個人で趣味を開発していると直面することはありませんが、会社の中に入って開発をしていくとなると他の開発メンバーと必ずコミュニケーションを取りながら作業をすることになります。
IT企業で業務を開始すると、プロジェクトの一員として仕事をすることになります。デザイナーとして参加した人は、エンジニアの方とエンジニアとして参加した人はデザイナーの人と、また企業に対して営業をしている方とコミュニケーションすることもあります。
今回は勤務先のプロジェクトに自分が参加することになったときに目を通しておくと望ましい書籍を紹介してみたいと思います。
エンジニア就活で掲載されている企業様には、社員が20名以下の会社様もございます。そのような小規模な組織における開発プロセスについて学ぶにはこちらの書籍。
少人数の開発メンバーになったときに、いかにして開発を進めていくべきかについて非常にわかりやすく書いている良書です。実際企業においてプロジェクトに参加しながら、この書籍に目を通していくと実際に直面しているプロジェクトにおける問題と書籍で指摘されている内容を重ね合わせながら読むことができます。
またもう少し社員の数が多く、全社的に各プロジェクトごとに採用する技術も決められているような規模の会社におけるプロジェクトマネジメントについて知りたいという場合には、マイクロソフトにおけるプロジェクトマネジメントについてまとめたこの書籍がおすすめです。
アート・オブ・プロジェクトマネジメント ―マイクロソフトで培われた実践手法 (THEORY/IN/PRACTICE)
すでに内定先が決まっていて、大手IT企業に就職するというような方も目を通しておいてよい書籍かと思います。
ただ書籍を読むことは非常によりことなのですが、プロジェクトへの参加経験がなければ、書籍に書いていることが何をいっているのか?なかなか実感することは難しいと思います。
なにかWebアプリを作る、Webサイトを作るというときもわからない部分を書籍やネットで検索して調べるというようなプロセスを踏むべきであるように、プロジェクトに参加してみて、そこで問題だと感じたことに対する解決策を考えるために参考として紹介したようなプロジェクトマネジメントに関する書籍を読むほうが明らかに実りがあるように思います。