入ってはいけないIT企業について完全解説!SIerホワイトランキング企業も紹介

入ってはいけないIT企業について完全解説!SIerホワイトランキング企業も紹介

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入ってはいけない企業が多いとされるIT業界ですが、働き方改革などを経てその印象も変わりつつあります。

とは言っても入ってはいけないIT企業って、まだあるんじゃないの?
入社してからブラック企業とわかっても遅い

少し前までブラックと言われ続けた業界ですから、安心できないという方も多いのではないでしょうか? 今回の記事は、入ってはいけないIT企業について完全解説した内容です。

記事の後半ではSIerホワイトランキング上位の企業も紹介しています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

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この記事の概要
    • 十分な研修期間が設けられていない企業は要注意
    • 社員の口コミ・離職率・有給消化率を確認して入ってはいけないIT企業を回避する
    • 内定を確実に取りたい方は専属2名による手厚いサポートのウィルオブ・テックがおすすめ
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目次

入ってはいけないIT企業の特徴6つ

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それでは本題となる、入ってはいけないIT企業を事前察知する方法について解説していきます。入ってはいけないIT企業には、以下に示す6つの特徴を備えていることが多いです。

この6つすべてを押さえている企業に応募する際は、行動へ移す前にしっかりと調査する必要があるでしょう。これからそれぞれの特徴について詳細に解説いたします。

特徴①プログラミング未経験でも可

求人案件において「未経験でも可」という言葉は珍しくないですが、IT企業になると少し注意が必要です。

システムエンジニアやプログラマーに代表されるITエンジニアになるには、それ相応のスキルが必要となります。本来なら未経験でも可とはならないのです。可能性として考えられる答えは2つあります。

社内で完璧な研修体制が組まれているか、もしくはスキルを必要としない業務を任せられるかです。前者ならスキルアップが望める環境なので良いですが、後者だと負のサイクルに陥ります。

特別な能力を必要としないので給料も増えず、スキルアップの機会もないので転職もままなりません。プログラミング未経験でも可という文言には、入ってはいけないIT企業の要素が見え隠れします。

特徴②多重下請けの下層

IT業界はITゼネコンとも呼ばれ、元請けから2次請け・3次請けと仕事が流れていくピラミッド構造となっています。

仕事が流れていく過程で仲介料が中抜きされていくため、下層に位置する企業ほど利益が減ってしまう構造です。このことから多重下請けの下層に属するエンジニアは、利益の関係から報酬も少ない可能性が高いです。

また元請けとの距離があるためコミュニケーションに時間がかかり、作業時間を圧迫することも多々あります。納期は守る必要があるので勤務時間が多くなりますが、報酬自体は変わりません。

応募する企業がどのポジションに位置するのか、きっちりと調べておくことが大切です。

特徴③求人サイトでの掲載が多い

入ってはいけないIT企業は求人サイトの常連であることが多いです。ブラックとされる企業は離職率が高く、人材が定着しません。したがってコストをかけてでも、求人サイトを使って人を募集します。

反対にホワイトとされる企業は求人サイトをあまり使いません。口コミや紹介のみで人が集まるため、わざわざコストをかける必要もないのです。

求人サイトで常に掲載されているIT企業は、注意深く調べる必要があるでしょう。

特徴④福利厚生・スキルアップ制度が整っていない

福利厚生が整っていない・スキルアップが整っていない会社は、働くモチベーションが低下するので避けるべきです。また、企業側に資金が潤沢にあるのかも疑問です。

たとえば、資格取得制度が導入されていれば知識の吸収にも前向きになれるでしょう。得た知識を現場で活かせれば、スキルも向上するので収益の増加も見込めます。

人材が育たなければ報酬が安い案件しか請け負えず、企業側もエンジニアに還元できない可能性があります。制度については、応募する際に確認しましょう。

特徴⑤待機期間中の給料が不当に低い

待機期間とは、SESエンジニアにおいて次の案件が決まっていない期間を指します。待機期間中の給料は企業によって異なり、100%支給の会社もあれば60%まで低下する場合などさまざまです。

ちなみに労働基準法では、使用者の責に帰すべき事由による休業の場合は、平均賃金の60%以上の賃金を支払うと定められています。

もしも60%以上を下回っているのであれば、法律に違反してるのでもってのほかです。誰でも多く給与をもらいたいので、待機期間中の給与についても確認しましょう。

特徴⑥誰でも出来るような単純作業しかさせてもらえない

単純作業のみの会社では、誰でもスキルを習得できません。技術が向上しないのはもちろん、あなたの市場価値が上がらないので注意しましょう。

なかには事務作業しかさせてもらえない企業もあるようです。

そのような企業に入ってしまい手遅れになる前に、面接でどのような開発・プロジェクトに携われるのか聞いてみましょう。

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入ってはいけない理由はスキルアップできないから

入ってはいけない理由はスキルアップできないから

入ってはいけないIT企業の特徴について解説しましたが、なぜ入ってはいけないのでしょうか?それは「スキルアップできない」の一言に尽きます。

入ってはいけないIT企業の特徴6つでも触れましたが、スキルアップができない環境はエンジニアがもっとも避けるべき状況です。

スキルアップできない→給料も増えない→転職を決断→スキルがないのでまたブラック企業へ、このような悪循環が始まってしまう可能性があります。IT企業で働くのに必要なキーワードは「成長」です。

入ってはいけないIT企業の根本となる理由はスキルアップできない、つまり成長できないことにほかなりません。

本当に入ってはいけないIT企業なのか?【SIer編】

本当に入ってはいけないIT企業なのか?【SIer編】

SIer(システムインテグレーター)企業は、入ってはいけないIT企業のひとつとしてインターネット上でつねに囁かれていました。働き方改革が進んだ現在でも、状況は変わっていないのでしょうか?

もちろんSIerの中にも優良企業はたくさん存在します。問題となるのはSIerの働き方が、客先常駐をメインとしていたことです。入ってはいけないIT企業と噂される原因は、SIer自体がブラックではなく常駐先がブラックだったことに起因します。

SIerで入ってはいけない企業と判断するには、SIerの種類と多重下請け構造のどの位置に属するかがポイントです。SIerでは種類とポジションの違いによって、働く人間の満足度も変わることがわかっています。

SIerで入ってはいけないIT企業を避けるには、しっかりとした企業研究が必要です。

本当に入ってはいけないIT企業なのか?【SES企業編】

本当に入ってはいけないIT企業なのか?【SES企業編】

次にSIerと同じく入ってはいけないとされる、SES企業(システムエンジニアリングサービス)について検証していきましょう。

SESとは準委託契約のことで、この労働形態でエンジニアを派遣する企業をSES企業と称します。クライアント側の指示に従う必要はなく、成果物に対しての責任もありません。

純粋に労働力の提供のみを目的としています。安い労働力を欲するのは、下請け下層の企業である場合も多いです。目的のない単純作業に追われる状況がブラックと印象付けられる理由となっています。

派遣先で下流工程ばかりに関わっていると、成長の機会が少なくスキルアップもできません。実績を積むのには最適ですが、成長機会が少ない点で経験のあるエンジニアはSES企業を避ける傾向です。

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入ってはいけないIT企業を回避するために確認すべきポイント4選

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入ってはいけないIT企業の特徴がわかっても100%回避できるわけではありません。少しでも確率を上げるために、確認すべきポイントについて解説します。ポイントの内容は以下のとおりです。

入ってはいけないIT企業を回避するために確認すべきポイント

事前の情報収集が大切です。それでは順に解説していきましょう。

ポイント①社員の口コミ

入ってはいけないIT企業を判断するのにもっとも有効なのが、実際に働いていた社員の口コミです。

口コミを調べる方法で代表的なのがインターネットサイトのOpenWorkで、口コミがわかるだけでなく会社評価スコアを視覚的に表示してくれます。

ユーザー登録しなくても一部のコメントは確認できるうえ、残業時間や有休消化率も確認できるのでおすすめです。SNSを使った検索でも情報を得ることが可能です。

元社員による具体的な口コミは出にくいですが、企業に関わるさまざまな情報が取得できます。自分の近い位置に企業の関係者がいるなら、直接聞いてみるのも良いでしょう。リアルな内情が聞けるかもしれません。

ポイント②離職率

入ってはいけないIT企業は求人サイトをつねに利用していることから、社員の定着性が疑われます。よって離職率に注目することも、入ってはいけないIT企業を回避するためのポイントです。

離職率が低いということは、その会社で長く働きたいと考える人が多いことを意味します。すべての産業における入社して3年後の平均離職率は約30%です。この値を上回るようならかなり危険と言えるでしょう。

離職率の数値を公開しているのは一部企業のみですので、知りたい場合は面談時に聞いてみるしかありません。もし返答を渋るようなら、もう少し検討するほうが賢明です。

ポイント③有給取得率

法律で認められた有給休暇を取得できない雰囲気を持つ会社は、入ってはいけないIT企業と言えるでしょう。

具体的な数値で示すと、有給取得率が20%以下の企業は避けるべきです。逆に有給取得率が60%を超える企業は、社員の要望に対しても柔軟に対処してくれる環境だと言えます。

年次有給休暇の時季指定義務が制定されてからは有給取得率も上がっているでしょうが、入ってはいけないIT企業を回避するためのポイントとしてまだまだ有効な数値です。

ポイント④平均年収

平均年収があまりにも低い企業は要注意です。ITエンジニアの平均年収は350~400万円が相場ですが、200万円台の会社もあります。

また、月収に惹かれて転職先を選ぶのもおすすめできません。ボーナスが支給されない・残業代が発生されないなどのケースがあり、結果的に年収が低い可能性も考えられます。

激務なのに給料が低ければ、どれだけ優秀なエンジニアでもモチベーションは低下するでしょう。応募先企業の平均年収はチェックしておきましょう。

情報収集には転職エージェントの利用が最適

情報収集には転職エージェントの利用が最適

入ってはいけないIT企業を回避するために確認すべきポイントを紹介しましたが、その情報を得るにはそれなりの手間が生じます。そこで利用したいのが求人紹介をしてくれる転職エージェントです。

こちらが希望すれば、目的とする企業の離職率や有給取得率も教えてくれるでしょう。また転職エージェントでは保有している求人情報以外にも、最新の業界動向や技術トレンドを把握しています。

それらの情報を総合して求人提案をしてくれるため、希望条件さえしっかり共有できていればブラック企業に当たる確率もかなり減少するでしょう。

IT業界のホワイト企業一覧

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IT業界でホワイト企業をいくつかピックアップして紹介します。

事業内容や従業員数を掲載するので、気になる方はチェックしてください。

Google

会社名 

グーグル合同会社
従業員数 1,000名
住所 東京都渋谷区渋谷3-21-3渋谷ストリーム
事業内容 検索エンジン、オンライン広告、ソフトウェア、ハードウェア等 IT 関連のプラットフォームやサービスの提供

IT業界を志望する人でGoogleを知らない人はいないでしょう。ホワイト企業ランキングでも1位に輝いた実績があります。

年収1,000万円超えも夢ではなく、給与・福利厚生・成長できる環境など、どれも申し分ありません。

株式会社NTTドコモ

会社名 

株式会社NTTドコモ
従業員数 グループ全体 46,506名
住所 東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー
事業内容 モバイル通信事業、スマートライフ事業、その他の事業

ドコモは携帯のイメージが強いですが、医療や金融の分野でもモバイルと掛け合わせて事業を発展させています。5Gの開発やそれを活かしたサービスなど、新しい価値を提供しています。

キャリア採用の年収は非公開となっており、新卒の初任給は学歴やグレードによっても異なりますが、232,000~336,940円と高いことがわかります。

西日本電信電話株式会社

会社名 

西日本電信電話株式会社
従業員数 1,500名
住所 大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82
事業内容 通信ネットワークインフラの構築・保守、社会課題の解決、新しい文化の創造

NTT西日本グループの会社で、インフラエンジニアやAIエンジニア、データサイエンティストなど募集職種は多岐にわたります。

一つの職種でも、さまざまなポジションで募集されているので、気になる方は公式サイトをチェックしましょう。

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社

会社名 

エヌ・ティ・ティ・コムウェア株式会社
従業員数 5,540名
住所 東京都港区港南1-9-1 NTT品川TWINSアネックスビル
事業内容 営業・コンサルティングからシステム開発、企画、保守運用、研究開発など

NTTグループの企業の一つで、日本の社会インフラを支えています。テレワークやフレックスタイム制が導入されており、働きやすさが魅力の一つ。

想定年収は年収580万~830万ほどで、福利厚生も充実しています。

東日本電信電話株式会社

会社名 

東日本電信電話株式会社
従業員数 5,085名
住所 東京都新宿区西新宿3-19-2
事業内容 東日本地域における地域電気通信業務、目的達成業務、活用業務

これまでに、さまざまな通信サービスの根幹に携わってきたNTT東日本グループの一つ。募集職種はDX推進・インフラエンジニア・セキュリティエンジニア・ITコンサルタントなどがあります。

研修制度や自己啓発支援制度など、自身をレベルアップできる環境が用意されています。

SIerホワイトランキング上位の企業を紹介

SIerホワイトランキング上位の企業を紹介

最後にSIerホワイトランキング上位の企業を紹介していきます。ランキングの基準は厚生労働省の『くるみん』『えるぼし』や、経済産業省の『健康経営優良法人認定制度』をはじめとする認定マークの多さです。

ただしSIer企業の満足度は、業界の種類や立ち位置によってかなりの違いがあります。紹介する企業はあくまで一例であって、すべての人に当てはまるわけでないことにご注意ください。

株式会社野村総合研究所(NRI)【平均年収は最高クラス】

野村ホールディングス傘下の企業で、金融・流通に関するシステム開発や運用を主な業務とします。平均年収が1,235万とSIer企業でトップクラス、収入面から見れば不安の少ないホワイト企業です。

離職率も7.2%とかなり低めで、社員の満足度がうかがえます。各種スキルの研修制度もあり成長も望める環境です。残業時間をチェックするシステムも存在しているので、過剰な労働も見られません。

ある程度昇給すると年収の高さが災いして、キャリアアップを目的とした転職がしにくい傾向もあります。

株式会社さくらケーシーエス【月の残業時間が少なめ】

三井住友フィナンシャルグループでシステム開発を担う企業です。月における残業時間の少なさでトップに立つSIerとなります。

さくらケーシーエスの平均残業は月19.7時間SIerの平均残業は月32.7時間というデータがありますので、かなり少ないことがわかります。日本全体の平均残業時間である24.9時間と比較しても少ないです。

残業時間が少なければホワイトというわけではありませんが、少なくともワークバランスの取りやすい企業であることはうかがい知れます。

株式会社エヌ・ティ・ティ・データ(NTTデータ)【有給取得率トップ】

通信業界最大手のNTTグループに所属するSIerとなります。取引先は官公庁や大手金融関連企業で、ブランド力を活かして大規模案件を受注する企業です。

有給取得率が82.6%とかなり高く、上場しているSIerの中ではトップの数値となります。研修制度が充実しており、若い世代でも700万円代の高年収が狙える企業です。

有給取得率からもわかるとおり、過重労働には厳しい風潮が見えます。先進企業らしくテレワーク環境が整っており、自由な働き方が可能です。

BIPROGY株式会社(日本ユニシス株式会社)【勤続年数が長い】

BIPROGY株式会社(旧日本ユニシス株式会社)は大日本印刷のグループ企業で、金融・流通・航空といった多方面のシステム開発を請け負う会社です。

勤続年数の長さでランキング入りしていて、平均の勤続年数は21年、離職率は2.7%という数値になっています。

定着性の理由として福利厚生の充実度や、残業時間削減・有給取得への取り組みが挙げられるでしょう。環境面が良いうえに、長期のキャリアプランが築ける制度も評価されています。

IT業界への転職に強い

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入ってはいけないIT企業について完全解説!【まとめ】

入ってはいけないIT企業について完全解説!【まとめ】

労働条件がかなり改善されていると言っても、入ってはいけないIT企業に対して注意することは大切です。入ってはいけないIT企業に多い3つの特徴を把握して、回避するためのポイント3つを押さえておきます

情報収集のために転職エージェントを利用して、ブラックと言われる企業をさらに除外していく行動が必要です。

エンジニアがもっとも恐れる悪循環を防ぐためにも、入ってはいけないIT企業に関する知識を深めておきましょう。

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