就活というと、自己分析・面接といったものが連想されると思いますが、インターンも立派な就活です。
ここでは、インターンが就活においてどんな意味合いを持つのかということについて紹介していきます。
インターンとは?
本題のインターン経験のメリット・デメリットを紹介する前に、インターンとはどういったものかということを紹介します。
インターンとは、学生が一定期間企業で研修生として働き、企業の実態や仕事がどういうものか知るための制度です。
このインターンの仕事内容ですが、3つのタイプに別れています。実際に企業が行っている業務を行うタイプ、セミナーのように課題が与えられ作業するタイプ、有給制でサポート業務をするタイプの3つです。
3つ目のタイプは正直インターンではなくアルバイトと変わらないため、実際の正社員の業務領域とは異なる場合が多いです。2つ目のタイプはインターンというよりは、セミナー・採用活動の一環に近いです
この記事では1つ目のタイプ、つまり実際に企業の業務を行うことができるインターンについて紹介していきます。
インターン経験は就活において有利か?
単刀直入に言います、インターンの経験は就活において確実に有利です。理由は以下の3つです。
- 業界情報に詳しくなる
- 志望動機の厚みが増す
- 会社とのマッチング
業界情報に詳しくなる
1つ目は業界情報に詳しくなるですが、実際に企業で働くため取引先の社員との関わりがなかったとしても、その業界の情報については詳しくなるでしょう。これは就活をする際に非常に重要なことです。というのも、志望する企業のことだけでなく、その企業の業界について知っとくことは面接での自己アピールになるからです。
自己アピールになる理由としては、面接で企業の話だけでなく、業界のことを話すことで、その企業に入りたいという熱意をアピールすることができます。企業のことを調べる学生はたくさんいても、業界のことまで調べる学生はなかなかいません。なので、詳しく話せれば話せるほどアピールになるのです。
志望動機の厚みが増す
2つ目の理由は志望動機の厚みが増すです。インターンをすると、企業の仕事の理解が得られるだけでなく、企業としてのビジョンや戦略への理解が増します。また、社員とともに仕事を行うので、社員とのコミュニケーションにより、実際に正社員として働く人から見て会社がどうなのかといったことがわかります。さらに、その人たちが普段働いている姿を見ることで、会社の中でも大事な人の部分がどうなのかといった情報が増え、それらの情報を志望動機に詰め込むと、かなり志望動機の厚みが増します。
会社とのマッチング
最後の理由は会社とのマッチングです。正社員として働く前にその会社で働けるので、その会社がほんとに自分にあっているかどうかというのがわかります。また、企業側にしても、インターン中に学生のことを能力だけでなく、社風に合うかどうかということも判断しているので、双方にとってマッチング度というのは非常に高いです。
ただし、デメリットもあります。デメリットは時間を取られるということです。インターンは1日や1週間などのように短期で行うことはほぼありません。普通は週3~4日で半年~1年以上働くことが普通です。
雇う側である企業にとっても、実際に企業の仕事を行ってもらうのに加え、インターンの採用活動にもお金をかけているので、そんなに簡単に、またすぐに辞めてもらっては困ります。長く続けてもらい、より多くの仕事を任せたいと考えています。
デメリットがあるといっても、それ以上に得られるものが多いので、学業に支障が出ない程度に時間がある人はインターンをするといいと思います。
また、インターンを受けていないからといって就活で内定を取れないということは全くありません(企業によってはインターンを受けないと内定を得られないところもありますが・・・)。重要なことは他の記事にも書いてあるように、自分の将来像をしっかりと決め、それに沿った企業探しを刷ることです。
インターンに興味が出た方へ
ここまで、インターンがどうして就活で有利かということについて紹介してきました。インターンをすることで得られるメリットが多いことが理解していただけたと思います。今回の記事を読んで、インターンをしたくなった人は「エンジニア就活」のサイトを利用してみてください。
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