就活をしていて、最初に悩むものは、エントリーシートに記載する「志望動機」だという就活生は多いことでしょう。
志望動機は各企業で大変重視される項目です。志望動機にはその企業に対する熱意がしっかり表れていないと、説得力を生みません。ここでは、なぜエンジニア?志望動機に説得力を生む方法をご紹介していきます。
1.志望動機で大切なものは、その企業に対する熱意!
志望動機をまず挙げるとどういうものになりますか? 企業理念に共感したから、または、社風や給料面という就活生もいることでしょう。みんなそれぞれ本音の志望動機があるはずです。
しかし、就活の現場では何もかもを本音で書けば良いというわけではありません。その企業に対する熱意を上手にアピールする必要があるから。みんなおしゃれで、自由な社風に憧れたのが本音だとしても、社風に対する熱意を表現するのは難しいですよね。
企業に対する熱意とは、自分の適性と企業がマッチすることをアピールできてこそ説得力を生みます。そのため、社風に対する適性を具体的にアピールすることは難しい事実があるのです。
2. 志望動機が明確なサンプル
では、志望動機がきちんと表れた例をあげてみます。大事なことは、「何をやりたいのか」→「やりたいことへの具体的な適性をアピール」→「やりたいことが企業にマッチしている」→「どのように貢献できるのか」この4つを柱に構成するとうまくいく結果に。では、サンプルを見ていきましょう。
「御社で開発しているソフトウェアの中でもゲームソフトの開発を行いたいと考えています。御社のゲームソフトの中でも「△△△」は私も熱中しており、楽しませていただいております。
実は御社のゲームのSNSコミュニティーに私も参加していて、その中で意見をかわすことがあります。そういった中、例えばユーザー同士のコミュニティーが用意されていれば、さらにゲームの広がり方・楽しみ方が増すと考えたりしましたが、他のユーザーの多くもそういう機能があればいいなと考えている事が意見から感じ取れました。
そこで、私自身が、それを実現したいと考えるに至りました。私はゲームが好きで色々プレイしますが、ここまで熱中したゲームは少なく、他に熱中したゲームも御社の製品が大半を占めています。
御社のゲームの素晴らしさを理解できていると自負しております。仮に御社に入社できた暁には、もっとユーザーが満足できる遊び方を機能面から提供するように、ゲーム開発の仕事で貢献していきたいです。」
このように、企業の商品に対する知識があること、具体的な提案があることがわかると志望動機に説得力が増す結果になるでしょう。また、例え文系の学生であったとしても、具体的な適性で実績をアピールすることなく熱意を表現できますよね。
3. 志望動機に適さないサンプル
では、企業に説得力を生まない志望動機のサンプルとはどのようなものなのかを見ていきましょう。具体的な話が盛り込まれていないもの、適性をしっかりアピールできていないものなどが挙げられます。
「御社で開発しているソフトウェアの中でもゲームソフトの開発を行いたいと考えています。私はゲームが大好きだからです。現在、100を超えるゲームを楽しんでいます。
御社のゲームは種類も豊富で誰でも楽しめるものだと理解しています。御社に入社できた暁には、ゲームソフトのお仕事であればどんなことでも貢献していきます。」
一見、ゲームが好きだという熱意が現れていて、良い例のように見えるかもしれません。しかし、このサンプルには自分の適性が全く書かれていないことに気がつくはず。ゲームが好きだということは何の適性にもなりませんし、そんな人材はたくさんいます。
また、ゲームの種類が豊富なことと、自分がゲームが好きなことは全くマッチしない話です。入社後のビジョンが「何でも良い」というのは、面接官から見ると具体性がなく熱意が感じられない結果になってしまうでしょう。
4. 志望動機に説得力を生んで勝利を勝ち取ろう!
どうして、その企業のエンジニアになりたいのかを志望動機では具体性を持ってアピールすることが大切です。そのためにも自分の経験などで適性をアピールしていきましょう。
そして、その企業に対する自分のビジョンを具体的に伝えること。そうすることで、あなたの志望動機には説得力が生まれる形になるでしょう。
<参考資料>
・就活生必見!志望動機の書き方の5つの秘訣【例文あり】 | 賢者の就活
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