1. メイン画像の見極め方
求人記事の文章を全文読まなくても、ここだけで2つの事が読み取ることが出来ます。1つは職場の雰囲気・人間関係。2つめは企業側の求人にかける思いです。
求人情報の顔でもある画像を適当に設定していたり、長年リニューアルされていない場合は、企業側がその求人に対してかけている思いが弱いと推測できます。同じ求人サイト内では求人情報に関して掲載情報の企画が統一されています。試しに2-3社を見比べてみてください。同じテンプレートにもかかわらず各社の違いが見て取れます。その雰囲気で、ご自身が「すき」と思うもの「ちょっと違う」と思うものがあると思います。
この第一印象、意外と大切でインスピレーションにあった企業は印象的にいまいちの企業よりもすんなりと受け入れられる場合が、すべてとは言いませんが多いです。
2. 給与条件・福利厚生とは
書いてある給与は手取りの金額なのでしょうか。また、貰える総額を給与条件だけで比較するのは危険です。住宅手当や通勤手当、残業手当については給与条件の欄に記載している企業と、福利厚生の欄に記載している企業があるので比較の際には注意が必要です。
一般的に「月給」は残業手当、通勤費は含まれていません。この「月給」から社会保険料(医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険)が天引きされたものが「手取り」になります。福利厚生の見方として単に「社会保険完備」と書かれている企業では雇用保険、労災保険のみしか加入していない場合があります。健康保険や、厚生年金に加入していない企業の(あるいは採用形態としてあなたに適用されない)場合は国民年金、健康保険料を自分で払う必要があります。
そうすると、手取り額から10%ほど余分な固定支出が出ます。労働条件についてこの点は、ぜひ採用担当者にきちんと確認を取っておくと良いでしょう。
3. 応募資格
「未経験者も可」は、非エンジニアにとってはいい条件ですが、既にスキルを持っているエンジニアには業務を進めても物足りなさを感じてしまう一因にもなり得ます。開発環境や使用言語が明記されているもので比較しましょう。
また、「未経験=何もできなくてよい」と言うことでは決してありません。「業務として経験を積んでいないが、一定以上のクオリティで業務の遂行ができる。」と言う意味です。
はき違えると一番困るのは自分になるので応募までに、システム、ソフトなど一つは制作物を作っておくことです。応募にあたって自信にもなりますし、採用担当者へのアピールにもなります。
4. 休日・休暇
「完全週休2日制」とは、1週間のうち2日休みがあるということです。毎週土日とは限りませんし、2日連続とも限りません。
また、 「週休2日制」は月に1回以上週に2日の休みはあるが、その他の週には1日のみの休み、と言う意味で、こちらも休みの曜日については企業の都合で決められます。
土曜、日曜にお休み(その2日の週休2日)にこだわるとしたら「完全週休2日制(土・日曜休み)」と求人票に記載している企業を選ぶか、担当者に確認を取る必要があります。同様に祭日が休みになるかどうかについても、企業の都合で決められます。
有給休暇については労働基準法に置いて「 使用者(企業)は、労働者が6ヶ月間継続勤務し、その6ヶ月間の全労働日の8割以上を出勤した場合は、10日」という規定がありますが、運用は企業によって違います。また、労働者が希望した日が繁忙日などの場合、企業はその日以外に時期をずらすことも認められています。
いずれにしても、休暇については先輩などそこで実際に働いている人に聞いてみるのが良いと思います。
5. 採用フローや採用までの流れ
一般的には、「サイトからの応募→エントリーシート提出→面接(1回から4,5回と言う場合もあり)→内内定」と言う流れです。
面接での課題提出が義務づけられている場合や、過程が多い場合は自分の就活全体のバランスを考慮し、応募するか否かを決めるべきです。エンジニアなら過去に制作したもので良いのか、課題に沿って新たに制作する必要があるのかも要チェックです。
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また、無料の勉強会も開催しています。この勉強会を利用して、ソフトウエアなど制作物を作ることもできます。エンジニアの就活で制作物を作ることは、採用担当者へのアピールになりますので、面接の際の話のネタにも使ってみてはいかがでしょうか。
さらに、一部企業ではエンジニア就活から応募して採用が決まると採用された方に学習支援金が支給される仕組みもあります。ぜひ、 エンジニア就活を活用してみて下さい!