ただ漠然とITエンジニアを目指そうと考えても、実現はしませんよね。目指すためには目標を決めて取り組まなくてはいけません。 では、そのためにはまずは何から勉強していけば良いのでしょうか。ここでは、ITエンジニアを目指そうと決めたら始めるべきことをご紹介していきます。
1.開発?インフラ?「何のエンジニア」を目指すか目標を定める
ただ漠然とITエンジニアになりたいなと考えている人は、最初に何のエンジニアになりたいのかを明確にしましょう。それによって、勉強するべき内容が異なってくるからです。 例えば、ITエンジニアと言っても、Webエンジニアのお仕事もあれば、セキュリティーエンジニアのお仕事もありますよね。それぞれの内容をしっかりと把握して、自分に適したエンジニアの目標を定めることが大切です。
2. 勉強するべきなのは「汎用性のあること」
とはいえ、専門知識は就職先が決まってからではないと学びにくいかもしれません。そのため、広くITエンジニアに求められる知識を最初に身につけるといいでしょう。汎用性があり、知識があって損はない5つのことをご紹介します。
2-1. HTMLやCSSの基礎知識を学ぼう!
ITエンジニアを目指すなら、Webエンジニアには欠かせないHTMLやCSSの知識は重要です。プログラマーでも利用できますし、ネットワークエンジニアだとしても、知識があった方が得するシーンがありますよ。
2-2. パソコンの操作やOSについての知識を身につけよう
まだあまりパソコンの基礎的な操作ができないようであれば、最初に学ぶべき項目です。できれば、新規のパソコンの設置や、ネットワークへの接続、メールソフトのインストールや設定、ブラウザーの操作などは就活までにはできるようにしておきましょう。 ITエンジニアでなくて社会人になればほとんど必須レベルの知識です。可能であれば、リソース(ディスクやメモリ等)などの増強作業もできるようになっておくと損はありません。そのためのリソース管理技術なども学べるといいですよね。 ITエンジニアでは、サーバーなどはLinuxOSのものを利用するシーンが多いもの。そのため、パソコンにはLinuxOSをインストールしてみるのもいいでしょう。
2-3. プログラミング言語を学ぼう!
事前にプログラミングを学んでおくことも就活に有利になります。そのために一番いいのは、なりたいエンジニアの種類を決めておくこと。それによって学ぶべき言語が異なるからです。 比較的、汎用性があるプログラミング言語としては、PHPや、JavaScript、Ruby、Swift、Javaなどがおすすめ。確実にプログラマーを目指すならC言語やC++の習得も役に立ちます。 自分が取り組みやすいと感じる言語にターゲットを絞って簡単なプログラミングができる程度は学んでおいたほうがいいかもしれません。全てを網羅しようとすると、初心者の場合には破綻してしまいます。1つずつマスターするようにしましょう。
2-4. データベースの基礎を学ぼう!
データベースの基礎知識も学んでおくと役に立ちますよ。アプリケーションエンジニアなどでは必須になる知識です。その他、Web系のエンジニアでも知識があると開発時のコミュニケーションがスムーズになります。ネットワーク系でも利用するシーンは多々あります。 現在主流であるリレーショナルデータベース(RDB)の概念を把握し、SQLの操作ができれば良いでしょう。また、今後期待されているNoSQLの知識を学べるといいかもしれません。 NoSQLとは、トランザクション処理を厳密には行わずに、データを並列処理できる仕組み。そうすることで、データベースの過負荷状態を回避し、格段に処理速度が上がると期待されています。情報が増大する現代社会においては、今後必要になってくるでしょう。
2-5.業界動向をしっかりと抑えよう
大切なことは、常にIT業界の動向を把握しておくこと。折角勉強したことが無駄にならないようにトレンドの言語や、技術を抑えて、就活に有利にすることが大切です。新聞やニュース、雑誌などに目を通しておくといいでしょう。
まとめ
いかがでしたか?ITエンジニアを目指すなら学んでおくべきことがいくつかあります。目指そうと決めたけど、何をしたらいいのかわからないという人は焦ることなく、必要なことを勉強していくといいでしょう。きっと、就活のシーンで役に立ちますよ。 もちろん、学んでおくことで採用されてからもスムーズに業務をこなしていけるのではないでしょうか。
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