興味をもったインターンシップ先を見つけたからさっそく応募してみよう!と思ったそこのあなた。ちょっと待って下さい。あなたが提出しようと考えているポートフォリオの内容は大丈夫でしょうか?
このページでは、応募をする際に守っていただくと、まず間違いなく書類選考を突破できる2つのポイントが解説されています。逸る気持ちを抑えて、まずはチェックしていきましょう。
こんなポートフォリオを提出してしまっていませんか?
まずは、書類選考がなかなか突破できない学生のポートフォリオ例を見ていきましょう。
書類選考をなかなか突破できない学生のポートフォリオ記載の一例。
この一例を見て、ドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか?ポートフォリオの項目が何も書かれていません(薄い灰色で見える文字は文章の記入を促している注意書きです)。
こういった書き方で面接まで行ける学生は残念ながらあまりいません。
興味をもった企業があったからとりあえず応募してみれば良いやと思うのは良いのですが、企業側からすれば、「適当な応募でやる気がないな、こいつ」と判断され、書類選考の時点で不採用通知を送る判断をしてしまいます。あなたに企業で活躍できるポテンシャルがあったとしてもです。
実際に書類選考を突破するポートフォリオってどんなもの?
そのような「事故」を防ぐためにも、しっかりと自身の制作物を記載していきましょう。実際に書類選考を数多く突破している学生の例を見て行きましょう。
◯◯というWebサイトを作成しました。 http://www.xxxxxxxxxxxx.com △△のために作成したサイトで、◯◯に配慮してコードを作成しました。GitHubにソースコードを公開しています。 GitHub:https://github.com/xxxxx また、公開はしていませんがiPhoneアプリ制作入門書を参考に、 サンプルコードを使って簡単なシューティングアプリを作成しました。 週3日来れる日があり、13時からの日が1日、15時から来れる日が2日です。 貴社で必要な◯◯の言語などは自主的に学び、キャッチアップしていきます。 よろしくお願いいたします。
実際に書類選考を突破し、インターンシップの内定を勝ち取った学生のポートフォリオの一例
ここまで書いてあると、まず間違いなく書類選考を突破できます。どのような点が良いのでしょうか?
1:制作物のURLと制作意図、どのようにコーディングしたのかが解説されている
まず第一に、自分の制作物のURLを示している点が圧倒的に良いです。簡易的なものでも構わないので、自分がどのようなものを作ってきたのか、実績をアピールしています。GitHubのURLを提示している点もポイントが高いですね。いくら文字上で「作った」と書かれていても、実際の制作物を見せることができなければ、企業担当者の方はイメージを持つことができません。まずはURLを示す。覚えておきましょう。
2:企業への就業可能日数や意気込みが書かれている
週何日企業へ就業することができるのかが書かれているのもポイントが高いです。インターンシップの面接ではほぼ間違いなく聞かれる項目の一つです。先手を打って企業側へ教えておくことで「おっ、この学生はこちらの事情をよくわかっているな」と好印象を与えることにも繋がります。
また、企業内で必要とされるプログラミング言語があった場合には、自ら積極的にキャッチアップして、業務へアウトプットしていく意気込みを書いて行きましょう。これは仮に現在当該スキルについての能力が足りなかった場合でも、学習意欲を示すことでマイナスポイントを相殺する効果が有ります。
前段階で自分の実力を示す制作物を提示しているので、「このレベルの制作物を作っているのであれば、たとえ◯◯のプログラミング言語ができなかったとしても、すぐにキャッチアップして活躍してくれるだろう」と判断してもらえます。
応募した内容に不備があると感じたら、再応募して情報を補足しよう
これは補足ですが、一度送ってしまった応募内容ではちょっと情報が不足しているなと感じた場合の対処法です。単純に、ポートフォリオの情報を追加して再応募をしましょう(「前回応募した内容では不足があると考えたため再送させて頂きます。」などの一文を添えれば大丈夫でしょう)。
学生の方の中には、一度応募した企業へは再応募できないのではないのか、何度も応募情報を送るのは失礼ではないかと考える方もいらっしゃると思います。ですが企業側からすれば、自己PRとなる情報を多くもらえることの方が、再度応募内容を見る手間よりも良いと考える場合がほとんどなのです。