Qiita・Zennなど自分に合ったプラットフォームで、今すぐ始めることが大切
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今からでも遅くない。エンジニアとして生きるなら開発ブログをつけるべし!
はじめに
プログラミングを勉強したことのある人は、Google検索をして、実装中のプログラムの課題について調べたことがあるはずです。そんなときに助けになったのは、公式ドキュメントではなく、だれかの開発ブログだったりしたのではないでしょうか。私もいつも「どこのどなたかは存じませぬがありがとうございます…」とつぶやきながら参考にさせてもらっています。
実は、その開発ブログというものは、ITエンジニアになるのであれば、みるだけでなく、自分でもつくっていくことにも、多大なメリットがあるのです。
そこで、今回は今からでも遅くない、就職活動のための開発ブログの有用性について、お話ししようと思います。
開発ブログとは?
「技術ブログ」と呼んでいる人もいます。開発ブログは、プログラミングの学習やトラブルシューティングについて、自身が学んだこと、経験したこと、解決したことなどを記録していくブログです。人によっては、かなりニッチでコアな趣味からくる実験を開発ブログとして公開することもあります。ネタ的な要素をいれている人もいて、読んでいて楽しい気持ちになることも。最近ではZennなど新しいプラットフォームも登場しており、エンジニアが情報発信する場はますます広がっています。
開発ブログのメリット
では、開発ブログを公開している人たちには、どんな目的やメリットがあるのか。それについて述べていきます。
1. 備忘録
まずはシンプルに、メモになるということです。勉強でもそうですが、「これ昔やったことある。どうやるんだっけ」という状態になることが予想されます。このとき、開発ブログに記録しておけば、すぐに探し出すことができます。
再度、イチから検索し直せばいいという意見もあるかもしれませんが、ときどき、検索に苦労して、英語も読んで、がんばってやっと辿り着くような解があったりするものです。調べたことを、自分の開発環境との差異も考慮して、自分流の情報としてまとめ直しておくことで、有効な備忘録となります。
2. アウトプットによる知識の定着
そして、記録をつけること、つまりアウトプットによって知識が定着することもメリットの1つとして挙げられます。集中して作業をしているとき、感覚に頼っていることがあります。課題がクリアされたあと、開発ブログにアウトプットすることで、なぜ、課題が生じたのか。どうしたら解決したのか。順を追って整理することになります。そのプロセスで、ときには、正しい理解をしていないことや、自分でやった変更箇所を忘れていたことに気づくことがあります。
二度手間に感じる方もいるかもしれませんが、改めて自分の行った作業について整理することで、理解が深まり、知識が定着するというメリットがあるのです。
3. 説明スキルの向上
さらに、頭の中にある情報を自分の言葉で整理するプロセスを経ることで、説明スキルの向上も見込めます。少し経験が必要になってきますが、読んだ人が理解できるような表現を、IT用語で記述するスキルが向上します。「初心者でもわかりやすくする」というルールを設けたらさらに難易度が高まりますが、それだけ説明スキルの向上は見込めます。
エンジニアからITコンサルタントに転向していくキャリアイメージをもっている方には、そうしたルールを敢えて設けるとよいかもしれません。お客様への説明を想定した訓練にできます。
ただ、あまりにハードルを上げると継続しにくくなるので、注意が必要です。こういう作業は継続が優先です。近年は生成AI(文章・画像・コードなどを自動生成するAI技術)の普及により、技術情報を自分の言葉で整理・発信できるエンジニアの価値が高まっています。
4. 就職活動・転職活動で使える
ここまで、自己完結のメリットでしたが、他者との関わりの中で生じる、開発ブログのメリットについてもお話します。
開発ブログで記録したことは、自身の実績として、就職活動・転職活動で、証明することができます。採用を検討されるマネージャに対し、コミュニケーション力や文章力を示す根拠ともなりますし、先輩エンジニアに対し、技術レベルを示す根拠にもなります。
そして、そもそも着実に開発ブログをしたためてきた実績があることによって、丁寧な仕事の進め方や意欲といったマインド、姿勢までアピールすることが可能になるのです。
5. IT業界にいるどこかのだれかのためになる
プログラミングで困ったときにGoogleで検索したら情報がでてくるという大変便利な世の中になりました。でもそれは、どこかでだれかが情報を公開していてくれたから見つけることができるのです。そして、助けてもらったわたしたちもまた、だれかの役に立つことができるのです。
既にある情報を記録し直して意味があるのか?とお思いかもしれません。先述のとおり、自分の言葉で解釈したように記述するので、ある人にとっては、よりわかりやすい情報になっている可能性があります。もしも、情報を自分なりに記録し直すことに意味を感じられなければ、自身が苦労したポイントや、工夫したポイントなど、開発中に少し変わったことがあったときに記録する方針でもよいと思います。
開発ブログの始め方
では、次に4つの代表的な開発ブログの開設方法について、ご紹介します。具体的な作業については、検索していただければでてきますので、ここでは、どのような違いがあるか、概要のみお話しします。
1. wordpress
1番おすすめしたいのが、wordpressです。理想は、レンタルサーバーを借りて、自分のドメインもとって、wordpressをインストールして、開発ブログをつくることです。
この一通りの作業を行うことで、webサービス構築の全体も触ったことになります。
もっと簡単に、無料でwordpressを始められるサービスもありますが、それをするのであれば、この後、紹介するQiitaやはてなブログの方をおすすめします。
wordpressを自分で運用すると、CSSでデザインをいじったり、作業の効率化を図って仕組み化したり、やれることが多々あらわれます。Google Analyticsでどれだけ訪問者がいるかを調べることにもなるはずです。また、広告を貼って収益化することも可能です。
手間はかかりますが、それだけ学びもあり、やりがいがでてきます。
2. Qiita
Qiitaでは、Markdown記法でブログを書けるため、一般的なブログよりも、ソースコードの表現がしやすく、開発ブログに適しています。ITエンジニアの集合知を感じるサービスです。
他にもQiitaというサービスには、ITに関わる読者にとって、有益な機能があります。気になるワードを登録しておけば、それに関連するフィードが集まってくるタグフィード機能や、気になる情報はストックに登録してき、あとでまとめてみることができるストック一覧機能。
エンジニアの仲間たちが奮闘している様子も伝わってきます。ぜひアカウントを作って、みてみましょう。
3. はてなブログ
Qiitaが登場する前から、よくエンジニアに使われていたブログです。こちらも、Markdown記法、文字のハイライトに対応していて、開発ブログに適しています。
Qiitaと似ている機能を有します。情報収集、ストックのためにはてなブックマークのアカウントを作っておくこともおすすめです。
4. Zenn
近年エンジニアの間で注目を集めているプラットフォームがZennです。Markdown記法でわかりやすく技術記事を書けるほか、本(まとまった技術解説)やスクラップ(メモ形式のアウトプット)など、用途に応じた発信形式を選べるのが特徴です。GitHubリポジトリと連携して記事を管理できる機能もあり、開発と発信をシームレスにつなげたいエンジニアにおすすめです。
まとめ
今回は、開発ブログを公開することについてお話ししました。長く続けることができれば、これは貴重な資産になります。自分にとっても、他者にとっても有益なことがたくさんあるので、ぜひはじめてみていただきたいです。
私も最近になって改めてきちんとwordpressで開発ブログをつけはじめました。英語学習の意味もこめて、バイリンガル仕様にしています。グローバルに貢献したい気持ちもあったりします。
この挑戦のおかげで、英語のドキュメントに行き着いたとき、避けがちだったのが、今は積極的に読むようになりました。
記事が溜まっていくと、成長が実感できて学習や開発の満足度があがり、さらなる開発意欲につながります。おすすめですので、今からでも始めてみていただければと思います。
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よくある質問
Q. 開発ブログはプログラミング初心者でも始められますか?
はい、初心者のうちから始めることをおすすめします。学習中のつまずきや解決プロセスを記録することで、知識が定着しやすくなります。完璧な情報でなくても、自分の言葉でまとめることに意味があります。
Q. 開発ブログは就職活動でどのように活用できますか?
開発ブログは技術力・文章力・継続力をアピールできる実績になります。面接では具体的な記事を参照しながら自身の取り組みを説明でき、採用担当者への説得力が増します。GitHubと組み合わせると、さらに効果的なポートフォリオになります。
Q. 開発ブログのプラットフォームはどれを選べばよいですか?
初心者にはQiitaやZennが手軽でおすすめです。より深く技術を学びたい方は、レンタルサーバーでWordPressを自前構築することで、Web開発の全体像も体験できます。まずは書き続けることを優先し、使いやすいプラットフォームを選びましょう。
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編集後記
編集者
エンジニア就活
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