今年就活する学生のために業界別に平均給与を紹介していきます。まずは業界別の平均給与ベスト10を紹介します。次にエンジニア志望の学生が一番入りたいであろうIT・通信関連業界の平均給与を紹介していきます。
業種別平均給与ベスト10
10位 重電(748万円)
重電業界は家庭で使用するような電気製品ではなく、発電施設や工場、ビルなどで使用される電気設備を扱っている業界です。企業例として、日立製作所・東芝・三菱電機などがあります。
9位 清涼飲料水(767万円)
清涼飲料水はアルコール分を含まず、味や香りがある飲料水のことで、清涼飲料水業界はそれらの飲み物を開発し、取り扱っている業界です。企業例として、サントリーHD・伊藤園などがあります。
8位 証券(780万円)
証券業界は株や債権などの金融商品を取り扱う業界です。企業例として、野村ホールディングス・三菱UFJ証券HDなどがあります。
7位 高速道路(783万円)
高速道路業界は高速道路の管理・運営を行う業界です。企業例として、首都高速道路・阪神高速道路などがあります。
6位 石油(810万円)
石油業界はその名の通り、燃料として使われている石油を取り扱う業界です。企業例として、出光興産・コスモ石油などがあります。
5位 損害保険(903万円)
損害保険業界は自然災害や自動車事故などの偶然の事故により生じた損害を補償するための保険商品を取り扱う業界です。企業例として、東京海上HD・NKSJホールディングスなどがあります。
3位 ビール(913万円)
皆さん大好きビールを扱う業界です。企業例として、アサヒグループHD・サッポロHDなどがあります。ちなみにビール業界の平均去9年間ほぼ毎年平均給与が上昇しています。
3位 携帯電話(913万円)
携帯電話業界は携帯電話を扱うために必要な端末・基地局を製造するメーカーや携帯電話の販売を行う販売代理店で構成されています。企業例として、NTTドコモ・ソフトバンクなどがあります。
2位 テレビ・放送(994万円)
テレビ放送を行う業界です。企業例として、日本テレビHD・テレビアサヒHDなどがあります。
1位総合商社(1286万円)
総合商社は輸出入貿易また国内での物資の販売を主な業務としている業界です。企業例として、三菱商事・丸紅などがあります。
IT・通信関連の平均給与
次に、IT・通信関連業界の平均給与を紹介していきます。ちなみに先ほどのランキングは50位まであるので、50位までに入っている業界があれば、その順位も紹介しています。
携帯電話(913万円 3位)
先ほど紹介しました。IT・通信関連業界の中ではずば抜けて高いですね。理由としては、市場規模が大きいこととそもそも企業数が少ないというところにあると思います。
情報処理サービス(592万円 50位)
システムインテグレーション事業などを行う業界です。システムインテグレーションは企業のソフトウェアやシステムの企画から設計・開発・運用を行うことを言います。企業例として、NTTデータ・大塚商会などがあります。
携帯コンテンツ(539万円)
携帯コンテンツはその名の通り、携帯のコンテンツを開発・運営する業界です。企業例として、モバゲーを展開するディー・エヌ・エー、Gleeを運営するグリーなどがあります。
ネットメディア(523万円)
ネットメディア業界はネットを使ったサービス(ECやスマフォゲームなど)全てを取り扱う業界です。企業例として、楽天・ヤフーなどがあります。
以上で、IT・通信関連業界は終わりです。結構給料低いなと思う方もいるかもしれませんが、企業ごとに見れば平均年収が800万を超える企業もあります。しかし、IT業界は今非常に熱い業界で、どんどん企業が生まれている業界でもあるため、平均するとどうしても給与は伸びないのです。
しかし、IT業界はこれからどんどん市場規模が伸びていく業界だと考えられているので、これから平均給与はどんどん上昇していくと思います。
まとめ
この記事では就活の企業選びの気になるポイントである平均給与について紹介してきました。しかし、企業選びの際に平均給与だけで決めてしまうのはあまりよくありません。そのへんの理由やではどういったポイントに着目すればいいのかといった部分に関してエンジニア就活のコラムが参考になるので参考にしてみてください。